このブログの2年目は、ウィンブルドンからスタートです!
添田くんは予選からのスタートとなり、予選枠16の座をかけて、今日から木曜日まで3試合に臨みます。
予選出場選手128人が8人ずつ16のグループに分けられ、上から16人がトップシード、その次の16人が第2シードとして、それぞれのグループに振り分けられます。
ギリギリ16番目でグループのトップシードを確保することができました!
トップシードに入ることで、予選決勝までの2試合、少なくとも150位位までの選手とは対戦がありません。
グランドスラム予選を勝ち抜くのは、本戦で1回勝つよりも難しいと言われており、どの選手と当たっても厳しい戦いになるだろうし、その中でシードなどほとんど関係ないとも言えますが、それでも、シードが付くと付かないとは大違いです。
添田くんが入ったグループのドローを紹介します。
Go Soeda JPN (16)
Lester Cook USA
Marton Fucsovics HUN
Jonathan Eysseric FRA
John Millman AUS
Fritz Wolmarans RSA
Guillermo Alcaide ESP
Lukas Lacko SVK (20)
1回戦はLester Cook(301位/アメリカ)と対戦になりました。
キャリアハイは2010年10月の191位ですが、今年はこれまでアメリカの大会に月2回ペースしか出場しておらず、今季200位以上の選手に一度も勝利していません。自信をもって臨みたいところです!
2009年10月のソウルチャレンジャーで対戦があり、その時はクックがフルセットで勝利していますが、この時と今の添田くんはレベル的にもはや別人だと思うので、全く参考にしません(笑)
順調に勝ち進めば、2回戦はその下2人のうちの勝者、予選決勝は下4人のうちの勝者となります。
試合は、今日現地時間11:00(日本時間19:00)スタートの第1試合に入りました。
ライブスコアは、大会公式サイトのメニュー欄「SCORES」をマウスを置くと、いくつかの項目がプルダウンで出てくるので、一番上にある「MATCHES IN PROGRESS」を選択すると、進行中の試合一覧が出てきます。そこから選択することができるはずです。
試合が始まらないと見られない画面なので、確実ではありませんが、例年通りで行くとそんな感じです。
「SCORES」→「SCHEDULE OF PLAY」で男子予選全体のスケジュールが見られ、ドローの右側に進行状況が出ます。
添田くんはコート15なので下の方です。
ウィンブルドン予選には伊藤竜馬選手(予選第5シード)、杉田祐一選手も出場しています。
ところで、予選はローハンプトンにある「Bank of England Sports Centre」で行われます。
よく映像で見る本戦は「All-England Lawn Tennis and Croquet Club」で、会場が異なり、つまり、予選敗者は本戦会場に入ることさえ許されないのです。
(詳しくは去年、予選会場について書いた記事をご覧ください)
去年このことを初めて知り、相当衝撃を受けたのですが、去年はラッキールーザーとはいえ、本戦の切符を見事に勝ち取り、試合後の記者会見で「どこのコートでもいいから、とにかく本戦でプレーがしたかった」と語っています。
去年初めて本戦の会場でプレイし、あらゆる面でこれまでの予選とは全く違うことを目に焼き付けたはず。
「絶対に予選を勝ち上がる」のではなく、「自分の戦うフィールドは、ここではなく本戦である」 そんな大きな気持ちで臨んで欲しいと思います。
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