ロンドンオリンピックへの道(2)

予めお詫びすると、今日は辛口というか少し本音を書こうと思います。

敗戦当日は仕事で久々にタクシー帰宅になってしまい、ブログを書く体力もとてもなかったのですが、翌日になっても何も書く気になれず・・・。
でもまぁいつまでも敗戦をひきずっていても仕方がないし、そろそろ次の大会の応援に向けて切り替えをしなければなりません。


水曜日の1回戦の試合を観戦した添田くん応援仲間の人に印象を聞いたところ、デ杯のドディグ戦には到底及ばない調子だったという返事が返ってきました。

今だから書きますが、京都チャレンジャーで上位進出するのは難しいだろうと思っていました。今回の遠征もこれで4大会目。これまで数年に渡って活動を追いかけてきて、心身的に一番キツくテニスのレベルが下がるのがこの辺りだろうという気がしたし、先週のシンガポールで決勝まで行ったことも、結果的に今週にかける負担を大きくすることになったかもしれません。
加えて、今年に入って現在10週目ですが、数えてみたら今週含めて8大会に出場しています。
これはいくらなんでも多すぎる。

コンディションが整っている時であれば、ツアーでも充分通用する力を持っていることは今年の結果が証明していると思います。
でも、それと、連戦が続く中で安定して高いパフォーマンスを発揮できるかは別の話です。


アジアのチャレンジャーを回ることで、予選とは言えトップシードで臨めるアメリカのマスターズ1000への挑戦を不可能にしてしまったことについて、思うところのある人は多いと思います。

でも、100位を突破して以降、高いレベルで戦い、そこで勝てるようになりたいと言い続けて来た添田くんが、手を伸ばせば届くかもしれないオリンピックに出るためにあえてその選択をしたのであれば、それを応援しようと思います。


ということであれば、来週なんとしても結果を出さねばなりません。

敗戦後にアップされた越智コーチのブログの文面から、体調不良などではなく何か反省点があったせいで本来のプレイができなかったことが伺えて、少しホッとしました。

今週2回戦で敗れたことで、来週に向けて少し時間ができました。
それを幸いと捉えたいと思います。

来週が泣いても笑っても今遠征の最終週、もう1度気持ちを入れなおして頑張って欲しいと思います。

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少し前、5月末までのチャレンジャーカレンダーが発表されていました。
オリンピックエントリー締め切り(6月11日)までの大方の日程をこれで予想することができます。


・3月12日週 平果CH/中国(エントリー済み
・3月26日週 ル・ゴジエCH/グアドループ(エントリー済み
・4月2日週 タラハシーCH/アメリカ(エントリー締め切り 3月12日)
・4月9日週 レオンCH/メキシコ(エントリー締め切り 3月19日)
・4月23日週 高雄CH/台湾(エントリー締め切り 4月2日)
・5月7日週 釜山CH/韓国 もしくは アテネCH/ギリシャCH(エントリー締め切り 4月16日)
・5月14日週 ボルドーCH/フランス(エントリー締め切り 4月23日)
・5月21日週 出場できる大会なし
・5月28日~ ローランギャロス
・6月4日週 ノッティンガムCH/イギリス(エントリー締め切り 5月14日)
・6月11日 オリンピックエントリー締め切り


4月8日マスターズ1000のマイアミが終われば、ツアーの大会はクレーシーズンが始まりますが、すでにエントリーリストが発表になっているクレーシーズンの第1戦は、本戦から出られるランキングにも関わらずエントリーしていませんでした。
クレーの大会を避けようとすると徹底的にハードのチャレンジャーを回るしかなく、おそらくこういった感じになるのではないかと思います。

5月14日週のボルドーCHはクレーです。今の時点でローランギャロスのダイレクトインは確実なので、ギリギリのところで1大会は調整も兼ねてクレーに出るのではないかと思われます。チャレンジ最後の大会となるノッティンガムCHは芝の大会です。

オリンピックのエントリー締め切りまでに出られる大会は来週の平果も含めて9大会程度。
失効ポイントも考慮すると、この間で240ポイント程度稼がねばなりません。出場する全てのチャレンジャーでベスト4になれば240~50ポイントにはなりますが、ポイント獲得大会が増えるということは、置き換え分として引かれるポイントも多くなり、効率的ではないのです。それ以前に全部ベスト4なんて余りにも現実的ではない。
多少ムラがありながらでも、時々優勝もしくは準優勝、と1大会ごとの獲得ポイントを多くしたほうがいいのです。


