【ウィンブルドン本戦出場記念】Go Go 添田豪!!! なつぶやきまとめ

来週出場のウィネトカチャレンジャーに向けてもうアメリカへの移動は済んでいる頃だろうし、ちょっと鮮度に欠ける記事になってしまいますが、おそらくこれが今年のウィンブルドン最後の添田関連記事です。

最終回となる今回は、日頃テニス観戦で活用しているTwitterで、予選から本戦1回戦終了後まで「Go Go 添田豪!!!」なつぶやきをしている人たちのコメントを集めてみました。


Twitterには、それをより便利に利用するためのアプリや外部サイトがあるのですが、その中のひとつにTogetter があります。何かについてのディスカッションや意見交換など、時間の経過とともにタイムラインの下へと流れていってしまうには惜しいやりとりをアーカイブ化して一覧で見られるもので、最近この存在を知り、なかなか便利なサイトだなぁーと、何かに使ってみたかったのです(笑)

方々に散らばっている添田くんに関するつぶやきの全てをチェックするのは不可能なので、「添田」という文字が含まれるものをチェックしてみました。
「豪」とか「Soeda」と表記されているものは除くという意味で、名前が入っていないつぶやきは検索のしようがないので、これも含まれません。
リアルタイム性に富んだTwitterならではだなと感じたのは、ツォンガ戦の最中、つぶやきが爆発的に増えていたことです。

情報収集のために見つけられる範囲で添田くんのファンと思われる人はひと通りフォローしていたつもりなのですが、それ以外にも深夜遅い時間だったにも関わらず、映像もないライブスコアを見るためだけにこれだけの多くの人が起きていて、同時に応援をしている人たちがこれだけもいたのか・・・!という感激はとても大きいものがありました。

そして、それはやはりグランドスラムだからなのでしょう。

Go Go 添田豪 !!!!! なつぶやきまとめ

http://togetter.com/li/151811


250以上のつぶやきを読んで、特に感じたことをふたつ書き出したいと思います。


① 対ツォンガ戦がWOWOW、NHKいずれの放送カードにも入っていないことを疑問に感じている人が少なからずいた

日々行われる膨大な試合の中で、見たいと思うカードは人それぞれ違うでしょう。
日本人のテニスファンの誰もが日本人選手に興味を持ち、応援している訳ではないことはもちろん分かっています。
それでも、私自身は、日本のTV局には日本人選手の試合を放送して欲しいと思っています。

添田くんはこれまでグランドスラム本戦では未勝利だし、こちらからリクエストを出さなくても必ず放送される他の選手と比べるとランキングや実績、知名度では明らかに劣ります。
でも、テニス観戦に日常的に関心を持っている人は、日本人の男子選手が本戦で戦うことの意味の大きさをきちんと認識していて、放送の有無がそれらによって左右されるべきではない、と感じている人は多いのかもしれない、と知ることができたのは、私にとってもすごく嬉しいことでした。


② トップ選手相手への健闘をたたえる声の多さ

ツォンガはジャパンオープンでの優勝経験もあり、日本でも知名度はある選手だと思います。それを相手に今回のスコアは、誰もが「大健闘」だと感じるものだと思います。
補足すると、「意外に」とか「思ったよりも」とかいう言葉も多かった(笑)

ローランギャロスでその成長をこの目で確かめたはずの私でさえ、パワーが売りのツォンガ相手に、芝のコートでこれだけいい試合ができるとは正直思っていませんでした。
ということは、試合を見たり、日常的に選手の活躍を追っていない人にはなおさらだと思います。

グランドスラムがそれだけ広くテニスファンの注目を集めるものであるということはもちろんですが、言い換えると、日頃彼らがいかに添田くんの活動について情報を得る機会がないということの裏返しでもあるのかな、と感じました。
つい最近までチャレンジャーの大会をメインに戦っていたので当然といえば当然かもしれませんが、こういうことは余り書きたくありませんが、某テニスサイトは、今大会の添田くんの本戦の結果すら上げてませんからね・・・( ̄_ ̄

そうやって、今回得られた関心・期待がこの先も続いていってくれればなぁ・・・と思ったり。
もちろんそのためには、結果が必要なんですけどね。

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最後に、一番最後に「番外編」を加えました。


ツォンガ戦翌日、クルム伊達公子選手とヴィーナス・ウィリアムズの試合中、ファミリーボックスで観戦をしていた添田くんがやたら映し出されるのに気づいた方は多いと思います。
ものの20分ぐらいしか試合を見なかった私でさえ、錦織圭選手も含め他にも関係者は沢山いるのに、なぜ添田くんばかりなのか・・・と(笑)
そして、そう感じたのは私だけではなかったようです。

これこそ直後の鮮度のあるうちにアップすべき内容だったんですが、読んでいて異色すぎるというか爆笑モノで、これは違った意味で記念になるなと思い、その目撃つぶやきもまとめてみました。
(その試合を見ていない方には何のことやら分からないかもしれません・・・)


こういうおまけも含めて、リアルタイム性に富むTwitterの力(面白さ)を改めて痛感した数日でもありました。


「確かな成長」を強く印象付けたツォンガ戦(2011ウィンブルドン)

試合観戦後の昨日今日とばたばたと忙しく、記事のアップがものすごく遅くなってしまいました。。

昨日のクルム伊達選手の試合に大興奮し、今日の土居美咲選手の強いプレイに興奮し、ちょっと今更の感もありますが、この記事はなんとしても上げなくてはなりません。

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ウィンブルドン1回戦のツォンガ戦、
3-6 6-7(4) 2-6 と敗れはしましたが、トップ選手相手に大健闘を見せてくれました!

