「確かな成長」を強く印象付けたツォンガ戦(2011ウィンブルドン)




試合観戦後の昨日今日とばたばたと忙しく、記事のアップがものすごく遅くなってしまいました。。

昨日のクルム伊達選手の試合に大興奮し、今日の土居美咲選手の強いプレイに興奮し、ちょっと今更の感もありますが、この記事はなんとしても上げなくてはなりません。

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ウィンブルドン1回戦のツォンガ戦、
3-6 6-7(4) 2-6 と敗れはしましたが、トップ選手相手に大健闘を見せてくれました!

今回は前半部分はライブスコア、中盤はライブスコア&時々映るライブストリーミング、最終セットはWOWOWの放送で・・・と慌しく応援し、今回初めてポイントを入力し、その時々に感じたことを合わせてつぶやきながら観戦しました。これは我ながら手軽でなかなかいい!


以下、全ポイントの推移です。

【第1セット】
ツ(ツォンガのサーブ) ×××× 0-1
添(添田くんのサーブ) ××○○×○○×○○××○×× 0-2
ツ ×○××× 0-3
添 30-15○○ 1-3
ツ ×○○××× 1-4
添 ×○×○○×○○ 2-4
ツ ×××× 2-5
添 ○○○×○ 3-5
ツ×××○× 3-6

1-4からのサービスゲームのところだけプレイを見ることができました。パワーヒッターであるツォンガ相手に強打かつ深いボールでガンガン攻め込んでいました!

最初のサービスゲームとなった第2ゲームでは2度ゲームポイントがあったもののキープに失敗しますが、以降はブレイクポイントを握られることもなく安定したサービスゲームを展開。
一方、第3ゲームが終わったところでスタッツを見ると、すでにアンフォースドエラー(自分からのミス)が9回、リターンゲームでほとんどポイントを取れておらず、相手のショットに慣れるのに苦労したことが想像できます。

このセットは10回ネットに出て5本ポイントを決めていますが、各方面で見た記事などによると、現在、「ストロークから最後はネットでポイントを取る」テニスを目指しているそうです。ローランギャロスでは試合を通してほとんどネットに出ることはありませんでしたが、今回は芝というコートの特性も生かしつつ、1stサーブを主体にそれをしっかり実践したのでしょう。
1stサーブの確率は53%。


【第2セット】
添 ○○○○ 1-0
ツ ○×○○×××× 1-1
添 ○○○×○ 2-1 
ツ ○○○××××× 2-2
添 ○○×○○ 3-2
ツ ×××× 3-3
添 ○×○×○○ 4-3
ツ 15-30×× 4-4
添 ×○○××○○×○××○×× 4-5
ツ ××○○×○○○ 5-5
添 ○○××○××○○××○○○ 6-5
ツ ○×××○× 6-6
タイブレーク ○××××○××○○× 6-7(4)

このセットでは、ツォンガのサービスゲーム6回中3回でブレイクポイントを握りました。
セットの後半で競った展開になるにつれ、ライブストリーミングで映されることが多くなり、それを見た感じだと、添田くんがどんどん攻めていたこともありますが、ツォンガがイージーなミスを繰り返し、あっという間にブレイクポイントが訪れながら、そこからツォンガが強烈なサーブも含めていきなり攻勢に転じてあっという間にキープされる・・・というパターンでした。
(感じるのはその凄さというよりも、いとも簡単にゲームポイントを与えすぎだろ・・・ということなんですが、まぁそこからキープできる自信があるんでしょうね)
という中で安定したサービスゲームをキープしていた添田くんは4-4のところでつかまってしまいますが、その次のリターンゲームで執念のブレイク!5-5とタイに戻します。

この4-5からの相手のサービングフォーザセットという局面で思い出すのは、先月ローランギャロスでのユーズニー戦です。
(そこからのゲームを取り返してタイに戻すものの、次のサービスゲームを2本のダブルフォルトを含めてストレートでブレイクバックされ、結局5-7でセットを落としました)

