北京CHは準優勝/前へ!

更新遅くなりましたが、北京チャレンジャー決勝、

vs ルー・イェンスン(69位/台湾) 2-6 4-6


準優勝という結果に終わりました。

中国は男子に有力選手がいないということも関係しているのでしょうか、会場の雰囲気は圧倒的にルーのホームといった感じでその意味では昨日の比ではなく、逆に添田くんにはごく一部、ブーイングの声さえ上がっていたし。。

相手のルーはストロークに抜群の安定感と、ボールの速さ、そしてラリーの中で自分から仕掛けていくアグレッシブさを兼ね備えた素晴らしいテニスで、今週映像で観られたほかの選手とは全然レベルが違っていました。
ハードコートでツアーレベルの選手との対戦を映像で観られたこと自体かなり久しぶりのような気がしますが、個人的には完敗という印象が残りました。


一方で、先だっての不調期を迎える前からツアーであと一歩ながら勝てない時期が続いていたので、ハードコートでのトーナメントとしては今週の勝利は約5ヶ月振りの勝ち星となりました。

雨の影響で試合が全くできず、木曜日の2試合に始まり準々決勝準決勝とタフな試合をいずれも逆転で勝つことができたし、本人ブログにも書かれていますが、天候も相当の暑さだったようです。そういう意味では、意味ある4勝だったのかなと思います。


これで明日付けのランキングは109位となることが決まりました。
このポジションは全米オープンダイレクトインできるかどうか非常に微妙な位置だと思います。
おそらく難しいとは思われる一方、今の時点ではダメとも言い切れない・・・いずれにしてもそれはすぐには分かるものではないので、ファンとしても気持ちを切り替えて、前へ前へと進みたいと思います!

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来週からはヨーロッパのチャレンジャーでの連戦となります。

・7月15日週 レカナーティ/イタリア 第1シード
・7月22日週 ギマランイス/ポルトガル 上から4番目のランキングでエントリー
・7月29日週 セゴビア/スペイン 上から2番目のランキングでエントリー


例年この時期は北米遠征なので、夏にヨーロッパを回るというのは添田くんにとって初めての試み。

レカナーティのドローはすでに発表されていますが、今日まで(というか現在もはや月曜日の朝ですが、、)アジアで試合をしていたこともあり、日程は多少考慮されると思うので、試合は早くても火曜日。


今日は一旦ここまでにして、ドローなどは次の記事にしたいと思います。


相手のSFMをひっくり返して逆転勝利!明日はルーと決勝!!!

北京チャレンジャー準決勝が本日行われました。

vs Ze Zhang(175位) 6-7(5) 6-4 7-5

非常にしびれる展開での見事な逆転勝利で明日の決勝進出を決めました!


今週帯同している増田健太郎コーチのブログによると、今日の北京はかなり暑かったのに加えて、木曜日2試合に始まり昨日はフルセットだったこともあり、疲労も溜まってきているようですね。


第1セットは最初のサービスゲームをブレイクされるもののすぐ取り返しそのままタイブレへ。双方ミニブレイクなしで迎えた相手のセットポイント*5-6 でこれを決めればポイントというチャンスボレーが狙いすぎでわずかにアウトしてしまい、6-7(5)。
パワーでは相手が勝るものの、全体として劣勢という訳ではなかったように思います。

第2セットは最初のゲームをブレイクしてそのままリードを保って6-4。セット中盤3度のブレイクポイントがありましたが、しっかりしのぎました。

ファイナルセットは双方ブレイクなしで迎えた3-4からのサービスゲームでブレイクを許し、相手のサービングフォーザマッチへ。絶体絶命の局面となりましたが、ここで相手選手が勝ちを意識し始め急にミスが続き3ブレイクポイント。ここでまさかのダブルフォルトでブレイクバックに成功。次のリターンゲームでもブレイクに成功し、7-5で辛くも逆転勝利を収めました。


相手選手はサーブが非常によく、ショットがすごくパワフルな選手でした。
加えて、相手にとってはホームの声援がかなりの力になっていたようで、それが思い切ったプレイを引き出していたように見えました。それに加えて、実績では圧倒的に上回る添田くんを相手に、負けてもともとのやけくそのプレイもあったのではないかと思います。
リターンゲームでは比較的ポイントを先行できていたと思うんですが、そこからあっさりとサーブでキープされたり、こちらがセカンドサーブになったらリターンエースを取られまくったり・・・とすごく手ごわい相手でした。

