2015シーズン終了。本当にお疲れさまでした!




更新遅くなってしまいましたが、豊田チャレンジャー昨日のシングルス2回戦は、3-6で落としたところで突然のリタイア。。
予想外の形で2015シーズンが終了となりました。

相手のTucker VORSTERは198センチの超長身で、予想通りというかビッグサーバーでした。ワイドに打ってきたサーブに添田くんは一歩も動けないことが多く、リターンさえできないことが多かったのですが、それ以前にストロークで信じられないような簡単なボールをネットしてしまうことが多く、ライブストリーミングで見ている印象でどこか気持ちが入っていないように見られました。
時々思い出したようないいボールを打つこともあるのですが、それも続かない。。
そして、相手がサービングフォーザマッチをほぼサーブだけでキープし、ベンチに戻った添田くんは飲みものを少し飲んだところで突然主審台に歩み寄り、何か話をしていると事情に気づいた相手選手がやってきて握手。


それまでにメディカルタイムアウトも取っていなかったので、その時はただただ茫然・・・といった感じでしたが、現地で試合を見ていた観戦仲間さんによると、最初から覇気がなく体調が悪そうに見えたということでした。
このところ急に気温も下がったこともあるし、体調を崩してしまったのかもしれません。

相手選手はサーブはとてもいいものの、ストロークは昨日の添田くん並み(こういったら失礼ですが)で、いつもであればそこからでも巻き返しを狙ったのかもしれませんが、昨日はとてもそこまでやりきれる自信がなかったのかもしれないですね。。

4連戦、そして12週を振り返って

全日本から兵庫、慶應、豊田と戦い終えて、シーズン最後の心身一番タフな時期に本当に4週間よく戦い切ったと思います。
一番最初に気持ちの一番のピークを合わせたであろう添田くんが、その後3週間どこまで戦うことができるのか、内心余り期待はしないでおこうと思いながら観ていました。
全日本では決勝で内山選手の覚醒したかのような素晴らしいプレイに屈しましたが、それまで選手達のMAXのテニスをひたすら受け止め続けて準優勝。
全日本の直後で最も反動の大きそうな兵庫チャレンジャーは、準々決勝で後半失速してしまったもののベスト8。
地元の慶應ではエブデンに嬉しいリベンジ勝利も果たしてしっかり準優勝。
そして、決勝での全身全霊のプレイの末競り負けてしまったことで、ここで緊張の糸が切れてもおかしくなかった今週は1回戦で内山選手にしっかりリベンジ勝利を果たしました。

今思えばですが、内山選手との試合も簡単なミスが多く、どこか波に乗れていないような印象があり、すでに体調はよくなかったのかもしれません。それでも勝利を収めました。
このチャレンジャー3連戦では、エブデン、ダニエル選手、西岡選手、内山選手といった絶対に負けたくない選手と繰り返し対戦し、何度もピークを作ってはまた作り直すことの繰り返しだったと思います。


そして、どういう理由かは分かりませんが、今年はこれまでと遠征の仕方を変え、3週遠征に出て1~2週休むというペースを一貫して貫いてきましたが、今調べ直したら、実は、全米予選の次に出場した9/7週の上海チャレンジャーから今週までの12週、試合に出なかったのは9/21週と10/26週のたった2週だけなんです。
体力の回復の早い若い選手でさえこの移動と試合を繰り返す過密スケジュールは心身本当にタフなんじゃないかと思います。全米以外はアジアだけでしたが、それでも喘息の不安を抱える選手として、繰り返す長距離移動、空気の悪い中国などリスクと不安は少なくなかったはずです。
その中で、特にケガもなく10大会を戦い抜きました。
31歳という選手にとって、このこと自体がとても大事なことだと思うんです。

そして、100位台前半にいる選手として本来目指すべきであろう全豪オープンの本戦ダイレクトインへの可能性を厳しくするリスク承知で決めた最後の4連戦。結果、それを叶えることはできませんでしたが、全日本を含めてこの4大会、そして11週の連戦で得たものは少なくないと思うし、これからそれを振り返って自分で見つけてほしいとも思います。

来年また気持ちを新たに、今までと同じことを繰り返すツアー生活であったとしても、そこに何か感じながら戦っていくことができるんじゃないか・・・そう信じてやみません。

締めくくり、豊田チャレンジャー8強

ということで、これからはイベントやスポンサーまわりなど、日頃できない仕事も多くあると思いますが、ひとまず待ちに待ったオフシーズン!
まずは少しの間だけでもテニスから離れて気持ちと体をゆっくりと休めてほしいと思います。

2015シーズン、本当にお疲れさまでした!!!!!


そして、豊田チャレンジャーは今日準々決勝が行われますが、伊藤選手、杉田選手、西岡選手、そして本戦ワイルドカードの片山選手が勝ち残っています。
ここまでの兵庫、慶應では日本人選手が決勝まで残り、大会側・観客にとってもとても嬉しい展開になりました。
今週もそれが実現するといいですね!




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