映画『マッチポイント』(’05)




なんじゃこの記事タイトルは・・・?と思われる方も多いかもしれないですが、今日はテニスにちなんだ映画のご紹介。

以前やっていたブログで時々テニスにちなんだ映画を紹介していたのですが、先日久しぶりにそれを読んでみて、我ながらしっかり調べて書き込んでいて面白いなぁ・・・と思ってしまいました(笑) 添田くんに関する情報を読みに来ている方にはどうでもいい内容かもしれませんが、実際はそんな余力もないのだけど、私自身は時々テニスにまつわるあれこれを書いていければと思っています。
ということで、まとまって時間の取れるゴールデンウィークに久しぶりに書いてみることにしました。

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今回ご紹介するのは、アメリカを代表する監督のひとり、ウディ・アレンの『マッチポイント』(’05)です。

Match-Point本編 124分
監督 ウディ・アレン
製作国 イギリス/アメリカ
原題 Match Point

〔ストーリー〕アイルランド出身の元プロテニスプレイヤーであるクリス(ジョナサン・リース=マイヤーズ)は、大都会で成功する野心を胸に、ロンドンの会員制テニスクラブでコーチとなり、大金持ちのトム(マシュー・グード)と親しくなる。やがて彼の妹クロエ(エミリー・モーティマー)に気に入られ、とんとん拍子に成功への道を進み始める。しかし、トムの婚約者で女優の卵であるアメリカ人のノラ(スカーレット・ヨハンソン)に一目で心を奪われ、義理の姉弟となる間でありながら不倫の関係に陥ってしまう・・・。

人生で成功したいという欲望とそれを妨げる愛との間に揺れながら、クリスがどちらを選択することになるのか描くラブサスペンスです。スカーレット・ヨハンソンがテニスをするシーンはありませんが、過剰なまでにセクシーです(笑)

2009年ウィンブルドン男子シングルス決勝(フェデラー対ロディック)を観戦するウディ・アレン。そして右上にはなぜかラッセル・クロウがwww

2009年ウィンブルドン男子シングルス決勝(フェデラー対ロディック)を観戦するウディ・アレン。そして右上にはなぜかラッセル・クロウがwww


監督のウディ・アレンはウィンブルドン決勝を観戦するなどテニス好きでも知られています。
その一面は、劇中に誰もが知るアガシといった超スター選手だけでなく、イギリスにとって地元選手であるルゼドスキー(元世界4位/1997年全米準優勝)やヘンマン(元世界ランキング4位)といった選手名が出てくることからも伺えます。
そして、トムとクロエのファミリーネームが実はヒューイットだったりもする(笑)

クリスは現役中アガシやヘンマンとも対戦したことがあるという設定で、総合的に推測するにランキング2ケタ台後半ぐらいの中堅選手だったのではないかと思われます。
しかし、勝敗に対する執着心に欠けると自己分析し、ツアーは嫌いとも語ります。

match-point3コートを行き交うボールがネット上で弾み、それがどちら側のコートに落ちるかによって勝負が決まるという映像とモノローグにより映画は幕を開けます。
ボールがどちら側に落ちるかはもちろん誰にも分からないし、コントロールすることもできない。それは完全に運ですが、「運を軽く見てはいけない」といった彼の人生哲学とも言える考えが、映画の方向性に大きな影響を与えています。

MATCH_POINT2ストーリー上テニスがそれほど重きを置かれている訳ではなく、あくまでクリスのコーチという職業/キャラクター同士の交流ツールとして出てくるに過ぎませんが、“運”におけるひとつの好例であるボールのネットインにそれを託しつつ、一方でそれを逆説的に描きもしていて、そのあたりはすごく上手いと思います。
あるいは、考え方として健全でない哲学を元に生きているクリスの歪んだキャラクターがもたらす悲劇を描いていると言えるかもしれません。


ふたつだけ注文を付けるとすると、ラケットバッグにそんなものを忍ばせるとはけしからん!というのと(笑)、劇場公開時に観た時はさほど気にならなかったのですが、今回DVDで観直したらクリスがもう自己中極まりなく、それだけで映画としての評価が下がりかねないクソっぷりなので、もしこれからご覧になる方はぜひご注意いただきたいと思います(笑)

作品選びについて楽をしてしまった感も否めませんが、最近ちょっと気になっているマシュー・グードが出ていたことに気付き、それが今回選んだ決め手なりました。


【予告編】



近年のテニス映画の代名詞とも言える『ウィンブルドン』(’04)、ヒッチコックの『見知らぬ乗客』(’51)、家族でのダブルスを通じて関係性が浮き彫りになっている『イカとクジラ』(’05)について紹介していますので、よかったらそちらもチェックしてみてください。
(古い記事なのでリンク切れはご容赦ください)




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コメント(1)

  1. 以前の映画紹介記事も楽しく読ませて頂きました(^-^)添田君を知る上で自分が知らなかった時期の情報はとても貴重です。なのでsabumasaさんのブログや添田君のブログ、Twitterを遡って読み、その時の添田君に想いをはせる。なんとも乙女チック?に頑張ってます…((((((^_^;)。それにしても2010年頃の添田君のブログのテンションは高いですね〜あの時期 リアルタイムで読んでた方が羨ましい…若さと勢いが全開というか、貪欲で泥臭くてなんか良いです。これからも添田情報&etc. 宜しくお願いします!

    teto

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