京都チャレンジャー、明日2回戦は守屋選手と対戦

本日行われた京都チャレンジャー1回戦

vs Purav RAJA(ランクなし/インド) 6-4 6-4

今日も出だしでブレイクされてしまい、0-3と引き離されてしまいましたが、そこからしっかり逆転して2セットで勝利!
スコアだけだと何がどうなっているのか全く分からないので、画面を見ながら不安になったりするものですが、越智コーチが毎試合報告のブログを書いてくださるので、少し様子が分かって本当にありがたいです。

先週のシンガポール決勝ではダブルフォルト7本という未だかつて見たことのないものでしたが、今日はうって変わってエース11本。この多さも見たことがありません(笑)
昨日会場入りしたばかりで特殊なカーペットであるサーフェイスへの適応もまだと思われる中の試合でしたが、試合を通じて徐々に慣れていってくれると思います。


明日の2回戦は守屋宏紀選手(271位)と対戦です。

去年のこの大会1回戦で対戦しており、その時は7-5 6-2 で添田くんが勝利しています。
しかし、守屋選手は昨日の1回戦で内山選手に初めて勝ち、このところランキングを急上昇させており、波に乗っているかと思います。

それをしっかり受け止めて去年に続いて勝利を挙げて欲しいと思います!
(日本人同士なのにすみません・・・しかしこのブログはあくまでもそういうブログなので。。)


京都チャレンジャー、本日開幕! 1回戦は水曜日

シンガポールの記事更新に追われ、なかなか着手できずにいましたが、今日から京都チャレンジャーが始まっています。

1回戦の相手は予選勝者のPurav Raja(ランクなし/インド)に決まりました。

ランキングがない選手がなぜわざわざ日本に・・・?と思って調べてみたら、ダブルス専門の選手で、現在142位。さしずめインドの最強ダブルスペア、ブパシ&パエスの次世代を担う選手といった感じでしょうか。


ちなみに、先月のベルガモチャレンジャーから1ヶ月も経たないうちに、またしてもPLAYERS SPOTLIGHT に選ばれてしまいました・・・(;´Д`)
(詳しくは「“PLAYERS SPOTLIGHTの呪い”に勝て!!!」参照)

他にもいい選手は沢山いるだろうに、全くもって余計なお世話ですよ・・・(苦笑)


1回戦は今日にも明日にも入っていないので、水曜日に行われます。

昨日の決勝後、その足で帰国して一旦帰宅してから京都に向かったようで、今晩ようやく京都入りできたようです。疲れもあるでしょうが、少しでも疲労を取る時間を持てればいいと思うし、呪いに屈することなく、無事の勝ち上がりを祈るばかりです・・・。

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さて、今年の京都には去年までにはなかった素晴らしい取り組みが始まりました!
そう、ライブスコアです!!!

毎度のことながら毎年この季節になるともう切なくて仕方がない気分になってくるのですが、前時代的な公式サイトのクオリティはそれはまぁ酷いもので、女子は全日本に次ぐレベルの国内大会なので1000歩譲ってまぁ許せるとして(本当は全然許せないのですが 笑)、男子は国際大会です。

ATPのチャレンジャーページにも登録されているものがこれでいいんでしょうか・・・。

予算がない中、京都のテニス協会の方が一生懸命作っているのでしょう。
でも、その労力があれば、例えばブログを使うとか何か工夫できることはある気がします。
毎年思っていることですが、なかなか改善されませんね・・・。


というのはいいとして、これまでおそらく協会の方が手動で時々更新していたスコアですが、今年からはATPの公式ライブスコアが導入されました!

ジャパンオープンのトーナメントディレクターである川廷尚弘氏が昨年末に国内チャレンジャーでのライブスコアについてブログに記事を書いていました。

ライブスコアは 開発中につき、


2012年から全てのチャレンジャー(といっても現状2つしかありませんが)でライブスコアが発信されるそうです。
会場に観戦には行けなくても、経過が気になっているファンは沢山います。本当にありがたいことです。


添田くんのほかに、伊藤竜馬選手、杉田祐一選手、守屋宏紀選手がダイレクトインし、本戦ワイルドカードには内山靖崇選手、仁木拓人選手、鈴木貴男選手、田川翔太選手(早稲田大学)の4人が選ばれています。

今日行われた1回戦で伊藤選手が勝利、2回戦に進んでいます。

>>本戦ドロー

>>公式ライブスコア


予選にはドローの約半数に及ぶ14人の日本人選手が出場しましたが、誰ひとり突破できず・・・。
国内の大会なのに、正直残念です・・・。


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