ほろ苦い準優勝

慶應チャレンジャーの決勝戦エブデン(95位/オーストラリア)との対戦は 6-2 6-7(3) 3-6 で惜しくも敗れて、準優勝という結果になりました。


途中までは波に乗らないエブデンと全開好調の添田くんのテニスが見事にかみ合う格好で圧倒し、第2セットは2ブレイクアップの4-1からのサーブというところまで行き、勝利まであと一歩でした。ファイナルセットも3-1とリードしていたのですが、後半はサービスに苦しみ、集中が切れたような終盤を象徴するかのように、最後はダブルフォルトという幕切れでした。。

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これまで沢山の試合を生で見てきましたが、メンタル的にはここまで崩れてしまった試合は初めてかもしれません。
会場にいた人やライブストリーミングを見ていた人は、試合後の怒りを爆発させた姿も見ているかもしれないですね。


ただ、これまで見たことのない一面に驚いたのと同時に、そういう姿はたまたま自分たちが目にしたことのないものだったのかもしれません。

例えばジャパンオープンやデ杯で勝ち負けを超えてその時々の全身全霊のプレイを我々ファンは見てきました。
私にとっても添田くんのベストマッチは、去年のデ杯クロアチア戦ドディグ戦、そして2010年のジャパンオープンモンフィス戦です。全身全霊をコートにぶつけるその姿に感動したとか圧倒されたとか、色んな感想を持った人も多いんじゃないかと思います。


これまで、海外でライブスコアでしか分からない敗戦には、終盤失速してしまった気になる負けも幾度となくありました。
私達ファンが知らないだけで、今日のような試合も何度もあるのかもしれません。

勝利への渇望は一面では語れるものではないんだと思います。上のような試合を仮に「光」だとすると、今日の試合は「影」だったのかもしれません。

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先ほど、本人ブログが更新されていました。
勝利目前まで来て、自ら手放してしまった負けは、本当に本当に悔しいものだと思います。

でも、きっと来週はまた頑張ってくれると思います。
今日は結果には結びつきませんでしたが、添田くんはいつも通りのよく走るテニスで体調の不安を全く感じさせないものでした。体調はもう大丈夫なんだと思いました。


泣いても笑っても今シーズンはあと1週間。
今日の悔しさを来週コートにぶつけてきて欲しいと思います!

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豊田チャレンジャーは第2シードとして出場。1回戦はMate Pavic(366位/クロアチア)との対戦になります。
ダブルスは井藤選手と組んで出場です。

明日は単複とも試合が入らなかったので、まずは少し疲れを取って明後日以降また頑張って欲しいと思います!

>>シングルス本戦ドロー


>>大会公式サイト


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