気がかりなリタイア/バンコクCH準優勝




先ほど行われたバンコクチャレンジャー決勝戦。
0-6 0-1からのサービスゲームで0-30となったところでリタイアし、準優勝という結果でした。



試合の立ち上がりは普段通りだったように見えましたが、ちょっとのアウトなどが多くいまいち波に乗り切れない感じでした。対して、7月のウィニペグチャレンジャー決勝に続いての決勝での相手となるカブチッチの調子はかなりよさそうで、セットが後半になるにつれ、添田くんの気持ちが明らかに下がっていくのが見て取れました。
第1セットが終わったところでメディカルタイムアウトを取りましたが、第2セットに入ると動きはますます精彩を欠き、相手のサーブを余り追おうとしなくなり、ほとんど何もできないままキープされ、最後のゲームとなったサーブ2本もいつも通り打てておらず、これは厳しいな・・と思ったところで、リタイアを申し出て試合は終了しました。

試合後、改めて映像を見直すと、リタイアという先入観がそう感じさせたのかもしれませんが、試合の最初から体の体幹をあまり使えていないように見え、特にバックのボールにその影響が出ているように感じられました。

試合後のドローに反映されたリタイア理由は「lower back」とのこと。
これを日本語にすると「腰、腰部、腰背部、下背、背下部」とまぁ様々な部位のことを指す訳で、試合から数時間後アップされた本人Instagramには症状の具体が書かれておらず、状態がよく分からないのがなんとも不安なところです。。



来週出場予定の上海チャレンジャーのドローが試合の少し後に発表になり、第3シードとして名前は入っていましたが、試合直後すぎて今日の状況が反映されているかは不明です。

明日は32歳の誕生日。試合途中のリタイアは2014年のローランギャロス以来2年振りで、区切りの試合としてはとても気がかりな終わりになってしまいましたが、このあたりの判断はいつも早く、これまでもそうだったように、深刻な状態になる前の安全を期してのものではないかと思います。

新しい年になっても変わらず元気に頑張ってほしいので、まずは上海は無理をせずに・・と思わずにはおれません。




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