ベルガモCH2回戦 ファイナルタイブレークで敗退(試合フル動画付き)

昨晩ベルガモチャレンジャーの2回戦が行われ、

vs Alexander KUDRYAVTSEV 6-4 2-6 6-7(2)

惜しくもファイナルタイブレークで敗退。
仲良しのセッピと準決勝で対戦するのを楽しみにしていましたが、それは叶いませんでした。

今回も試合のフル動画があるので、2時間4分、たっぷりどうぞ・・・。

Watch live streaming video from etennistv3 at livestream.com


KUDRYAVTSEVはサーブ、特にアドサイドからのサーブが強烈で、その調子が徐々に上がっていく中で返すのが精一杯、なかなかチャンスがありませんでした。(3セットそれぞれ1stの確率は70%台)
それでもセカンドサーブになった時とデュースサイドからのサーブにはまだ付け入る余地もあり、実際幾度となくデュースや2ポイントまでは取れていました。
そして、バックの深いところに打つと大抵ミスをしていたので、そこはしっかり付けていましたが、相手が左右に深く打ち始めるなかなか厳しい場面もありました。

しょっぱなでブレイクを許し、ファイナルセット0-3になった時には先週ヨハネスブルグ2回戦でのファイナルベーグル負けが頭をかすめましたが、1-3からブレイクバックに成功して3-3とタイに戻し、タイブレまで行ったのは見事だったと思います。
だからこそその次のゲームでのブレイクポイントを生かせなかったのはホントに悔やまれます。そこは相手のバック深くに攻めに行った結果のアウトで、仕方ない部分もあるかもしれません。

サーブがいい選手が相手だと本当にチャンスが少ない。そういう相手と対戦する時は、数少ないチャンスを確実に生かせないと勝つのは難しいということを痛感させられました。。


あと、ひとつ気になったのは、1stサーブの入り方です。数字だけで見ると第1セット69%、第2セット56%、ファイナルセット58%とよく、エースも10本(3セットになったこともあるでしょうが)とこれまで見たことのない多さでそれ自体はいいことなんですが、ファイナルセットは途中まで70%台だったのが後半以降は入っているという印象が全くなくなり、均してみての数字が58%だということです。
極端な例ですが、同じ確率50%であっても1つのゲームが全部エースでも、次のゲームで全部ダフォれば意味がないし、第2セット2-5からのサーブでは15-30から2本続けてダフォってセットを失うという局面がありました。
そして、タイブレークでは1ポイント1ポイントがますます重要になってくる(最後のタイブレで打ったサーブ4ポイントのうち、1stが入ったのは2本のみでした)。

言うは易しであることは分かっていますが、そういう「ゲーム単位」でのサーブの質を高めることも大事なのではないか、と感じました。


・・・と、あれやこれやと書いてしまいましたが、先週今週とライブストリーミングで試合が見られたので、去年のジャパンオープン以来知るよしもなかった「最近どんなテニスをしているのか」ということが少し分かったし、とても嬉しい2週間でした。


次の大会は来週のツアー250大会マルセイユに本戦Alt 18でエントリーがあります。
予選は明日土曜日からになりますが、この大会を含めると今遠征6大会目となり、相当疲れも溜まっていると思われ、出場するかどうかはなんとも予想がつきません。。

いずれにしてもこの大会がデ杯前最後の大会になると思われ、そういう意味でも最後の力を振り絞って出場して欲しいというのは個人的に思うところです。

予選ドローは現地金曜日夜に発表されるので、明日朝には出るかどうかが分かります。


今晩ベルガモCH 2回戦(公式ライブストリーミングあり)

今晩、ベルガモチャレンジャーの2回戦が行なわれます。

相手はAlexander KUDRYAVTSEV(154位/ロシア)です。


ふたりは去年の秋に2度対戦していますが、1回目は4ゲーム終えたところで相手がリタイア(9月バンコクCH・・原因は確か腹痛)、2回目はウイルス性腸炎にかかった添田くんが全く力を出せず0-6 2-6(10月ソウルCH)・・・と全く参考になりません(笑)
勝って欲しいというのはもちろんですが、ふたりとも通常の健康状態の中でのいい試合を期待したいです。

試合はNot Before14:30からとなり、日本時間では22:30からです。
(前試合の進行に関わらず14:30以前に始まることはなく、前試合が長引いてその時間よりも遅くなった場合は、通常通りその終了後スタートします)

今日も公式ライブストリーミングがあるので、生観戦にはもってこいの時間帯になりました!


・・・ということで、貼り付けてみます。
試合開始の現地10:30からこの画面で延々センターコートが映し出されるので、前試合の進行状況も確認できます。
(ちなみにブログのサイズに合わせて画面を少し小さく設定してあるので、観戦の際は、画面の黒部分をクリックして、オリジナルサイズを表示させることをお奨めします)

Watch live streaming video from etennistv3 at livestream.com



>>本日のオーダーオブプレイ

>>公式ライブスコア

>>ドロー

>>大会公式サイト


嬉しい嬉しい1回戦突破!(試合フル動画付き)

ベルガモチャレンジャー1回戦が日本時間昨晩行われました。

vs Matteo VIOLA 6-4 6-3 で2回戦進出です!


ランキングだけで判断すると順当な勝ちではあるのですが、ダビデとのコーチ契約終了後初めての試合。
その影響が分かりかねるところもあったので少し心配もありましたが、内容もよく、嬉しい勝利になりました!


【第1セット】
1-2からのサービスゲームで相手にブレイクポイントを握られるもキープに成功。序盤は相手のサーブがよくなかなかチャンスはありませんでしたが、徐々に相手のサーブに慣れてきて、3-3からのリターンゲームでブレイク!
このセットは積極的にネットに出て動きもよく、ミスを恐れずよく攻めていました。


【第2セット】
第1ゲームで3ブレイクポイントからブレイクに成功し、そのまま2-0。2-1からのサーブで2ブレイクポイントを握られるものの、危なげなくキープ。5-3からのリターンゲームで2マッチポイント。相手のダブルフォルトによりゲームセットです!
華麗なパッシングショットを決めたり、相手に差し込まれて厳しい体勢から打ったバックハンドロブがストレートの奥いっぱいに決まったり(これには観客席からどよめきが起こっていました^^ )、これがアウトにならずに入るのはテニスの調子がいい証拠です。


試合を通じて一番よかったのはサーブです。1stサーブが第1セット55%、第2セット52%と、このところでは見たことのない確率のよさで、ピンチからのエースも何度かありました(今試合エース7本)。
このところずっとサーブがお世辞にも攻撃の基点と言えるものではなく、2ndサーブからのスタートが基本みたいな感じになっていましたが、これが入ることでプレイ自体思い切りできる。

1回戦はそんな見ていて安心感のある試合でした。


今大会はセンターコートのみライブストリーミングがありますが、終了後、アーカーブで1試合まるまるアップされていました。1時間31分、入場から退場までたっぷりお楽しみください(笑)

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今回の一件は添田くんにとってひとつの転機にあたると思いますが、選手活動を行う中で誰にもそういう分岐点は何度も訪れるだろうし、そのこと自体は避けられないものです。
大事なのは、それをどうプラスに捉えて前進していくか。今日の試合を見た感じ「乗り越えられたのかな」と感じました。
なので、このブログでもこのことについて書くのは最後にしようと思います。


2回戦は、Alexander KUDRYAVTSEV(154位/ロシア)と先週のカザンチャレンジャーで優勝したMarius COPIL(205位/ルーマニア)の勝者との対戦になり、木曜日に入ると思われます。


>>大会公式サイト

>>ドロー


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