2010年全日程終了
2010年11月29日
昨日の豊田チャレンジャー準決勝は 6-7(11),2-6 で破れ、対伊藤竜馬戦、初めての黒星となりました。
実は昨日の準決勝に勝てば今日の決勝を見に行くつもりだったのですが、それは叶わず、それとは関係なしに、昨日はとても記事を書く気になれませんでした。
このブログは添田くんの応援ブログですが、今日は添田くんを応援する自分のために書く内容になると思います(笑) その心積もりで読んでもらえると幸いです。
添田くんが昨日の試合について「その日の運や勘が左右するものでもある」とブログで振り返っていますが、伊藤選手のプレイが素晴らしかったのであろうというのは当然の前提として、昨日見に行った観戦仲間さんの話によると、肝心な場面で添田くんにとって納得のいかないジャッジも何度かあったようです。そのほんのちょっとのことが結果に影響することもあるだろうけど、でもそれはお互い様で、たまたま昨日はそうなったけど、次の対戦では逆になるかもしれない。
昨日の試合は伊藤選手とはこれから何度も対戦することになるであろう中の1試合でしかないのです。
1日経って思うのは、一年の最後を優勝で締めくくれればもちろんそれが一番いいに決まってるけど、負けで終わるというのは、翌シーズンに向けて課題を持って終われるという意味で意外と悪いことでもないのでは、と考えるようになりました。
まぁそれは、負けてほしくない選手に負けてしまったショックから自分が立ち直るために思いついた言い訳みたいなものなのかもしれませんが・・・。
ともかく、添田くんの2010年の試合はこれで全日程が終了しました。
今年1年を振り返ってみると、
ウィンブルドン 本戦1回戦
マンタチャレンジャー 優勝
ノッティンガムチャレンジャー 準優勝
チャレンジャーベスト4 6回(釜山、グランビー、バンコク、バンコク2、バトンルージュ、豊田)
などなどですが、グランドスラムでラッキールーザーとは言え本戦に出場できたことに加え、チャレンジャーベスト4が6回と特筆すべき素晴らしい結果を残しました。
連戦続きで特別調子がいいという状態で臨めなかった大会も多い中で、これだけコンスタントに勝ち上がることができるのは、まさしくベースとしての強さがあるということに他ならないと思うし、その上でモンフィス、イストミン、デント(は残念ながら引退してしまいましたね・・・)といった格上の選手と対等に戦える力も備わってきました。
2011年はそれが結果として表れる年になると信じています。
添田くんの大会日程終了とともに、このブログも正直ネタがなくなってしまうので、しばらくは更新も緩慢になると思いますが、これから、そして2011年シーズンもどうぞよろしくお付き合いください!
(ぼちぼち始まる仕事の年末進行を乗り切ったら、ブログのプチリニューアルもしたいなぁ・・・と思いつつ、これは自分の技術力との相談になるので、まぁどうなるかは分かりません。。)
・・・とか言いつつ、添田くんのブログにあった「ATP University」とは一体・・・?
次のネタはこれで決まりだな~(笑)
豊田CH 4強揃う。日本人選手が独占の快挙!
2010年11月27日
豊田チャレンジャー、本日準々決勝が行われ、男子シングルスの4強が揃いました。
添田くんの他に、伊藤竜馬、杉田祐一、近藤大生の4人です。
つまり、日本人選手がチャレンジャーのベスト4を独占しているのです。これはものすごい快挙です!!!
日本人選手がわんさか出場する国内のフューチャーズでさえ余り聞いたことがないし、ましてやチャレンジャーで今まで1度でもあるのでしょうか?
(ご存知の方、教えてください!)
日本国内での大会とはいえ、それだけでベスト4になんて簡単にはなれません。
今日の準々決勝最大の名勝負は、伊藤選手とバーナード・トミッチ(全豪・全米ジュニア優勝の豪期待の18歳で、今年エキシビジョンマッチとはいえジョコビッチに勝った逸材です!!!)の双方ブレイクなしからのタイブレーク×2 だったようです。
それに勝利した伊藤選手が夏に200位の壁を破った時、「日本人男子、100位台時代到来!」という記事を書いたのですが、このふたつのことは密接に関係しているのだろうし、その日本男子テニス界にとっての新しい時代の訪れを、国内の大会だからこそ試合を通じて生で体感できる・・・そんなものすごく大きな意味を持つ大会ではないかと思います。
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ということで、先ほど、GAORAに放送リクエストを出してみました!
