悲しみのトンカツ定食 ~全豪予選1回戦敗退

今日は全豪予選初日ということで、双方の職場が徒歩2分であることが分かった日本人選手応援仲間さんと全豪決起ランチということでトンカツを食べに行きました。

しかしながら、まさか第1試合に入るとは思わず事前に日程を組んでしまい、その時点ですでに添田くんは負けてしまっていました(苦笑)
ということで、さながらsabumasaを励ますランチのようになってしまい、大変申し訳なく、同時に感謝もしています・・・。

お陰でどうにかこうにか次に向けて切り換える気持ちになれたので、次こそは勝つぞーーーーー!ということで、写真をアップします。。

和幸の和幸御膳。後のせの大根おろしが美味しかったです(笑)


で、午前中に行われた全豪予選1回戦、

vs Robert Farah 6-7(7) 4-6

全豪での初勝利はまたしてもお預けになりました。


ライブスコアで観戦していて、相手のサーブがかなりいいなという印象を受けました。
最終的には1stの確率は56%でしたが、そこからのポイント取得率が87%ととにかく高く(2ndからのポイント58%)、添田くんが掴んだブレイクポイントはわずか1つのみ。それ以外はデュースに持ち込むこともできませんでした。

対する添田くんは1stサーブの確率が相変わらず悪く42%でしたが、8度もブレイクポイントを握られながらもその度によく凌ぎました。1stからのポイント75%、2ndからのポイント56%という数字も比べてしまうと見劣りしますが、悪くない数字だと思います。
が、第2セット1-1からこの試合で唯一となるブレイクゲームとなり、安定した相手のゲームを崩すことができず、そのまま負けてしまいました。

こう振り返ると、ほとんどチャンスが訪れない中よく踏ん張ったと思います。
でも、たとえ1度もブレイクできないとしても勝つ方法はあるし、実際タイブレークではセットポイントもありました。

グランドスラムという大事な試合で相手にベストに近いプレイをされての予選1回戦負け。
本人はもちろん悔しいでしょう。でも、ファンだって悔しくて仕方がないのです。やり場のない気持ちをどこにぶつけたらいいのか分からないから、尚更悔しいのです。


ただ、改めてこのブログについて考えた時に、管理人としてやるべきなのは試合について自分の分かる範囲で詳しく記録し、そういうことを素直に書くことだと思うのです。

このブログを立ち上げることにしたきっかけは、試合結果やスコアだけでは決して分からない添田くんの頑張りを少しでも多くの人に知って欲しいからというものでした。

今回、添田くんは「格下」の選手に2セットで負けました。
テニスサイトにはせいぜいそれだけしか書かれないだろうし、実際そんな記事も目にしました。

でも何をもって格下と言うんでしょうか?
見たこともない選手のことをよく格が低いと言い切れるもんだ、と逆に感心さえします。


大事な試合で負けたことについてなんて正直書きたくありません。
でも、負け惜しみを並べるためではなく、こういう敗戦こそ未来に繋がる糧になると信じているから書くのです。

私がファンになってもうすぐ2年、デ杯やジャパンオープンなど、できる限り生観戦をしてきた中で、明らかに添田くんは進化していると断言できます。
ただ、ジャパンオープンのモンフィス戦、アジア大会団体戦のイストミン戦など、目覚ましい成長を感じさせる試合もある一方、全米予選の杉田戦、豊田チャレンジャーの伊藤戦、今日の試合など、負けてはいけない試合ほど勝てていない印象もあります。

敗戦からの切り替えは早い方がいい。でも、どうすれば次は負けないか、勝つために何をすべきなのか・・・惜しい敗戦であればあるほど、未来へのヒントが隠されているはず。それとしっかり向き合い、何かを得て欲しいと思います。



ということで、これをもっていじけモードは終了!

次の試合は1月24日週のシンガポールチャレンジャーです。
しばらくは会場で出場選手と練習もできるかもしれません。また次に向かって頑張って欲しいと思います!


明日、全豪オープン予選がスタート!!

