【2017年1月14日更新】今後のエントリー情報
2016年12月3日
苦しみながら全豪予選を突破!
全豪本戦を戦うのは2年振り、グランドスラムの予選を突破したのは2013年全米以来となります。
本戦ドローのどこに組みこまれるか含めて、楽しみな日々がまた始まります!
という中で、錦織選手が来月日本で行われるデビスカップワールドグループ1回戦フランス戦には出場しないことが発表されました。
27歳となり迎えた2017年、この1~2年は個人戦が本当に重要になりそうなので、グランドスラム優勝を目指す立場としては当然の決断のようにも思えます。
・・・が、そうなると俄然添田くんにも久しぶりにメンバー招集の可能性が高くなる気がします。
(個人的にはデ杯はもう充分だと思っていますが、添田くんは呼ばれれば出場する選手でしょうし、どうなることやら・・)
ということで、ここまでに分かっている今後のエントリー情報をまとめておきます。
以下の情報は、MENS TENNIS FORUMSやTENNIS teenといった海外のテニス掲示板をもとに今後出場が予想されるエントリー情報を掲載しています。
それらはいずれも信頼性の高いサイトですが、公式情報ではないため、実際どの大会に出場するのかは直前の本人Facebookなどでの報告があるまでは分からないことを予めご了承くださいませ。
ちなみに、2017年のツアー/チャレンジャーのカレンダーはこちらから確認することができます。
(12/3現在、2月27日週分のスケジュールまでPDFでアップされています)
■2017年1月16日週
・全豪オープン(本戦) (グランドスラム/Outdoor Hard)
予選勝者が全て出そろい、本戦ドローに組みこまれるのを楽しみに待ちましょう!
■2017年1月23日週
・マウイ/アメリカ (チャレンジャー/OutdooeHard $50,000)
全豪オープン2週目週です。
上から9番目のランキングでエントリーしていますが、その後、昨年のバンコクチャレンジャー準優勝のポイントが失効しているので、出場する場合は上位選手が5人ぐらい欠場しない限りノーシードになります。
この大会に出場するか否かは全豪本戦の結果次第になるでしょう。
他の日本勢は上から3番目のランクで西岡選手、6番目に杉田選手、10番目にダニエル選手、そして伊藤選手が本戦インしています。
■2017年1月30日週
・ローンセストン/オーストラリア (チャレンジャー/OutdooeHard $70,000)
上から2番目のランキングでエントリー。
他の日本勢はサンティラン選手、吉備選手、内山選手が本戦イン。
ただ、2月3日~5日に有明で行われるデ杯へのメンバー招集がかかればこの大会は欠場することになると思われます。(メンバー発表は1月24日ですが、全豪を持ってメンバーは大方決まると思われます)
■全豪以降のエントリー予想
去年までシーズン末にあった慶應チャレンジャーが春先に移動し、来年は2月27日週の開催となります。
2月20日週の京都チャレンジャーとの連続開催に変更となり、全豪以降はこの国内2大会が基準になっていくと思われます。
今シーズン残り2大会:兵庫チャレンジャー!
2016年11月6日
今週予定されていたフアヒンチャレンジャーがキャンセルになり、豊田チャレンジャーの翌週にある大会へのエントリーがなかったことから、今季は残り国内の2大会を残すのみとなりました。
そして、先日書いた全豪本戦ダイレクトインへの必要ポイント数について。
1大会が大会自体なくなってしまったことで、可能性がなくなった訳ではないものの、条件はかなり厳しくなっていると思われます。
一応ということで、改めて書きだしてみます。
全豪本戦ダイレクトインを果たすためには、シーズンを105位ぐらいで終える必要があり、最新ランキングの105位のポイントは578。
添田くんは現在119位で、504ポイントです。
このランキングはシーズンの最高ランク118位に匹敵するもので、本当に辛かった前半戦を経て、しっかりここまで戻すことができました!
残りの2大会で得たポイントは、たとえ全豪が予選からになったとしても、上位シードで戦うためには少しでもポイントを重ねておきたいのと、年明け新たなシーズンを少しでもいいポジションで戦っていく上でとても大事なものになります。
以下が今後の失効ポイント。
(1) 2015.11.09 Kobe CH QF 17P 失効日2016.11.14
(2) 2015.11.16 Yokohama CH F 48P 失効日2016.11.21
(3) 2015.11.23 Toyota CH R16 6P 失効日2016.11.28(現状ランキング対象の18大会外)
残り2大会のポイント内訳は以下。
11月7日週 兵庫(日本)$50,000+H: 上の失効(1)と入れ替え
ポイント内訳 W 90P F 55P SF 33P QF 17 2R 8
11月14日週 豊田(日本)$50,000+H: 上の失効(2)と入れ替え
ポイント内訳 W 90P F 55P SF 33P QF 17 2R 8
兵庫、豊田のポイントはそれぞれ
2大会ともに準優勝
504 + 55 - 17 + 55 - 48 = 549P (現ランキング109位に匹敵)
1大会で優勝/1大会で準優勝
504 + 90 - 17 + 55 - 48 = 584P (現ランキング104位に匹敵)
2大会ともに優勝
504 + 90 - 17 + 90 - 48 = 619P (現ランキング98位に匹敵)
つまり、2大会ともに準優勝ではおそらく届かないと思われます。
2週連続で決勝進出以上というのは32歳のベテランに課すハードルとしてはいささか高すぎですね(苦笑)
1週間時間ができて、ラストスパートに向けて準備はできていることを期待しつつ、本人の納得のいくテニスで、それが結果に繋がればいいなぁと思います。
兵庫チャレンジャー!
