嬉しいニュースが飛び込んできました!!!!!
毎年ファンや選手による投票で決められるATP World Tour Awardsの各賞ノミネート選手が発表され、なんと、
年間を通して技術を向上させランキングを著しくアップさせた選手に贈られる“Most Improved Player of the Year”にノミネート
されたのです!!!!!
>>2012 ATP World Tour Awards ページ
今季の飛躍的成長はファンでなくても感じる人も多いだろうし、もしかしたらノミネートもあり得るのではないかと勝手に期待していましたが、まさか現実のものになるとは・・・!
ノミネート選手は全部で4人おり、シャルディ(103位→31位)、マトセビッチ(203位→58位)、モナコ(26位→10位)、そして添田くん(120位→55位)です。
(左のランキングは昨シーズン終了時のランク/右は10月8日現在のランク)
このATPアワードでは、2008年に錦織選手が著しく飛躍した若手選手に贈られるNEWCOMER OF THE YEARに選ばれるというアジア選手初の快挙を成し遂げ、昨年はそのMIP賞にノミネートされましたが受賞は逃しています。
ランキングだけで見るとマトセビッチが圧倒的でモナコのランキングはほとんど変わっていませんが、この賞が選手投票により選ばれるため、受賞の可能性について考えるとしたら、他の選手にとってどれだけインパクトを与えているかということに着目しなければいけないのかもしれません。
シャルディは全米で3回戦/マスターズ1000でベスト8、ベスト16 といった結果を残しています。
マトセビッチは今季これまでのツアーで準優勝1回/準決勝1回/ベスト8が2回という実績を残しています。
モナコはひとりランクが少し上なので実績面では圧倒的なのはもちろんですが、長年20~30位台だったのが28にして初のトップ10入りというのはインパクトはもちろんのこと、選手間で祝福というか一目置かざるを得ないところがあるのではないでしょうか。
という中で、添田くんは今季前半はオリンピック出場のためにチャレンジャー出場の道を選び、名実ともにATP選手の仲間入りをしてまだ時間も経っておらず、成績面でもツアーベスト4が2回というのに加えて、他選手への認知度も含めて、他の選手と比べてインパクトという意味では見劣りすることは否定できません。
それでも、添田くんとマトセビッチのセールスポイントとしては、ふたりとも去年まで抜け出せなかった100位台を今季ついに飛び出し、ツアーで結果を残し始めているということです。
賞の名前だけを直解すると、ふたりのどちらかが受賞するのが一番ふさわしいような気もします。
ちなみに参考までに昨年この賞を受賞したのは、ボゴモルフJr.で、166位から33位と飛躍的にランキングを上昇させ、年間で6大会もツアー8強以上の成績を残したようです。
彼も長年100位台の選手だったので、これは文句なしの受賞でしょう(私も去年受賞は彼以外にないと思っていました)。
とはいえ、投票結果の発表はまだ先だと思うので、これから残った大会でインパクト絶大な結果を残せばいいんです!!!!!
・・・と、我ながら美しすぎる前置きを作り上げたところで(笑)、ストックホルム2回戦の注目のツォンガ戦、明日のセンターコートナイトマッチに組まれました。
試合開始は現地時間NB午後8:15(日本時間深夜3:15以降)となります。
真夜中なので観戦もしにくくはあるのですが、ツォンガとは去年のウィンブルドン1回戦以来の対戦。
もちろん簡単どころかなかなか勝てる相手ではありません。
でも、去年から飛躍的に成長した姿を見せて欲しいと思います!!!!!
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