という中で相手のミスやダブルフォルトに助けられた部分もあるし、数少ないチャンスを冷静なプレイで活かす粘り強さが光った試合で、こういう中で勝つことができるのは本当に心強いですね。


という訳で、明日はいよいよ決勝戦。
相手は第1シードのルー(69位)との対戦です。

ATPでの試合だけでこれで12試合目となり、おそらく最も多く対戦した選手のひとりではないかと思います。
直近での対戦は去年のシンガポールチャレンジャー決勝。ルーがストレートで勝利しています。

これまでの両者の対戦スコアを見ると、添田くんが勝った試合はいずれも接戦で、ルーが勝った試合はいずれもストレートで決まっています。
添田くんは今日昨日と続けてフルセットの接戦を強いられており、ルーは今日の準決勝を圧倒的なスコアで勝っており、条件面でも相手が有利と言わざるを得ません。

でも、ここまで来たら全力を出し切って優勝するしかないです!!!!!


先日の記事でチラっと書いたのですが、今年最後のグランドスラムである全米オープンの本戦エントリーは明後日月曜付けのランキングが採用されます。
添田くんは今日の勝利で明後日のランキングは最低109位になることは決まりました。

しかし、このポジションではおそらく本戦カットオフボーダーラインの下となり、予選からの出場になる可能性が高いと言わざるを得ません。優勝できればランキングは98位~100位となり(今週まだ勝ち残っている周辺選手の結果次第で変動あり)、本戦ダイレクトインは確実となります。

全米のこともありますが、去年のアトランタベスト4の90ポイント失効を再来週に控えていることを考えると、少しでも多くポイントを得てランキング低下を防ぎたいというのもあります。


試合は現地時間Not Before16時(日本時間17時以降)となり、もちろんライブストリーミング配信ありです。
連休中日の夕方という微妙な時間帯ではありますが、明日勝てるように日本から応援&念を送りましょう!


>>シングルス本戦ドロー

>>7月14日のオーダーオブプレイ


逆転で日本人対決に勝利!明日準決勝

北京チャレンジャー準々決勝、守屋選手との日本人対決は 3-6 6-4 6-1 で逆転で勝利して準決勝に進出です!

今日はライブストリーミングがなく、ライブスコア観戦だったのですが、もーのすごく突っ込みどころ満載でした。
色々と書きたいことはあるのですが、今日は午後、仕事で1時間半ぐらい炎天下の下にいて、いっきに体力を消耗してしまい、帰宅して疲れがどっと出てしまいました。。

明日の準決勝観戦に備えて今日はもう寝ようと思うので、さくさくっと明日の対戦相手とスケジュールだけにとどめておきます。

対戦相手は大会第3シード、地元中国のZe Zhang(175位)になりました。

名前に見覚えがあるなと思って調べたら、添田くんとは2009年のデ杯中国戦で一度対戦したことがあり、その試合は私がまさに添田くんのファンになったその時の対戦相手でした。
当時、パワフルでありながらもテニスの質にはムラがあるなという印象を受けましたが、それから4年、ランキングも上昇させています。

去年は地元北京オープンでガスケをフルセットで破る大金星を挙げ、今年も5月の釜山チャレンジャーでラッコをストレートで破るなどアップセットを演じてはいますが、一方で500位台の選手にあっさり敗れたり・・・と、ムラもある選手のようです。
相手にとっては今大会はホームになるので、そのあたりがどう影響するかは分かりませんが、とにかく冷静に自分のテニスを出してきて欲しいと思います。

試合は明日の現地時間午前11:00(日本時間正午)スタートの第2試合目に入っています。

かたや、トップハーフの方は、1回戦で伊藤選手をストレートで破った近藤選手がその勢いに乗ってここまで勝ち残ってきました。対戦相手は第1シードのルーなので、厳しい戦いになると思いますが、日本人による頂上決戦が実現すればいいなと思います!
いずれもライブストリーミング配信があります。

どうも頭がポワンとしてしまい、文章が妙かもしれませんが、すみません。。

>>シングルス本戦ドロー

>>7月13日のオーダーオブプレイ


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