兵庫チャレンジャーは第4シードとして出場。
1回戦は関口選手との対戦になります。関口選手とは先月の寧波チャレンジャーに続く対戦で、試合は早速明日に組まれています。
11時試合開始の3試合目です。
日本勢は本戦ダイレクトインとワイルドカードで総勢13名が本戦から出場します。
予選は5人の日本人選手が予選決勝に勝ち残っており、予選決勝で2つの日本人対決も!
日本人が多すぎて書き出すのも一苦労なので、割愛します。
興味ある方は日本の大会ということでチェックされていると思いますが、大会公式サイト(日本語)などでご確認ください。
ダブルスへのエントリーはありませんでした。
近藤大生選手、現役引退/フアヒンCH大会キャンセル
2016年10月30日
今日は全日本選手権の女子シングルス以外の決勝が行われました。
そして、私のお気に入り選手のひとりである近藤大生選手の現役最後の日でもありました。最後となったミックスダブルスは準優勝。
自分は2009年以降のプレイしか観たことがありませんが、スマートかつ冷静なプレイ、徹底してサーブ&ボレーにこだわる姿は、添田くんとはまた違った魅力があり、時折国内で試合を見るのが毎回楽しみでした。
今使っているラケットは自分にとっての3代目なんですが、一番最初のラケットを使っていた2010年、早稲田フューチャーズの決勝戦を戦った二人に、試合後のサイン会でサインを描いてもらい、使わなくなった今も大事にとってあるんです!(2代目のラケットはショップに売ってしまったというのに・・・w)
ダブルスペア、同世代選手としての姿
そして、添田ファンにとってお馴染みなのは、ダブルスペアとしての姿だったのではないかと思います。
初めてペアを組んだのは2007年の慶應チャレンジャー。初めてだったにも関わらずいきなり優勝だったんですね! そしてペア2度目となったのは2008年の京都チャレンジャーで、今度は準優勝!
▼ふたりの初勝利後のインタビュー!
対照的な感じが逆にいいペアリングを生んだのかもしれませんね(^^
ジャパンオープンのシングルスでは本戦でまだ勝利を挙げられていない添田くんに、初めての本戦勝利をもたらしてくれたのはまさに近藤選手でした(2009年)。
数えてみたら、そこから最後のペアリングとなった2011年8月の北京チャレンジャーまで3年半の間、ATPの大会だけで18度もペアを組んでいました。
同じ大会に出ることが多い伊藤選手、一時期はデ杯対策として内山選手、最近では仲のいい佐藤選手・・・と色んな日本人選手とペアを組んできましたが、こなした試合数では近藤選手以上のペアはいないと思います。
添田くんがプロ転向をした2003年、近藤選手は22歳になる目前に右肩の故障により2年以上に渡って戦列から離れることを強いられました。そして、長い時間を経て復帰をした時には、2つ下の添田くんがランキングで上回っていました。
このことについて、試合後の引退セレモニーで近藤選手が語っていました。
例年のように日本から数人新たにプロテニス選手が誕生していきますが、近藤選手や添田くんぐらいの世代は、長年に渡って見事に空白の時代でもあります。
短い期間で集中的にペアを組んできたふたりですが、添田くんはトップ50を経験し、長年に渡って安定した成績を残し続けている一方、近藤選手はキャリア終盤ケガの繰り返しで満足いくテニスができない苦しさをブログに度々書いているのを目にしました。
近藤選手のスピーチで思わず聞くことになった添田くんの名前に、近藤選手は添田くんのことをどのように思い、そして添田くんは近藤くんのことをどう思ってきたんだろう・・・と、引退の悲しさと相まってなんとなく勝手にセンチメンタルな気分になっています。
ともかく、長い間お疲れさまでした!
これからは指導者の道を歩むとのこと、第2のテニス人生が充実したものになることを心から祈りたいと思います。
▼おまけ。その後、優勝して調子に乗りすぎなふたりwww
ふたりの若さを感じる、今となってはとても貴重なインタビューです。
来週のフアヒンチャレンジャーは大会キャンセル
明日から本戦が始まる予定だったタイのフアヒンチャレンジャーが、先だってのタイ国王逝去に伴い大会自体がキャンセルに。
ということで、次の大会は11/7からの兵庫チャレンジャーに変更となりました。
ポイントのことを考えるとバッドラックではありますが、事情が事情だけに仕方ない。ラストスパートに向けてしっかり準備ができるという意味では一概に悪いことばかりではないと思います。
スケジュール変更により、本人Instagramによると今日から練習再開をしたようです。
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