豊田チャレンジャー2回戦、
def. Jimmy Wang 5-7 7-6(3) 6-3
観戦暦が短いと全く分からないことですが、彼はかつてワン・ユーツオという名前で活動し、前の記事で書いたようにジュニア当時から一目置かれる存在だったようですね。
(彼を知る方からコメントが2つもあり、びっくりしました)
そのワンを相手に見事な逆転勝利をおさめ、ベスト8です!
ところで、豊田チャレンジャーにはライブスコアがありません。
ここでツイッター以上に頼りになるのは、Workaholic Web テニス観戦情報サイトです。
リンク一覧にも入れてあるのですが、国内大会(ATP、ITF、JTA大会も)に実際足を運んでいる方が昔ながらのBBSに定期的にスコアを書き込んでくださるのです。
ただし、この掲示板に書き込みをしてくださるサイトの常連の方がその大会に行っていなくてはならない/夜遅いと帰ってしまう/ケータイバッレリー切れ ・・・など(笑)、様々なリスクはありますが、それを差し引いても実にありがたいことで、私はケータイにもブックマークしています。
それとツイッターから集約した展開を書きますと、第1セットはリターンから始まり、キープキープで来た5-6からのサービスゲームを落とし、第2セットは相手マッチポイント(つまり、第2セット5-6・・・と第1セットと同じ展開)が訪れたようですが、そこからセカンドサーブでエースを取りタイブレイクへ。ファイナルセットでは2ブレイク(ブレイクされてないと仮定すると)しての見事な逆転勝利となりました!!!
結果を速報してくださった坂本正秀さんのつぶやきによると、アジア大会の疲れもあり、相当苦しそうだったようです。
移動疲れも取れないままの連日の試合はホントにきついと思いますが、その中で、ケガからの復帰明けとはいえ、自分の先を行っていた同世代のライバルをこういう最高の形で破ったことは、ただの勝利以上に大きな自信になるのではないでしょうか。
これでベスト8が揃い、その中で日本人選手が5人残りました!
添田くんの他には、伊藤竜馬、杉田祐一、鈴木貴男、近藤大生の5人、全員がデ杯メンバーです!
(厳密に言うと近藤選手にはデ杯出場経験がありませんが、今年メンバーには選ばれてますからww)
チャレンジャーでこれだけの選手が揃うのは国内大会ならではとも言えますが、これだけの選手が勝ち残るのは滅多にないことだと思います。
(例えば今年の京都チャレンジャーは添田・伊藤・杉田の3人で、去年の豊田では伊藤・杉田・三橋の3人でした)
個人的な考えですが、テニスの大会を観戦していて、レベルが上がってくる/試合数という点で、一番面白いのは準々決勝の日ではないかと思います。
合わせてダブルスも日本人ペアが多く残っているし、女子も楽しみなカードがあります。
明日観戦に行く方は本当にうらやましいです。
そういえばワン君(当時会場ではそう呼ばれていた)はすごくきゃしゃで、むっちゃくちゃテニスセンスがあるけど、これでプロになって通用するのかなぁって当時思ってました。なにせ16歳以下のクラスでも西欧人はもう大人の体格しているのが多いので。
こういう体格差をものともせずアジア人が活躍する姿を見るのが大好きです。引き続き応援していきます。
さあ、準々決勝楽しみですね。
てらじ
2010年11月26日 5:57 PM
ATPサイトのプロフィール写真がいつ撮られたものか分かりませんが、
数年前の添田くんと雰囲気がすごく似てますよね(笑)
体格は添田くんと全く同じみたいだし。きっと華奢なんだろうなぁ・・・。
sabumasa
2010年11月27日 9:41 AM