今回は前半部分はライブスコア、中盤はライブスコア&時々映るライブストリーミング、最終セットはWOWOWの放送で・・・と慌しく応援し、今回初めてポイントを入力し、その時々に感じたことを合わせてつぶやきながら観戦しました。これは我ながら手軽でなかなかいい!


以下、全ポイントの推移です。

【第1セット】
ツ(ツォンガのサーブ) ×××× 0-1
添(添田くんのサーブ) ××○○×○○×○○××○×× 0-2
ツ ×○××× 0-3
添 30-15○○ 1-3
ツ ×○○××× 1-4
添 ×○×○○×○○ 2-4
ツ ×××× 2-5
添 ○○○×○ 3-5
ツ×××○× 3-6

1-4からのサービスゲームのところだけプレイを見ることができました。パワーヒッターであるツォンガ相手に強打かつ深いボールでガンガン攻め込んでいました!

最初のサービスゲームとなった第2ゲームでは2度ゲームポイントがあったもののキープに失敗しますが、以降はブレイクポイントを握られることもなく安定したサービスゲームを展開。
一方、第3ゲームが終わったところでスタッツを見ると、すでにアンフォースドエラー(自分からのミス)が9回、リターンゲームでほとんどポイントを取れておらず、相手のショットに慣れるのに苦労したことが想像できます。

このセットは10回ネットに出て5本ポイントを決めていますが、各方面で見た記事などによると、現在、「ストロークから最後はネットでポイントを取る」テニスを目指しているそうです。ローランギャロスでは試合を通してほとんどネットに出ることはありませんでしたが、今回は芝というコートの特性も生かしつつ、1stサーブを主体にそれをしっかり実践したのでしょう。
1stサーブの確率は53%。


【第2セット】
添 ○○○○ 1-0
ツ ○×○○×××× 1-1
添 ○○○×○ 2-1 
ツ ○○○××××× 2-2
添 ○○×○○ 3-2
ツ ×××× 3-3
添 ○×○×○○ 4-3
ツ 15-30×× 4-4
添 ×○○××○○×○××○×× 4-5
ツ ××○○×○○○ 5-5
添 ○○××○××○○××○○○ 6-5
ツ ○×××○× 6-6
タイブレーク ○××××○××○○× 6-7(4)

このセットでは、ツォンガのサービスゲーム6回中3回でブレイクポイントを握りました。
セットの後半で競った展開になるにつれ、ライブストリーミングで映されることが多くなり、それを見た感じだと、添田くんがどんどん攻めていたこともありますが、ツォンガがイージーなミスを繰り返し、あっという間にブレイクポイントが訪れながら、そこからツォンガが強烈なサーブも含めていきなり攻勢に転じてあっという間にキープされる・・・というパターンでした。
(感じるのはその凄さというよりも、いとも簡単にゲームポイントを与えすぎだろ・・・ということなんですが、まぁそこからキープできる自信があるんでしょうね)
という中で安定したサービスゲームをキープしていた添田くんは4-4のところでつかまってしまいますが、その次のリターンゲームで執念のブレイク!5-5とタイに戻します。

この4-5からの相手のサービングフォーザセットという局面で思い出すのは、先月ローランギャロスでのユーズニー戦です。
(そこからのゲームを取り返してタイに戻すものの、次のサービスゲームを2本のダブルフォルトを含めてストレートでブレイクバックされ、結局5-7でセットを落としました)

トップ選手はセット終盤のこういった局面でのギアの上げ方が実に見事なので、5-5とした後のサービスゲームは要注意だ!!!と思いつつ祈るように観戦。
2回ブレイクポイントを握られながらなんとかゲームをキープしました!
苦労しながらもこのゲームを死守したことは先月からのさらなる進歩と捉えられるし、全力を出して戦うだけでなく、このセットを取って勝利へのきっかけとしたいという思いの表れではないかと感じました。

今回の試合終了後の記者会見では、このセット「4-4からのサービスゲームをキープできなかったことが一番悔やまれるとコメントしたようですが、時々のライストで見た限り、遜色なしに対等に戦えており、現実的にこのセットは取ることができたのではないかと思います。
このセットでは23回ネットに出て14本決めています。1stサーブの確率は58%。


