【超速報】バンコクCHは惜しくも準優勝

バンコクCHの決勝、先ほど終わりました。

惜しくも準優勝という結果に終わりました。


結果は残念でしたが、ツイートの通り、久しぶりかつ全豪前という大事な大会でしっかり試合数をこなせたこと、決勝でユーズニーという本来ツアー本戦で当たるような選手と対戦できたことは大きな収穫になったはずです。

全豪予選は1月12日(火)の夜にドローが発表され、翌日13日(水)からスタートします。
今日にはすぐ現地入りすると思われますが、そこまで充分時間もあります。

今大会の勝ち上がりにより、全豪予選のドローで採用される明日付けのランキングは118位に。
このポジションであれば128ドローのうちの上位16選手には確実に入ることができ、山の第1シードとして戦うことができます。そのすぐ下にいる杉田選手、伊藤選手も同じく第1シードグループになると思われるので、彼らと予選で対戦する心配はなくなります。

色々な意味で、今週は大きな意味を持つものになりました。


【超速報】バンコクCH、決勝進出!!!!!

ということで、今シーズン最初の大会となるバンコクチャレンジャー、幸先よく見事決勝進出を決めています。


ここまでの試合を振り返り

1回戦 vs David Guez(168位/フランス)26 64 61
2回戦 vs Franko Skugor(182位/クロアチア)62 64
準々決勝 vs Kimmer Coppejans(130位/ベルギー)63 26 61
準決勝 vs Konstantin Kravchuk(139位/ロシア)76(4) 61



来週が全豪予選になるので、予選圏内の選手たちがこの大会にも集結。楽なドローはひとつもない中、しっかりここまで勝ち上がってきました。

オフシーズンで改良中という情報が入ってきていたサーブですが、映像を見る印象では以前よりも重さが加わり、肝心な確率が上がっています。ファーストサーブの確率は1回戦が試合平均66%、2回戦64%、準々決勝59%、そして今日は62%と以前と比べて少なくとも5%以上は上がっているのではないでしょうか。
ファーストサーブで形を作ってラリーを優位に進めるためには確率が不可欠なんです。長年これに悩まされている選手として、これは本当に心強い。

シーズン最初で課題を遂行しようという意識も強いのでしょうが、ストロークも非常にアグレッシブで相変わらずの緻密さと合わさって本当に強い。時にはやや消極的になったり、相手のペースにはまったりという局面もありますが、試合の中でしっかり立て直すことができています。

今日の試合は第1セットでリードしていたもののサービングフォーザセットを落としてイヤな流れになりかけましたがセットは取り切り、相手のプレイが雑になってきたのを見逃さずに一気に突き放すことができました!


明日の決勝はユーズニーと対戦!

明日の決勝はミハイル・ユーズニー(127位/ロシア)です。

忘れもしない、添田くんにとって初めてのグランドスラム本戦ダイレクトインを果たした2011年のローランギャロス1回戦で対戦した選手。
チャレンジャーで対戦することになったのも驚きですが、それよりもなぜこんなランキングに?と思ってしまいました。
去年の戦歴を見てみると、シモンやトロイツキをストレートで下した試合もありますが、全体的に見て初戦敗退や2回戦敗退が多く、ポイントを重ねることができていません。
シーズン最初は47位だったランキングも徐々に下がり、前年のポイントを守ることができずに一時153位まで下がってしまっていました。
彼ももう33歳。添田くんにも言えることですが、ベテランになってくると安定していいパフォーマンスを続けるということは本当に難しいんだろうなぁと痛切に感じます。

いずれにしてもチャレンジャーで観るには本当にもったいない好カードとなりました!
強敵であることは言うまでもないですが、明日は勝っても負けても全豪予選前最後の試合となります。どうせなら勝って自信を持ってメルボルンに向かいたいところ!



明日の試合は、現地時間11:00(日本時間13:00)からのスタートです。

こちらから映像を見ることができますよ!
http://livestream.com/ATP/bangkokI2016centrecourt
>>シングルス本戦ドロー


新年初戦をしっかり勝利!

今日、バンコクチャレンジャーの1回戦が行われました。
David Guez(168位/フランス)と対戦し、2-6 6-4 6-1 の逆転勝利で今シーズンの大事な初戦を勝利で飾りました!



第1セットは2ブレイクダウンで一時0-5まで引き離されてしまい、そこからキープのブレイクで2ゲームを取ることができましたが、第2セットも最初のサービスゲームでブレイクを許し、なんともかなり微妙な雰囲気・・・。
ところが、次のゲームをブレイクバックして続いてキープして2-2と、この試合初めてのタイスコアに漕ぎつけます。
その後、3-3からのリターンゲームをブレイクに成功。サービングフォーザセットでブレイクバックのピンチを招きますが、しっかりしのいで第2セットはそのまま6-4で取ってフルセットへ。
ファイナルセットは最初のゲームでブレイクに成功し、次のゲームもブレイク。2ブレイクをしっかり守り勝利を収めました。


今日の試合は映像がないコートだったため、状況は分からないのですが、しばらく実戦から離れていたことによる硬さもあったのかもしれないですね。第1セットはせっかくひとつブレイクバックした次のゲームでキープができなかったりといまいち流れに乗れない感じがスコアにも表れていて、第2セット途中まではどうしたことか・・・と思っていたのですが、後半は本来のプレイを取り戻せたようなワンサイドゲームとなりました。


今大会はダブルス巧者とペアで出場

今大会はダブルスにもエントリーがあり、クロアチアのFranko Skugorという選手とペアを組んでいます。
去年はデビスカップにもダブルスで2度出場しており、ワールドグループプレイオフの対ブラジル戦ではドディグと組んでチームの勝利に貢献。2014年はツアーで準優勝もしています。現在のダブルスランキングは144位。
とはいえ、シングルスにも割と出場していて去年の安寧チャレンジャーではシングルスで優勝しています。(シングルスは180位)
どちらかというとダブルスの方が結果が出ているという感じの選手のようですが、その割には大会ごとに組む選手が全然違っていて、これまで組んできた選手達とはちょっとタイプが違う気がします。

いずれにしても、ダブルスに強い選手と組めることは刺激も多いと思うので、楽しんでプレーしてほしいと思います。

ダブルスの1回戦は明日火曜に組まれており、コート4の現地10時(日本時間12時)スタートの5試合目。
今大会はコート4とコート5にライブストリーミングが入るようですが、前の4試合は全てシングルスなので、この試合はコートが変更になると表記されています。
うまいこと4か5になってくれれば今年の初映像が見られるんですが・・・

>>明日のオーダーオブプレイ


シングルス2回戦は水曜か木曜/他の日本勢紹介

シングルス2回戦の相手はまだ決まっておらず、WU Di(237位/中国)とFranko Skugor(なんとですがw)との勝者と対戦となります。
この試合が明日組まれているため、添田くんの2回戦は木曜日になる可能性も否めませんね。


今大会、他の日本勢は第1シードに伊藤選手、第2シードに杉田選手、そして内山選手も本戦から出場しています。
今日シングルスがあった杉田選手はシングルスでフルセット勝利。伊藤選手はダブルスで勝利を収めており、3人揃って幸先のいいスタートを切っています(^^


>>シングルス本戦ドロー

>>ダブルスドロー


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