惜しかったなぁ・・・
2012年10月25日
更新が遅くなってしまいましたが、昨日深夜(というかもはや今日の早朝)に行われたバーゼル1回戦ベルッチ戦。
6-4 4-6 3-6 ライブストリーミングがなくスコア観戦となりましたが、勝利まであと2ゲームというところまで行きながら、肝心なゲームを取りきれず、直後のリターンゲームで3度のブレイクバックチャンスがありながら、そこをキープされてしまったことで、集中が切れてしまったような試合になってしまいました。。
本当に本当に勝利まであとひと息だったので、悔やまれるところも本当に沢山あるのですが、今日は努めてスコアを見ていてよかったと感じた部分を書きたいと思います。
少しだけ寝坊してしまい試合の立ち上がりは見られなかったのですが、ベルッチのサービスゲームが2度終わったところで添田くんはすでに1ブレイクアップしていました。続いての第2セットもしょっぱなのリターンゲームでブレイク。
第2セットでブレイクバックされた4-2からのサービスゲームまでで、スコアの推移を見ていると、明らかに簡単にキープをしているのはベルッチの方で、添田くんは毎回2ポイント3ポイントは取られ、簡単にキープさせてもらえないような雰囲気がありました。どこで捕まってもおかしくないような競った展開でありながらも、ブレイクポイントは与えず、与えてもきっちり凌いでいたし、いい部分はあったのではないかと思います。
第1セットでファーストサーブが入った時のポイントはなんと87%の確率で取れています。
第2セット4-2でキープできず、次のブレイクバックチャンスを取りきれなかったところで完全に集中力が切れたのかな、と感じました。
4ゲーム続けてキープできず、ファイナルセットはあわやベーグルというところまで行ってしまいましたが、相手のサービングフォーザマッチはブレイクできました。たらればですが、だからこそ1ブレイクダウンで収めていれば試合自体全く分からなかったかもしれません。
まぁ何を言っても悔しいことに変わりはないですが、それは言うまでもなく本人が一番そうなはずだし、勝てたかもしれない試合を落として失速・・・最近は相手のレベルが上がっていることもあるのでしょうが、なかなか見られなくなりましたが、というのは以前の添田くんによく見られた試合です。
ポジティブに考えると、前週準優勝の選手相手にそういう展開の試合になっただけでもすごいことではないか!と思うんです。
善戦がなかなか結果に結びつきませんが、最近添田くんがよく試合後にコメントしている「こういう試合ができていれば、またチャンスは来る」という言葉。ファンとしては、まさにその心境です。それはどこか甘えがある言葉のようにも取れるかもしれないけど、このところ対戦している強豪選手との試合を終えて実感としてそう感じられるのであれば、それはものすごい進歩だと思います。
来週再来週と前向きに頑張っていくためのメンタルのサポートはサンギネッティコーチに期待したいと思います(^^
今回、この試合に勝てはフェデラーと対戦(しかもフェデラーの地元で)ということで、かなりの人がその結果に注目していたようです。
私も「打倒フェデラー」とかブログタイトルにしてるぐらいだし、最初はかなりテンションが上がってしまったのですが、少し考えてそのことは記事には書かないことにしました。なぜなら、ベルッチに勝つことがどれだけ大変か、目の前の試合に勝つことに集中すべき、と思ったからです。
今回一番書きたかったことは、案外これかもしれません。。
今回は本当に残念だったけど、いつかまたフェデラーと対戦できるチャンスは来ると思います。
欲を言うと1回戦では勘弁して欲しいですけどね・・・(笑)
次の大会は、来週開催のツアーレベルでの最終戦パリマスターズ1000に、予選から出場です。
予選は土曜日・日曜日で行われるので、金曜夜にはドローが出てくると思われます。
バーゼル1回戦ベルッチ戦、明日日本時間深夜
2012年10月23日
ツアー500大会バーゼル1回戦、対トーマス・ベルッチ(34位/ブラジル)は明日火曜日に入りました!