【第3セット】
ツ ○○××○×○××× 0-1
添 ○○○×○ 1-1
ツ ×××× 1-2
添 ○○××○××× 1-3
ツ ○××○×× 1-4
添 ○××○○×○○ 2-4
ツ ○○○××××× 2-5
添 ×××× 2-6

このセットはWOWOWでまるまる放送があったので、ご覧になった方も多いと思います。
真っ向勝負を繰り広げていた第2セットまでとはうって変わり、明らかに疲れが見え始め、セット序盤でツォンガのサーブを待つ間、しきりに腰を回すような姿も見られました。
1stサーブが入らなくなり、フォアが手打ちになり始め、それまでは決まっていたのであろうショットも簡単にネットやアウトし始めます。
1-2からのサービスゲームと最後のゲームではダブルフォルトが2本ずつ。
最後は完全に失速してしまいました。


以下が最終スタッツです。


ゲームについて詳しく書かれた記事が見当たらなかったので、少し細かく書いてしまいましたが、第3セットで失速してしまったのは仕方がない部分もあるのではないかと思います。
もちろん、これからグランドスラムで勝利を目指すには5セット戦えるだけのスタミナを付けていかなくてはなりませんが、今回のような選手が相手だと、最初からペース配分度外視でマックスで向かっていって初めて対等にプレイができるというのが現状なのかもしれない。

それでも、今回ツォンガを相手にタイブレーク、ローランギャロスではユーズニーを相手に5-7、ジャパンオープンではモンフィスを相手にタイブレーク・・・と、添田くんにとっては年に何度もある訳ではないビッグトーナメントで、トップ選手を相手に臆することなくしっかりと自分のプレイを出すことができています。
そして、これら3試合、その表情とプレイからは、そんな相手に「本気で勝つ気で戦っている」ことがはっきりと感じられました。

去年のウィンブルドン1回戦では、相手が予選上がりというチャンスドローであったにも関わらず、緊張からほとんど自滅のような格好になってしまった1年前を思うと、「よくぞここまで・・・(T▽T)」という思いもあります。

改行2大会連続でグランドスラム本戦で戦い、そこがもはや「目指す場所」ではなくなったのが大きく影響しているのではないかと思うし、記者会見でも「これまでのグランドスラムで一番緊張しなかった」と答えたのは、まさにその表れではないかと思います。


そうなると次はここでの勝利です!
ファンというのは実に欲深いものでありますが、現実的にそれが遠い話ではないかもしれない・・・と期待せずにはいられない試合になりました。


最後に試合や本人コメントについて触れられたサイトをご紹介します。

添田・1回戦後会見「今までで一番緊張しなかった」 -SMASH BLOG
http://www.nsks.com/blog_smash/2011/06/23/1557/

2年連続繰り上がり出場の添田 敗戦も“収穫” -スポニチAnnex
http://www.sponichi.co.jp/sports/news/2011/06/23/kiji/K20110623001068350.html


てか、ウィンブルドン本戦でたったこれだけって余りにも酷くないか・・・?(T T

次回は、今回のウィンブルドン出場にまつわる関連ネタを用意したので、それをお送りします。
上の酷すぎる扱いに対するアンチテーゼです。(といっても過激記事ではありませんので 笑)


1回戦ツォンガ戦、本日です!!!(2011ウィンブルドン)

ウィンブルドン本戦1回戦ツォンガとの試合は、本日現地正午(日本時間20:00)スタートのコート17の4試合目に入りました!
この前に行われるのが女子2試合(うち1試合はファイナルセット第3ゲームから)と男子1試合なので、早ければ日本時間23:30頃には試合が始まると思われます。

厳しい相手ではありますが一度は負けた身、思い切ってぶつかってきて欲しいです!!!


が、やはりというか残念ながらWOWOWの放送カードには入らず、インターネットのライブストリーミングの配信もされないようです(対戦相手がビッグネームなので、ライストは期待してたんですが)。。

つまり、WOWOWが少しでも放送してくれない限り、一切見られない・・・(T T

とはいえ、長くなるので細かなことは書きませんが、実際の試合スケジュールとWOWOWの放送予定を照らし合わせると、発表されている放送予定の前後にはかなり時間が空くと思われ、先ほど問い合わせをしてみたら、その間は他のコートの放送をすることになるようです。
それで添田くんの試合が一部でも放送される保証は一切ありませんが、選手だけでなくファンにとっても特別な大会であるウィンブルドンで戦う地元の選手を全く見られないというのは、なかなか悲しいものです。

少しでも添田くんの勇姿を見られるように祈りつつ、WOWOWを付けてライブスコア観戦しようと思います。


>>本日のオーダーオブプレイ

>>公式ライブスコア(今日の試合が始まったらスコアが入ってきます)


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!!!!! オススメ動画 !!!!!

adidas Tennis | Go Soeda | Yasutaka Uchiyama
(動画上の文字部分をクリックするとフルサイズで見られます)

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