必見の、今シーズン残り2大会




先ほどトララルゴンチャレンジャー2、2回戦が終わりました。

Jose (Rubin) Statham(730位/ニュージーランド) 4-6 6-4 2-6
2回戦敗退です。。

ファイナルセットの*1-3から映像を見ることができたのですが、相手のサーブにいいようにやられて、自分のゲームではストローク戦に少し精彩を欠いている印象を受けました。
風がものすごく強く、やりにくさを感じているようにも見えましたが、それは相手にとっても同じ環境。

今日の試合、ライストの回線が不調だったようで、かなり(というかものすごく)断片的ですが、試合の一部ということで映像で確認することができます。
気になる方はこちらからアーカイブを探してみてください。
http://new.livestream.com/ATP/traralgonii2014court1


今日は少し暗い内容になりますが、現実を見ないでお気楽なことを書いても仕方がないので、よろしくお付き合いくださいませ。

生観戦やライストでこのところの試合を見ている方は、添田くんのテニスをどう感じていますか?
以前から時々書いてることでもありますが、このところ左右に全く走れていないように感じます。特にバックに振られるとかなり厳しい。正確かつ緻密なストロークと同じぐらい走ることが大きな持ち味だと思うのですが、これが余り機能していないような気がします。これは今日の試合に限ったことではなく、近いところではジャパンオープンのヤング戦でも同じことを思いました。
簡単に言うとフィジカルが落ちているということなんでしょうか。

一方でショットの精度だけを言うと1年前2年前と比べてさらに磨きがかかって来ているように思うので、それをフィジカル的に生かすことができていない現状は本当にもったいないと思います。


今季はシーズン序盤に体調不良が長く続いたこともあり、シーズンを戦える体をしっかり作れなかったこともあるのかもしれません。体調不良などの影響で遠征の合間もしっかり体を作れる余裕までないのかもしれません。
でも、本人ブログなどを見ていると、自分の感覚と外から見た状態に少しズレがあるような気がしてならないのです。そういうところで見られるのは表向きの言葉なことが多いし、実際の本人の細かな状況などろくに知りえない外野の意見でしかありませんが、外から見てそう感じているのは私だけではないように思うのですが、皆さんはどうですか?

昨日、久しぶりの勝利を上げることができて、これをひとつの進歩と考えることもできますが、先週も今週も、本来添田くんは優勝にからむべき選手です。チャレンジャーで2週間戦ってたった7ポイントというのは、現実的に考えて余りにも厳しすぎるとしか言いようがありません。


この4連戦は全豪ダイレクトインを果たすための位置づけになっていますが、現実問題として、かなり厳しい状況にあると思います。
先週今週のように、後に引きそうな敗戦ばかり重ねるぐらいなら、目先のことではなく先を見据えてじっくり時間をかけてテニスを立て直すのも一案なのにな・・とさえ思う。。
11月中旬まで試合に出ていたら、オフシーズンもあっという間に終わってしまうのだから。

ただ、実際そうならないとは思うので、今シーズンあと2大会を残すのみ。戦うからには、オフシーズンにぶっ倒れることになってもいいから、とにかく1ポイント1ポイントに全力に向かっていってほしい!
それで結果がついてくるかどうかは全く分からないし、今日のプレイをみた印象では、数日で劇的に改善されるようなものにも思えないですが、出るからにはそうするしかない。


来週と再来週、物理的に観戦に行ける人は会場に行きましょう!

テニス選手のピークは待ってくれないのです。近い将来、また強い添田くんが戻ってきてくれることを願っていますが、それは添田くんがただがむしゃらに頑張るだけではダメなんです。そこはもう選手と支えてくれるコーチ達が持つビジョンを信じるしかない。
ネガティブなことは書かないようにしたいですが、現実逃避だけはしたくないし、さらに悲しさが加速することになるかもしれませんが、やっぱり今をちゃんと見たいと思います。
もちろん、そういう後ろ向きの感情を吹き飛ばしてくれる大活躍をしてほしい!!!!!と猛烈に思うし、それを信じて応援したいと思います。

去年までなら前半はお気楽な気分で、準決勝から~なんて思っていたと思うのですが、今年は自分の体が空いていることもあるので、慶應は1回戦から可能な限り観戦に行くつもりです。




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コメント(3)

  1. 私も皆さんにひとつお聞きしたい事が。去年から添田くんがインタビューで度々語っている事ですが、「1番難しいのはモチベーションをどう維持していくか」という言葉。
    11月号テニマガでもまた同じ事を語ってましたね。なんか去年からすごく気になるんです。モチベーション=気力が出ない。感情を出さない選手ですがグランドスラム敗戦の時も妙に淡々と現実を受け入れてる印象が、、モチベーションと聞くと私が真っ先に思い浮かぶのは千代の富士の引退記者会見。
    「体力の限界‥気力も無くなり、引退を決意しました」気力が無くなるってフレーズに子供ながらすごくショックを受けた思い出があります。
    添田くんも語っている様に「12〜13年やってきて、毎年同じ事の繰り返し」だと。なんとなく私は、今のスランプがものすごく気持ちの部分が大きい気がしてならないんです。テニマガのコラム、「がむしゃらにやるのではなく」はがむしゃらに出来なくなってきたのではないか。ブログでも前向きに自分を鼓舞して自分を煽ってますね。気持ちがどうしても上がってかない試合が若い頃より増えているのかもしれません。どうなんだろう、、私の考え過ぎですかね、、(。-_-。)

    teto

  2. tetoさん
    千代の富士の引退会見・・・あの搾り出すような吐き捨てるような言い方、かなりショッキングでしたよね。。
    モチベーションの低下は、私が思うのは再びCHが主戦場になっていることが大きく関係しているような気がしています。そこからもう一度抜け出すには結果を出すしかない訳ですが、目下、ランキングの現状維持が精一杯になってしまっている。。
    どこが元なのかは分かりませんが、心技体のバランスが取れていないように見えるのですが、これを一時の不調(もちろん改善可能)と捉えるか下降と捉えるかは添田くんに他ならないですよね・・私はもちろん前者だと思っているからこそ目先に捉われずにいてほしいと思う訳です。

    sabumasa

  3. 私が感じた最近の観戦感想は…、取り敢えず3点。
    まず第一は、相手と闘ってるのではなく自分と闘ってる、です。ショットが入らないとか故障箇所をカバーしながらとか…。相手との駆け引きをする余裕が無い。悪く言えば独り相撲の試合。
    次は、リターン力の低下。技術的な事ではなく、テンポが何時も同じ・コースも8割センターへ安全な返球。これでは相手サーブはプレッシャー皆無で打ち込み放題。
    最後は、当然フィジカルの低下。これは本人がケアやスケジュール調整含め努力あるのみ。

    以上厳しく書きましたが、今年は足掻いたぶん技術力や回り込みフォアの向上など、来年に繋がる進歩も感じてます。後は本人の努力とモチベーション次第。
    フェデラーも昨年絶不調で引退を囁かれましたが、今年後半は完全復活! 。見習いましょ!
    ファンだからこそ選手が不調の時ほど暖かく気長に応援しましょう。

    最後に…。添田選手がプロ転向した同時の目標だったと思われるものは、既にほぼ達成してると感じています(それ以上?)。私はいちファンとしてはもう十分満足感いっぱいです。でも、もう一度TOP100に返り咲いて欲しいですね。出来る!と信じてます!

    みかん

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