フルセットで敗退、錦織選手との対戦ならず(2012ニューポート1回戦)
2012年7月10日
先ほどニューポート1回戦が終わりました。
vs オリバー・ロクス(104位/ベルギー) 4-6 6-3 3-6
逆転勝利はならず、残念ながら錦織選手との対戦は叶いませんでした。
今日はファーストサーブが入った時のポイント獲得率が実に素晴らしく試合通じて95%をたたき出しました(37本中35ポイント)が、肝心のそのファーストサーブが入らない・・・。第1セット48%、第2セット47%。ここまでは日頃の確率を考えるとまぁこんなものかとも思いますが、第3セットはなんと32%・・・。そして、セカンドサーブになった時のポイント獲得率が非常に悪く、第1セット40%、第2セット47%、第3セット23%。
対して相手のセカンドサーブからの獲得率は試合通じて62%でした。相手はこの大会との相性も非常にいいようで、ストロークが非常に安定していたのかもしれないし、ラリーでなかなか主導権を取れなかったのかもしれません。
ということを考えても、これではせっかくファーストサーブがよくても全く意味がありません。
第2セットをいい形で取り返しましたが、ファイナルセットの最初のサービスゲームをストレートでブレイクされてしまいました。すぐさまブレイクバックをしてタイに戻しましたが、結局再度ブレイクを許してしまい、相手のサービングフォーザマッチで2度ブレイクポイントがありましたが、それを生かすことができず敗退となりました。
時々見られますが、突然ポイントが全く取れない/サーブが入らなくなる といったゲームを完全になくすのはものすごく難しいんだろうと思います。
でも、せっかくセットオールにしても、相手にしてみれば簡単にブレイクできたことで波に乗ってしまいます。せっかくの頑張りを自ら帳消しにしてしまうもので、こういうゲームをなんとか減らせるようにしていかなくては・・・。
久しぶりにモヤモヤが残る試合になってしまいましたが、長い遠征から帰国したつかの間の日本滞在中はゆっくり休む時間もほとんどなかったようで、長距離移動による疲れなどコンディション的に余りいいものではなかったのかもしれません。スコアだけなので一概には言えませんが、ファイナルセットの失速がそれを表しているのかな、と。。
今週はダブルスもありますが、余り追い込まず少し体を休めて欲しいと思います。
見所満載の1週間。ニューポートドロー発表!
2012年7月9日
つかの間の日本滞在を終え、ロンドンオリンピックの前に来週からアメリカで2大会に出場です。
まずは、月曜日からアメリカの芝大会・ニューポートに出場。
エントリー締め切り時は上からランキングが上から8番目だったのでシード入りが期待されましたが、48位の地元ライアン・ハリソンにワイルドカードが出たため、はじき出されてシードから外れてしまいました。
昨日ドローが発表となり、1回戦の相手は、オリバー・ロクス(66位/ベルギー)となりました。
プロフィールを見てみると、身長わずか168cmなんですね。ツアー屈指の背の低さ(という表現も変ですが)ですが、19歳で初めてトップ100入りして以来、31歳の現在まで12年間トップ100を割ったのがわずか1年半ほどという素晴らしい安定感を誇っています。
ツアーでの戦歴を見ると、芝での勝率が一番よく、去年と一昨年のニューポートで2年連続準優勝と非常に相性がいいようです。が、勝利した8試合の相手選手ランキングを見ると、最も高いランキングで95位。4選手が200位以下とドロー運に恵まれていた部分もあったと思います。
その一方で、直近のウィンブルドンでは1回戦で敗れたものの、アルマグロ相手にフルセットに持ち込んでいます。
帰国時は行事がてんこ盛りでほとんど休む時間もなかったようです。体調面が少し心配ではありますが、とにかく自分のベストを尽くすのみ。
タイトルに「見所満載」と書いたんですが、とにかくまずは1回戦ですが、ここで勝つことができれば、2回戦の相手はおそらく第2シードの錦織選手でしょう。
ウィンブルドンでは叶わなかった日本人対決、今度こそ実現させたい!!!!!
そして、ロンドンオリンピックではふたりが組んでのダブルスで出ることが決まっていますが、その調整も兼ねてダブルスにもエントリーしています。
たった今、フェデラーの優勝により記録づくめで今年のウィンブルドンが幕を下ろしましたが、気分的には明日からの1週間が楽しみで仕方ありません。この高揚が1週間の間、少しでも長く続くといいんですがねぇ~(^^
予選に松井選手と井藤選手が出場しましたが、いずれも敗退しています。
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