先日行われたマスターズ1000の予選、パリの予選1回戦はスコアを見ていましたが、なんとも酷い負け方でした。。
それを受けて昨日更新されたブログで、予定を早く切り上げて今シーズンを終了するとの報告が上がっていました。
今季に限らずここ数年、シーズン終盤戦はピークに達した疲労が原因と思われるようなトーナメント序盤での敗退が続きがちになっていたような気がします。
それはシーズン中にどれだけギリギリのところで戦っているかの裏返しだし、今季はそれに輪をかけるように、特にこれまでとは全く違うレベルでの戦いが続いたし、最近はデ杯イスラエル戦やジャパンオープン錦織戦のような、異常なまでの緊張を強いられるような難しい試合も続きました。
心身にかかる負担も相当大きくても全く不思議でなく、もうガス欠かなぁ・・・と少し心配していたのですが、やはりそういう状況に陥ってしまったのでしょう。
「疲労は相当にあった分、今年最後の気持ちで力を使い果たし」た、先日のバーゼルの1回戦で接戦を取りきれなかったことがとどめを指してしまったのかもしれませんね。。
ファンとして欲を言えば、トップランク選手相手に悔しい負けが続いていたからこそ、来季に繋がるような勝ちをどこかひとつでも収められればと思ったし、それがバーゼルのベルッチ戦になればと切に思っていましたが、そう都合よく勝てるものでもない。。
その後に続けて書かれていますが、来週はもともとヨーロッパのチャレンジャーにエントリーしており、ポイントのことだけを考えるのであれば、その時点で今季チャレンジャー最後となる大会・豊田チャレンジャーにエントリーすることも可能だったと思います。
でも、このところの添田くんの言動(ブログやインタビューでの発言、大会の選び方)を見るに、今はポイント云々ではなく、ただ強い選手と対戦して勝ちたい、その為に何をすべきなのか・・・という、それが選手活動を行っていく上での最大にして唯一のモチベーションになっているような気がするし、だからこそ、ポイント防衛が火急の問題な訳でもない今、出たところでもはや勝ち上がって行く力も残っていないと感じるのであれば、無理してまでチャレンジャーに出る必要は全くないと思います。
今大切なのは、勝利よりも休養なのかもしれません。
2012シーズンは添田くんにとって本当に大きな成長と自信を得られた、未だかつてなく充実の1年だったと思います。
絶賛添田ファンにとっても、それ以外の日本人選手を応援している沢山のテニスファンにとっても、本当に本当に大きな興奮と喜びを与えてもらった1年間でした。
いつも以上に頑張ったのだから、いつも以上にゆっくり休んで、心身の元気を取り戻して、来年本当の意味でツアーで定着していくためにの英気を養って欲しいと思います。
本当に本当にお疲れ様でした!
という訳で、このブログも2012シーズンは一旦終了です。
・・・とは言っても、ブログにも書かれていますが実はもうすぐだったりする11月18日の「日清食品ドリームテニスARIAKE」と「空旅.com HEAT JAPAN」もあるし、考えていたネタなどをアップしたりしつつ、ゆるやかに更新をしていきたいと思います。
来年はもっといい一年になることを願って♪
さぶさんも一年間ブログ更新おつかれさまでした。
todogao
2012年10月30日 11:46 PM