今日全豪オープン予選ドローが発表になりました。

8選手ごとに1枚の本戦の切符をかけて争う予選で、添田くんは山の第1シードグループに入りました。その8名とは以下になります。

Go Soeda JPN (8)
v
Robert Farah COL 192位

Maverick Banes AUS 1132位
v
Simon Stadler GER 290位

Laurent Rochette FRA 245位
v
Samuel Groth AUS 261位

Arnau Brugues-Davi ESP 361位
v
Alexandre Kudryavtsev RUS (24) 149位


本戦で1回勝つよりも難しいと言われるグランドスラム予選で楽な相手などいませんが、今回は比較的いいドローになったのではないかと思います。

1回戦はコロンビアの192位Robert Farahとの対戦になりました。

この選手とは初対戦になります。プロ登録をしていないようで、ATP HPのプロフィールとWikipediaによると、アメリカの大学テニス王者を決める団体戦”NCAA team championships” で南カリフォルニア大学が2009年・2010年と2連覇していますが、その優勝メンバーのようです。
ATPでの実績としては、去年から本格的に参戦を始め、チャレンジャーで優勝とベスト4が1回ずつ、ベスト8が3回あります。
好きなショットは「サーブ」。身長が193センチと長身なので、ビッグサーバーであることが予想されます。

アメリカの大学テニスはものすごくレベルが高いと聞くし、本格参戦1年目でランクなしから一気にチャレンジャーで優勝までするのだから、ちょっと油断できないですね。。


ところで、最近知ったのですが、初めてのグランドスラムとなった2007年全豪(本戦ワイルドカードでの出場)以降、これまで全豪予選に3回出場していますが、この4年間、全豪の舞台で1つも勝ち星を上げられていません。

“豪”だけに、ファンとしては勝手に全豪を添田くんの大会みたいな扱いをしてみるのですが(笑)、それゆえ厳しい洗礼を浴びる結果となってしまうのか(まぁそんな物語チックなことはないだろうけど)、選手によっては相性のいい大会とか悪い大会とかあるようだし、本人に聞いてみないと分かりませんが、もしかしたらそれが積み重なって変な苦手意識やプレッシャーとなっている・・・ということもあるかもしれません。

ただ、第1シードだろうがギリギリで滑り込めた下位の選手だろうが、本戦を目指して戦う挑戦者であることに変わりはないのです。

目指すはもちろん予選突破ですが、まずは目の前の初戦です。初戦はどんな相手でも緊張するだろうけど、自信を持って、でも最後の1ポイントまで守りに入ることなく、思い切ってやってきて欲しい!!

>>全豪オープン 予選ドロー


試合は12番コートの第1試合、試合開始は現地時間午前10時(日本時間朝8時)です。

>>全豪オープン 明日のスケジュール


杉田祐一選手は1回戦はスペインの172位Roberto Bautista-Agutと。順当に行けば2回戦で予選13シードのEdouard Roger-Vasselin(125位/フランス)と対戦。

伊藤竜馬選手は1回戦でスペインの228位Guillermo Olasoと対戦。順当に行けば2回戦でフランスのニコラ・マウ(去年のウィンブルドンでイズナーと3日間に渡って11時間以上の試合をした、あのマウです)と。

杉田選手は去年のジャパンオープン予選でこのロジャバセランに完敗しており、ふたり揃って、少し厳し目のドローになってしまいました。
が、ふたりとも昨シーズン終盤以降すごく調子がいいようなので、その勢いに乗って頑張って欲しいと思います!

杉田選手は12番コートの第5試合伊藤選手は13番コートの第1試合・現地時間午前10時(日本時間朝8時)スタートです。


大会のサイトやFacebookなど各方面で告知されていた「無料ライブストリーミング」ですが、全コートでさすがにやりはしないだろうと思っていたら、案の定3番コートのみの実施だそうです。それに並行して5番~7番コートの結果などを伝えていくとのこと。
つまり、1回戦に関していうと全くお呼びでない、ということになってしまいました。。
この先のラウンドでライストが見られるようになることを祈りつつ、明日はいつも通りライブスコアで応援したいと思います!

>>ライブストリーミングページ(参考までに)


ちなみに、例年ならとんでもない猛暑のこの時期のメルボルンですが、今年は珍しく雨の多い天候となっているようです。
事前の練習にも大きく影響が出ているようで、明日も天候によって進行に影響がでる可能性がありそうなので、観戦する方は、大会Facebooktwitterなどで情報をチェックされることをおすすめします。

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そして、どうか予選に滑り込んで欲しい・・・と願っていた近藤大生選手は予選入りすることができませんでした(涙)
今年は全豪後にオセアニア、アジア近辺でチャレンジャー大会が多く開催される影響か、例年よりも予選のカットインが高くなってしまったようです。

が、昨年27歳にしてチャレンジャー本戦初勝利を上げ、以来いくつか勝利をもぎ取り、最終戦の豊田チャレンジャーでは4強に入りました。
今年さらにランクを上げて、次こそは入って欲しい。
頑張れ28歳!!


