3年振りのリタイア
2014年5月21日
本日行われたローランギャロス予選1回戦、ファイナルセット途中の 7-6(2) 0-6 1-4* というところでリタイアにより敗退となりました。
その後情報が出てきそうなところをあちこち調べてみたのですが、原因は分かりません。。
心配ですが憶測を立てても仕方ないし、続報を待ちましょう。
今日の試合でのプラス要素を書いておこうと思います。
・第1セット途中までのスタッツが非常に素晴らしく、立ち上がりは全てにおいて相手より優位にゲームを取っていたと思われる
・第1セットは先にブレイクを許すもののすぐさまブレイクバックに成功!
・その後の*4-5 と *5-6 のゲームいずれも相手にセットポイントを握られています。ここを粘ってタイブレークに持ち込み、タイブレークは終始リードを守り、しっかり取りきった!
・ベーグルを焼かれてしまった第2セットと比較してファイナルセットの方がスタッツが全体的に上がっている
言い換えると、第1セット中盤以降は厳しい戦いを強いられた中でも、タイブレークは一段階ギアを上げて相手を圧倒しました。ということは、上でそう書きつつも憶測になるのですが、怪我などが原因というよりは、やはり強行スケジュールによる大きな疲労が原因で失速し、第2セットは捨ててファイナルに勝負をかけようとしたのかもしれないですね。。
添田ファンを5年ちょっとやってきて、これまで自身のリタイアは2度ありました。
今回は2011年2月以来で、3年以上振りになります。その2試合のことはよく覚えていますが、いずれも大事を取っての選択でした。もしも故障だとしたら、グランドスラムだからとかそういうことは関係なく、その時点で適切な決断ができる選手だと思っています。
心配ではありますが、とにかく待つしかありません。
そして、添田くんはきちんと自分で状況を報告をしてくれるはずです。
次の大会は1週置いて、6月2日週のノッティンガムチャレンジャーになります。
4週の遠征の最後に優勝してすぐさま長距離移動をし、時差に慣れる間もなくすぐ試合に臨みました。
ブログではその前提で組んだと書いてはいましたが、実際問題として、体力的には相当タフだったはずです。
だから、少し時間も空くことだし、しっかり疲れを取って、大事な芝シーズンをまた元気に迎えられるように万全の準備をしてほしいと思います!
そのために必要な時間であったと考えたいと思います!!!
ローランギャロス予選ドロー発表
2014年5月20日
釜山チャレンジャーの復活優勝の余韻覚めやらぬですが、明日20日からローランギャロス(全仏オープン)の予選が始まります。
先ほど予選ドローが発表になりました。
第5シードで出場する添田くんの1回戦の相手はAnte Pavic(179位/クロアチア)に決まりました。
この選手とは3月のグアダラハラチャレンジャーで対戦しており、4-6 4-6 で敗れています。
この大会は高度が非常に高くビッグサーバーの相手にしてやられた・・といった結果でした。
サーフェイスがクレーになることで、相手のサーブはある程度封じ込めることができると思われます。一方で、4月からすでにクレーで4大会7試合をこなしている相手に対して、添田くんは昨日までハードでの試合が続いていて、クレーの準備は全くゼロに等しいと思われます。
サーフェイスの適応力において圧倒的に不利と言わざるを得ません。
添田くんにとって今シーズンクレーの大会はこれだけになります。
だから、絶賛応援の身としてこういうことを言うのもどうかもしれませんが、とにかく無理だけはせずに、調子が戻りつつあるテニスをさらに引き伸ばせるよう、この後に待ち構える得意の芝シーズンに万全の状態で臨むためのつなぎの大会であってもいいと個人的には思っています。
もちろん本人は勝つ気で試合に臨むでしょうが(笑)
せめて1回戦が初日ではなく2日目にスケジューリングされれば・・・と思っていましたが、それも敵わず現地時間10:00(日本時間17:00)開始の2試合目と早い時間に組まれてしまいました。
ともかく無理だけはしないように、思い切ってできることをシンプルに!やってきて欲しいと思います。
他の日本人選手は伊藤選手が第23シード、杉田選手が第25シード、守屋選手、ダニエル選手
が出場します。全員無事別々の山に散ってくれました。
5人全員明日に試合が入っています。
>>予選ドロー(4ページに分かれているうち、添田くんの名前があるページのリンクです)
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