テニス中継を日頃から放送しているチャンネルといえばGAORAとWOWOWですが、GAORAは国内開催のデビスカップも放送しているし、錦織選手が優勝した海外チャレンジャーの放送実績もあり、なにより国内の大会です。
全くムチャなリクエストではないのでは?・・・と思っていますが(笑)
もちろん後日の録画放送でいいんです。
これからでは間に合わないかもしれないけどもともとダメもとだし、見たいと思ってるだけでは放送されません。
「見に行きたいけど行けない、けど見たい・・・」という方、ぜひリクエスト出してみませんか?
二度と訪れないかもしれない機会なのに、選手ブログなどでしかまともな情報を得られないというのはものすごく寂しい話です。
MPをしのいで見事な逆転勝利!!
2010年11月26日
豊田チャレンジャー2回戦、
def. Jimmy Wang 5-7 7-6(3) 6-3
観戦暦が短いと全く分からないことですが、彼はかつてワン・ユーツオという名前で活動し、前の記事で書いたようにジュニア当時から一目置かれる存在だったようですね。
(彼を知る方からコメントが2つもあり、びっくりしました)
そのワンを相手に見事な逆転勝利をおさめ、ベスト8です!
ところで、豊田チャレンジャーにはライブスコアがありません。
ここでツイッター以上に頼りになるのは、Workaholic Web テニス観戦情報サイトです。
リンク一覧にも入れてあるのですが、国内大会(ATP、ITF、JTA大会も)に実際足を運んでいる方が昔ながらのBBSに定期的にスコアを書き込んでくださるのです。
ただし、この掲示板に書き込みをしてくださるサイトの常連の方がその大会に行っていなくてはならない/夜遅いと帰ってしまう/ケータイバッレリー切れ ・・・など(笑)、様々なリスクはありますが、それを差し引いても実にありがたいことで、私はケータイにもブックマークしています。
それとツイッターから集約した展開を書きますと、第1セットはリターンから始まり、キープキープで来た5-6からのサービスゲームを落とし、第2セットは相手マッチポイント(つまり、第2セット5-6・・・と第1セットと同じ展開)が訪れたようですが、そこからセカンドサーブでエースを取りタイブレイクへ。ファイナルセットでは2ブレイク(ブレイクされてないと仮定すると)しての見事な逆転勝利となりました!!!
結果を速報してくださった坂本正秀さんのつぶやきによると、アジア大会の疲れもあり、相当苦しそうだったようです。
移動疲れも取れないままの連日の試合はホントにきついと思いますが、その中で、ケガからの復帰明けとはいえ、自分の先を行っていた同世代のライバルをこういう最高の形で破ったことは、ただの勝利以上に大きな自信になるのではないでしょうか。
これでベスト8が揃い、その中で日本人選手が5人残りました!
添田くんの他には、伊藤竜馬、杉田祐一、鈴木貴男、近藤大生の5人、全員がデ杯メンバーです!
(厳密に言うと近藤選手にはデ杯出場経験がありませんが、今年メンバーには選ばれてますからww)
チャレンジャーでこれだけの選手が揃うのは国内大会ならではとも言えますが、これだけの選手が勝ち残るのは滅多にないことだと思います。
(例えば今年の京都チャレンジャーは添田・伊藤・杉田の3人で、去年の豊田では伊藤・杉田・三橋の3人でした)
個人的な考えですが、テニスの大会を観戦していて、レベルが上がってくる/試合数という点で、一番面白いのは準々決勝の日ではないかと思います。
合わせてダブルスも日本人ペアが多く残っているし、女子も楽しみなカードがあります。
明日観戦に行く方は本当にうらやましいです。
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