気がかりなリタイア/バンコクCH準優勝
2016年9月4日
先ほど行われたバンコクチャレンジャー決勝戦。
0-6 0-1からのサービスゲームで0-30となったところでリタイアし、準優勝という結果でした。
試合の立ち上がりは普段通りだったように見えましたが、ちょっとのアウトなどが多くいまいち波に乗り切れない感じでした。対して、7月のウィニペグチャレンジャー決勝に続いての決勝での相手となるカブチッチの調子はかなりよさそうで、セットが後半になるにつれ、添田くんの気持ちが明らかに下がっていくのが見て取れました。
第1セットが終わったところでメディカルタイムアウトを取りましたが、第2セットに入ると動きはますます精彩を欠き、相手のサーブを余り追おうとしなくなり、ほとんど何もできないままキープされ、最後のゲームとなったサーブ2本もいつも通り打てておらず、これは厳しいな・・と思ったところで、リタイアを申し出て試合は終了しました。
試合後、改めて映像を見直すと、リタイアという先入観がそう感じさせたのかもしれませんが、試合の最初から体の体幹をあまり使えていないように見え、特にバックのボールにその影響が出ているように感じられました。
試合後のドローに反映されたリタイア理由は「lower back」とのこと。
これを日本語にすると「腰、腰部、腰背部、下背、背下部」とまぁ様々な部位のことを指す訳で、試合から数時間後アップされた本人Instagramには症状の具体が書かれておらず、状態がよく分からないのがなんとも不安なところです。。
来週出場予定の上海チャレンジャーのドローが試合の少し後に発表になり、第3シードとして名前は入っていましたが、試合直後すぎて今日の状況が反映されているかは不明です。
明日は32歳の誕生日。試合途中のリタイアは2014年のローランギャロス以来2年振りで、区切りの試合としてはとても気がかりな終わりになってしまいましたが、このあたりの判断はいつも早く、これまでもそうだったように、深刻な状態になる前の安全を期してのものではないかと思います。
新しい年になっても変わらず元気に頑張ってほしいので、まずは上海は無理をせずに・・と思わずにはおれません。
【超速報】マトセビッチをストレートで破りバンコクCH決勝進出!
2016年9月3日
しばらく記事を飛ばしてしまいすみません。
今週出場しているバンコクチャレンジャーの準決勝がさきほど終わり、マトセビッチを6-3 6-2 のストレートで破り見事決勝進出を果たしました!!!!!
チャレンジャーの決勝は優勝した7月のウィニペグCH以来、今季3度目です!
全米オープン開催週ということであまり強豪選手がいない中で第1シードとして出場している今大会、シード選手が続々と敗れていく中で、添田くんはそれほど好調という感じでもなさそうで、2回戦はフルセットに持ち込まれる苦戦も強いられましたが、徐々に調子を上げているように見えます。
今日の試合では、序盤簡単にキープをさせてもらえない厳しい立ち上がりで、1-1からのサービスゲームで先にブレイクを許してしまいましたが、次のゲームですぐブレイクバック!
徐々に本来の粘りとアグレッシブなプレイが相手の苛立ちを招いていってように見えました。
明後日9月5日は添田くん32歳の誕生日。
明日の決勝はいずれにしても31歳として臨む最後の大会です。有終の美を飾りたいですね!
決勝の相手はまだ決まっていませんが、ウィニペグの決勝で対戦したカブチッチが勝ち上がっており、彼との対戦になるかもしれません。
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