【結果発表】全豪直前!緊急応援企画

先日突然告知し、開催しておりました「添田くんの2011年の活躍を妄想しよう」という緊急応援企画。

昨日締め切りまして、たった2通しか応募がありませんでした・・・(涙)


なかなかいい企画だと自負していたのと、検索エンジンで「添田豪」と検索すると1ページ目に出るようになり、このところ添田くんの情報を求めてこのブログにやってくる人がどんどん増えているので、5通ぐらいは応募が来るかしらと思っていたんですが、やはり自分からコメントを書いたりするのは敷居が高かったですかね。。

それでも、応募していただいた2通と自分が考えたもの、この企画に至るきっかけとなったコメントという4つを並べてみるとなかなか面白いので、応募作品の紹介と合わせて一挙掲載したいと思います。

【添田豪、2011(2月~3月編) 作・Reiko In FL】

1月、全豪オープン予選を見事勝ち上がり、本戦出場。1回戦にはなんとフェデラーとあたってしまう・・・Oh, My God!!
フェデラーとの試合では4-6,3-6と敗退。しかしスコア以上に粘りのプレーを見せ、何ゲームかはブレイクのチャンスもあった。しかしデュースに追いつかれ、ここでtopプレーヤーの底力を肌で体感する。
負けはしたものの、いい手ごたえをつかんだ試合となる。

その後添田君は決めた・・・。
2月から3月はアメリカの大会に出続けよう・・・。

サンホゼで予選から勝ちあがり、2回戦まで進む
その後デルレイビーチの試合も予選からの出場だが、勝ちあがる。予選決勝は3セットめまでもつれるいい試合。しかし、ここで競りかつ。この勝利で添田くんの何かが・・・・はじけた。殻が破れた!!!
本戦1回戦。記念すべき1戦。Reiko in FL、初めて添田君の試合をフロリダで見ることができる!!!
1回戦はさすが本戦ということあって、簡単には勝たせてもらえない。しかし・・・フェデラーと対戦したときのの感触がよみがえる・・・・。あれだ~! 
1セット目を3-6で落とし調子が上がらなかったけど、2セット目で感覚を取り戻し、3-5から5-5に追いつき、そのまま7-5。3セット目は6-3。
見事デルレイビーチ1回戦勝利!!!!!
試合後、感動を伝えたく、添田君に会いに行き、お祝いを伝える・・・。
そして3月10日インディアンウエルズ、3月末のマイアミとアメリカを転戦し、4月に日本に戻る。

なんてちょっと妄想、激しすぎ?!

いえいえ、妄想だからこれぐらい炸裂してちょうどいいと思います(笑)

【添田豪、2011 作・I_daisuke】

苦しみながらも全豪オープン予選突破、できれば1回戦も突破
次のシンガポールCHで優勝top100入りを果たす
ここで添田君は勢いに乗る!
ヨハネスブルグではシード選手を倒しベスト8入り!日本男子は錦織圭君だけじゃないのを示す。
思ったより苦戦しポイントを取れなかった場合、京都CHに出場し優勝!ランキングを80位代につける!!
ウィンブルドンはストレートインして、ヒューイットを死闘の末ファイナル6-2で勝利、ルー君のような快進撃を見せる!ルー君にできたなら添田君にも絶対できるはず!!フェデラーに敗れるもベスト16進出
得意のニューポートではベスト4入り!
その後、添田君はCHで上手くポイントセーブしつつ、ツアーで活躍!
全米オープンでも初戦突破!ルーやイストミンにもリベンジして!
2011最高ランクは45位!!ダブルスでは、近藤君や錦織君と組んでそこそこの成績を収める!

ライバルのルーは現在35位です、イストミンは40位、添田君にとってtop50は不可能ではないと思っています。


ということで、たった2通の応募の中から大賞を選ぶことになりますが、 I_daisukeさんを大賞とさせていただきました。
Reiko In Flさんのストーリー仕立ての妄想もすごく面白いな~と思ったのですが、I_daisukeさんのシナリオに描かれていた「ヒューイットとの死闘の末、勝利」・・・特に「死闘」という言葉が気に入りました(笑)
これぞ妄想の醍醐味というものですが、現実のものとなって欲しいと心から思います!