コート2の明日現地時間Not Before18:00(日本時間深夜1:00)と設定されていますが、前の試合が現地時間14:00スタートでシングルス3試合とダブルス1試合が入るため、かなり後ろにずれこむことが予想されます。
目安としては日本時間深夜2時~3時位でしょうが、シングルスと言えどもさっくり終わってしまえば1試合1時間もかからないし全セット接戦のフルセットになってしまえば3時間超えもざらで、試合数が多いため時間を予測するのはなかなか難しいです。
確実に観戦をするためには2時ぐらいから前試合の状況を確認しつつ、小刻みに仮眠を取っていくしかなさそうですね・・・(汗)
ライブストリーミングの有無はまだ未定です。
まだPDFでの火曜のスケジュールが出てきていないので、公式サイトのスケジュールページのリンクを貼っておきます。
バーゼルドロー発表!1回戦は今週ファイナリストのベルッチと
2012年10月22日
ジャパンオープンを除くと初めてのツアー500大会の本戦出場となるフェデラーの地元大会、バーゼル。
昨日ドローが発表されました。
1回戦はトーマス・ベルッチ(41位/ブラジル)との対戦となります。
これを書いている時点では41位なんですが、今週開催されていたツアー250大会のモスクワで準優勝。明日付けの最新ランキングは34位になることが決まっています。
これで先月のバンコクからジャパンオープン、1週空けてのス
トックホルム・・・と敗れた選手はいずれも決勝まで駒を進め、バーゼルでは前週のファイナリストと対戦・・・1ヶ月足らずの間に4度ですよ。。
こんなこと書きたくないのですが、”調子のいい選手”とばかり当たってしまうこの添田くんの並々ならぬ”引きの強さ”は一体どこから来るんでしょうか。。
なんか自分のことでもないのにちゃぶ台をひっくり返したい気分です・・・(T_T)
重要なのは勝ち上がることそのものだとは思わないし、単にラッキードローだったおかげで勝ちあがれてポイントが取れればいいという風には全く思いません。添田くんの最近のブログやテニスマガジンの連載を読んでいると、目指しているのはランキングの上昇ではなく自分よりも強い選手に勝つことだというのはありありと分かってはいるんですが、余りにもあんまりすぎて・・・。
と、どうも事あるごとにグラグラと揺らぐポジティブな応援姿勢なのですが、先日のツォンガ戦後に行われた日本語でのインタビューを見つけました。
添田選手、ツォンガといい試合展開を披露 -スウェーデンスタイル・コム
http://swedenstyle.com/2012/10/sthlmop-2/
マッチポイントでの心境や2度目となったツォンガとの対戦についてなど、日本のメディアでは全く触れられていない色々なことが書かれているので、ぜひ読んでみてください!!!
そして、この記事の最後に「対戦相手のくじ運というのもあるが、それは仕方がないことなので、自分にできることをやっていきたい」という言葉がありました。
また、テニスマガジン12月号の連載コラムでは、がむしゃらにプレイした結果チェンナイでバブリンカに勝て試合とバンコクでのシモン戦やジャパンオープンの錦織戦を比較して、「(その試合と比べて)落ち着いた中で、冷静に同じプレーが出せるようになっています。ツアーの舞台、強敵相手にも自然に攻撃的なプレーができる。それができれば誰とでも勝負になるし、そのことがまた自信になる」と振り返っています。
このところ敗れてきた選手は、ランキングや実績、というよりもくぐってきた修羅場のレベルも数も全く比較できないでしょう。そういう選手に、ベストなプレイができたところで勝てるとは限りません。でも、前向きに捉えると、これほど立て続けにトップレベルの選手と試合できることは、自身のレベルアップのためにこれ以上の経験はなく、ものすごくありがたいことかもしれません。
添田くんは良くも悪くもプレイの波が安定していて、突然大爆発して何だかよく分からないうちに勝ちまくってた・・・とかそういうタイプの選手ではありません。
つまり、もしかしたらトップ選手相手に負けを繰り返している中で、今は結果として見えてはいないだけで徐々に実力が上がっているのかも・・・だとしたら、それがいつか結果として現れる時は、さらに一段階強くなった姿が見られる時です。
そう考えると未来の試合が楽しみで仕方ありません(^^
という訳で、自分の応援姿勢をポジティブにするために書いているような記事になってしまいましたが、1回戦、自分にできることを出し切ってきて欲しいと思います。
スイスへの到着が遅れるベルッチに合わせて1回戦は火曜日か水曜日に入りそうです。
ご存知の方も多いとは思いますが、絶賛添田ブログ的にまず書いておくべきことがあるかもしれません。
でも、その前にまずは1回戦で勝つことに全力を注いで欲しいと思うし、応援姿勢としてもそうありたいと思い、この記事にはそれについて書かないことにしました。
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