悔しいなぁ・・・

vs Peter Torebko (270位/ドイツ) 6-0 6-7(8) 2-6


第2セットはタイブレークマッチポイントまで行きながら取りきれず、逆転で負けてしまいました。

ここを取れば勝利という第2セットを接戦で落とし、その気落ちが原因なのか、ファイナルセットで一気に突き放されて負けるということが時々あります。
こういう時、大抵はガックリ来るのともっとしっかりしようよ!というのとあって、どこまで思うところを書いていいのか困るものがあるのですが、今日もやはりそんな感じです。。

今日は勝てる試合だったと思うし、こういう勝つべき試合でしっかり勝ちきれないところが、力はあるはずなのに、なかなか上のステージに上がれない所以なのかもしれません。

でも、選手はファンの何倍も何十倍も悔しいに決まってるんですよね・・・。

うーん・・・これ以上書くと、どうもグチグチと暗い内容になる気がするので、ここまでにしておきます。


来週がヨーロッパ遠征最終週。移動もあるし体力的にも精神的にも疲れが出てくる頃でしょうが、まだ何試合も戦ってないです!

気持ちを切り替えて、来週また頑張って欲しいと思います!


2012シーズンに向けての戦い(6) 明日は実はすごく大事な一戦

先日、「全豪インへの道」という記事を書いたのですが、「全豪ダイレクトイン」としなかったのは、もうひとつ本戦入りする方法があるからです。

そう、本戦ワイルドカードです。
今日はそれについて書くことにします。


全豪オープンは、ワイルドカード8枚を毎年このように振り分けています。

地元選手4名
地元選手によるワイルドカードプレイオフ勝者 1名
アジアテニス連盟(ATF)枠 1名
フランステニス協会(FFT)枠 1名
アメリカテニス協会(USTA)枠 1名

このアジアテニス連盟枠というのが重要なのです!

加盟国は、デ杯でアジア・オセアニアエリアに所属する国で、もちろん日本も当てはまっており、他のグランドスラムと比べて日本人選手にワイルドカードが与えられるチャンスがあるということになります。

添田くんは2006年にこの選考試合と言えるアジア選手権で優勝して2007年の全豪ワイルドカードを獲得しましたが、現在はその方式を取っておらず、近年は、本戦ダイレクトインできなかったランキングの一番高い選手に機械的に与える傾向にあるようです。
2011年はデバーマン(エントリー当時108位)、2010年はゴルベフ(エントリー当時133位)、2009年はイストミン(エントリー当時105位)となっていて、2010年のゴルベフだけ例外なのですが(故障明けであったことが予想されます)、それ以外のふたりは本戦インできなかったアジアの最上位選手。


ということで、本戦インが難しいライン106位辺りから上位へのジャンプアップの可能性が残されている150位位までにどれだけアジアの選手がいるかというと、

118 Soeda, Go (JPN) 486
121 Ito, Tatsuma (JPN) 474
145 Golubev, Andrey (KAZ) 366

わずかこの3人です。

ここで添田くんの話になるのですが、添田くんが今季失うポイントは去年の豊田チャレンジャーベスト4での29ポイントのみ。つまり、今季残りの大会で1度でもチャレンジャーでベスト4に入れれば今のポイントを防衛することができます。ポイントで拮抗している伊藤竜馬選手は、今季の残るATP大会は豊田だけですが、去年の豊田で優勝しており、仮に今年も優勝したとしても、ポイントを上乗せることができません。ゴルベフは今季の出場はもうありません。


つまり、添田くんが明日勝てば、今季ふたりよりも高いランキングでフィニッシュすることが決定するのです。
ちなみに、現在ダイレクトイン圏内にいる選手でトップ100位陥落の可能性がある選手もいません。

つまり、来年分で選考基準が変わるとしたら分かりませんが、100位台の中でアジア選手の最高位に付けることでワイルドカード獲得に向けて有利な立場になれることは間違いありません。そして、それはひとつでも順位を上にすることでより高まるのではないかと思います。


もちろん、選手本人がダイレクトインを目指している以上、ファンとしてもそれを応援したいし、先のことよりもまずは1戦1戦の勝利なのですが、まぁ、明日の試合はそういう重要な意味合いを持っているということを書いておきたかったのです。


ということで、明日のラフバラチャレンジャー準々決勝は、Peter Torebko(270位/ドイツ)と対戦することが決まっています。
現在270位ですが、今年7月以降だけでもフューチャーズの決勝進出が6回、ツアーも2度予選を勝ち上がっており、ランクを右肩上がりに上昇させている選手。要注意と言えると思います。


【速報】逃げ切りで1回戦勝利(ラフバラチャレンジャー)

久しぶりの速報です。

先ほどイギリスのラフバラチャレンジャー1回戦が終わり、
vs Dusan Lojda (208位/チェコ) 7-6(9) 6-4 で1回戦を突破しました。

今日は帰宅がものすごく遅くなってしまい、第1セット後半から見始めたのですが、これまでにないペースでエースを量産する一方、セカンドサーブからのポイント確率がかなり低く30%台、なんとも調子を図りかねる試合運び。
試合を通じてのサービスエースは13本(うち第1セットで9本)。

突入したタイブレークでは、4-4から延々とサービスキープが続く中、9-9のところでついにミニブレイクに成功し、7-6(9)で第1セット奪取!

第2セットはサービスゲームで相手にポイントを全く与えない完璧な試合運び、2ブレイクしての5-2からのサービングフォーザマッチまで来ましたが、3マッチポイントからストレートでブレイクを許し、次のリターンゲームでも2マッチポイントを生かせず、2度目のサービングフォーザマッチもゲームポイントを確か2度ぐらい握られながらも、しっかりしのいでの勝利!
精神的にはなんだか逃げ切った・・・という感じです。

最後の2度のサービスゲームの突如としてのスコアの荒れ具合が少し気になるところではありますが、果たして調子がいいのかよくないのか、それとも、何か試していたことでもあるのか、相手の最後の粘りが壮絶なものだったのか。。
先週と違ってライブストリーミングがないので、それを見ることができないので、勝ったのだし、まぁよしと考えることにします。


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