そして、「妄想」に任せて私などはちょっと大盤振る舞い目?に書いてしまったりする中、彼のシナリオは「大舞台での快進撃も見せつつ、チャレンジャーでしっかりポイントを稼ぐといった実にリアルなストーリーが展開され、妄想を超えた真実味」を感じることができたのです(まぁそれすら私の妄想ともいえますけど・・・)。

I_daisukeさんには追って賞品についてのご連絡をさせていただきます。
おふたり、本当にありがとうございました!!!


以下は、チェンナイ予選決勝で添田くんが破れ、がっかりしてしまった私を励まそう?と Atagoyamaさんがコメントに書いてくださった「期待の裏返しの反対・表」をシナリオとして描いたもの。これが今回の企画をやろうと思った直接的な理由となったものです。

【添田豪、2011 作・Atagoyama】

1.全豪予選を苦しみながら勝ち抜き初の予選勝ち上がりグランドスラム出場を決める。そして見事1回戦を突破。2回戦に進む。
2.全豪の勢いそのままにSAP OPENで大ブレーク!決勝でモンフィスを倒しツアー初優勝!Atagoyama家も優勝の瞬間を生で目撃する。
3.全仏初出場!
4.ウィンブルドン2回戦進出
5.得意のハード、全米でベスト8!AtagoyamaもNY出張ついでに全米初観戦!
6.ついでにジャパンオープンもベスト8
7.今年の最終ランキングを50位台で終える。

ちなみに Atagoyamaさんはいずれも添田くんファンという素晴らしい女の子ふたりのお父さんです(笑)

そして最後に自分のもの。

【添田豪、2011 作・sabumasa】

1.全豪予選を苦しみながら勝ち抜き、初の予選勝ち上がりグランドスラム出場を決める。そして見事1回戦を突破! 2回戦に進む
2.全豪の勢いそのままに、翌週のヨハネスブルグ1回戦でディミトロフにファイナルタイブレークでリベンジ2回戦もルーを2セットで破り、さらに勢いに乗って4強入り! 翌月発売のテニスマガジンで初の表紙をゲット!!!
3.全仏でグランドスラム初の本戦DA出場! 2回戦でフェデラーと初対戦し、1セット取る善戦を見せる。sabumasaがその勇姿を目撃し、歓喜の涙・・・
4.ウィンブルドン2回戦進出
5.得意のハード、全米の1回戦はまさかのモンフィス! しかしながら4セットで仕留め、勢いをそのままに16強
6.ジャパンオープンは、シングルス2回戦でモンフィスと再々戦。破れるも、錦織圭と組んでのダブルスでツアー初優勝!翌日のスポーツ新聞の1面を飾る!
7.2011年最終ランキングは55位!!

ちなみに、私の全豪についての記載がAtagoyamaさんのと全く同じなのは、まさにそうなって欲しい・・・という実に共感できるものだったので、パクらせていただいたのです(笑)


I_daisuke さんを除く3作品に共通するのは、「自分が観戦に行く大会で添田くんが活躍する」・・・という実に都合のいい妄想をしていることです(笑)
まぁ妄想というものはそもそもそういうものですけど、応援している選手が自分の目の前でいい試合を見せてくれることほどファンとして嬉しいことってないですよね(^^

Atagoyamaさんを除く3作品では、共通して「今年添田くんがフェデラーと対戦」しています。
このブログのタイトルを見れば一目瞭然ですけど、その目標達成に向けて、例えまだ勝てないにしても、今年のうちに1回は対戦して欲しい。(それが可能になるということは、今よりももっとランクが上がっていることを指しますからね)

そして、4作品全てに共通しているのは、添田くんが「全豪予選を突破する」という妄想です。目前に迫っている大会だけに、これはそのまま期待と置き換えていいと思うのですが、妄想や期待としての話ではなく、これは現実となって欲しいと思います!!!!!


本音を言うと、日頃添田くんを応援している人たちの妄想に託された「期待」をもっと読んでみたかったのですが、企画として全豪前というタイミングで区切りたかったこともあるので、もしこれからでも「ちょっと妄想してみよう」という方がいらっしゃったらぜひコメント欄にお寄せください(^^
いくつか集まるようなら、その時点でまた記事で紹介したいと思います。


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