トップ選手はセット終盤のこういった局面でのギアの上げ方が実に見事なので、5-5とした後のサービスゲームは要注意だ!!!と思いつつ祈るように観戦。
2回ブレイクポイントを握られながらなんとかゲームをキープしました!
苦労しながらもこのゲームを死守したことは先月からのさらなる進歩と捉えられるし、全力を出して戦うだけでなく、このセットを取って勝利へのきっかけとしたいという思いの表れではないかと感じました。

今回の試合終了後の記者会見では、このセット「4-4からのサービスゲームをキープできなかったことが一番悔やまれるとコメントしたようですが、時々のライストで見た限り、遜色なしに対等に戦えており、現実的にこのセットは取ることができたのではないかと思います。
このセットでは23回ネットに出て14本決めています。1stサーブの確率は58%。


【第3セット】
ツ ○○××○×○××× 0-1
添 ○○○×○ 1-1
ツ ×××× 1-2
添 ○○××○××× 1-3
ツ ○××○×× 1-4
添 ○××○○×○○ 2-4
ツ ○○○××××× 2-5
添 ×××× 2-6

このセットはWOWOWでまるまる放送があったので、ご覧になった方も多いと思います。
真っ向勝負を繰り広げていた第2セットまでとはうって変わり、明らかに疲れが見え始め、セット序盤でツォンガのサーブを待つ間、しきりに腰を回すような姿も見られました。
1stサーブが入らなくなり、フォアが手打ちになり始め、それまでは決まっていたのであろうショットも簡単にネットやアウトし始めます。
1-2からのサービスゲームと最後のゲームではダブルフォルトが2本ずつ。
最後は完全に失速してしまいました。


以下が最終スタッツです。


ゲームについて詳しく書かれた記事が見当たらなかったので、少し細かく書いてしまいましたが、第3セットで失速してしまったのは仕方がない部分もあるのではないかと思います。
もちろん、これからグランドスラムで勝利を目指すには5セット戦えるだけのスタミナを付けていかなくてはなりませんが、今回のような選手が相手だと、最初からペース配分度外視でマックスで向かっていって初めて対等にプレイができるというのが現状なのかもしれない。

それでも、今回ツォンガを相手にタイブレーク、ローランギャロスではユーズニーを相手に5-7、ジャパンオープンではモンフィスを相手にタイブレーク・・・と、添田くんにとっては年に何度もある訳ではないビッグトーナメントで、トップ選手を相手に臆することなくしっかりと自分のプレイを出すことができています。
そして、これら3試合、その表情とプレイからは、そんな相手に「本気で勝つ気で戦っている」ことがはっきりと感じられました。

去年のウィンブルドン1回戦では、相手が予選上がりというチャンスドローであったにも関わらず、緊張からほとんど自滅のような格好になってしまった1年前を思うと、「よくぞここまで・・・(T▽T)」という思いもあります。

改行2大会連続でグランドスラム本戦で戦い、そこがもはや「目指す場所」ではなくなったのが大きく影響しているのではないかと思うし、記者会見でも「これまでのグランドスラムで一番緊張しなかった」と答えたのは、まさにその表れではないかと思います。


そうなると次はここでの勝利です!
ファンというのは実に欲深いものでありますが、現実的にそれが遠い話ではないかもしれない・・・と期待せずにはいられない試合になりました。


最後に試合や本人コメントについて触れられたサイトをご紹介します。

添田・1回戦後会見「今までで一番緊張しなかった」 -SMASH BLOG
http://www.nsks.com/blog_smash/2011/06/23/1557/

2年連続繰り上がり出場の添田 敗戦も“収穫” -スポニチAnnex
http://www.sponichi.co.jp/sports/news/2011/06/23/kiji/K20110623001068350.html


てか、ウィンブルドン本戦でたったこれだけって余りにも酷くないか・・・?(T T

次回は、今回のウィンブルドン出場にまつわる関連ネタを用意したので、それをお送りします。
上の酷すぎる扱いに対するアンチテーゼです。(といっても過激記事ではありませんので 笑)




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