更新が遅くなってしまいましたが、昨日深夜(というかもはや今日の早朝)に行われたバーゼル1回戦ベルッチ戦。
6-4 4-6 3-6 ライブストリーミングがなくスコア観戦となりましたが、勝利まであと2ゲームというところまで行きながら、肝心なゲームを取りきれず、直後のリターンゲームで3度のブレイクバックチャンスがありながら、そこをキープされてしまったことで、集中が切れてしまったような試合になってしまいました。。
本当に本当に勝利まであとひと息だったので、悔やまれるところも本当に沢山あるのですが、今日は努めてスコアを見ていてよかったと感じた部分を書きたいと思います。
少しだけ寝坊してしまい試合の立ち上がりは見られなかったのですが、ベルッチのサービスゲームが2度終わったところで添田くんはすでに1ブレイクアップしていました。続いての第2セットもしょっぱなのリターンゲームでブレイク。
第2セットでブレイクバックされた4-2からのサービスゲームまでで、スコアの推移を見ていると、明らかに簡単にキープをしているのはベルッチの方で、添田くんは毎回2ポイント3ポイントは取られ、簡単にキープさせてもらえないような雰囲気がありました。どこで捕まってもおかしくないような競った展開でありながらも、ブレイクポイントは与えず、与えてもきっちり凌いでいたし、いい部分はあったのではないかと思います。
第1セットでファーストサーブが入った時のポイントはなんと87%の確率で取れています。
第2セット4-2でキープできず、次のブレイクバックチャンスを取りきれなかったところで完全に集中力が切れたのかな、と感じました。
4ゲーム続けてキープできず、ファイナルセットはあわやベーグルというところまで行ってしまいましたが、相手のサービングフォーザマッチはブレイクできました。たらればですが、だからこそ1ブレイクダウンで収めていれば試合自体全く分からなかったかもしれません。
まぁ何を言っても悔しいことに変わりはないですが、それは言うまでもなく本人が一番そうなはずだし、勝てたかもしれない試合を落として失速・・・最近は相手のレベルが上がっていることもあるのでしょうが、なかなか見られなくなりましたが、というのは以前の添田くんによく見られた試合です。
ポジティブに考えると、前週準優勝の選手相手にそういう展開の試合になっただけでもすごいことではないか!と思うんです。
善戦がなかなか結果に結びつきませんが、最近添田くんがよく試合後にコメントしている「こういう試合ができていれば、またチャンスは来る」という言葉。ファンとしては、まさにその心境です。それはどこか甘えがある言葉のようにも取れるかもしれないけど、このところ対戦している強豪選手との試合を終えて実感としてそう感じられるのであれば、それはものすごい進歩だと思います。
来週再来週と前向きに頑張っていくためのメンタルのサポートはサンギネッティコーチに期待したいと思います(^^
今回、この試合に勝てはフェデラーと対戦(しかもフェデラーの地元で)ということで、かなりの人がその結果に注目していたようです。
私も「打倒フェデラー」とかブログタイトルにしてるぐらいだし、最初はかなりテンションが上がってしまったのですが、少し考えてそのことは記事には書かないことにしました。なぜなら、ベルッチに勝つことがどれだけ大変か、目の前の試合に勝つことに集中すべき、と思ったからです。
今回一番書きたかったことは、案外これかもしれません。。
今回は本当に残念だったけど、いつかまたフェデラーと対戦できるチャンスは来ると思います。
欲を言うと1回戦では勘弁して欲しいですけどね・・・(笑)
次の大会は、来週開催のツアーレベルでの最終戦パリマスターズ1000に、予選から出場です。
予選は土曜日・日曜日で行われるので、金曜夜にはドローが出てくると思われます。
本当に惜しい試合でしたね。
私もライブスコアでの応援でしたが、セカンドセット後二つサービスキープが出来ればというところまで来ていたのに。
4大会連続初戦敗退ではないのでは?
ストックホルム・オープンでは2回戦でツォンガと対戦したかと?
サンマ
2012年10月25日 7:09 AM
サンマさん
でしたね…大変失礼しました。
修正いたしました。
sabumasa
2012年10月25日 10:49 AM