自分自身との戦い




グアダラハラチャレンジャー1回戦、Ante Pavic(229位/クロアチア)と対戦し、 4-6 4-6 で敗れました。

高度1654メートルというボールコントロールの非常に難しい環境で、他の試合もエースを量産しまくる選手がいる一方、異常にダブルフォルトが多い選手もちらほらいて、その影響が大きいのはライブスコアからだけでも分かるものがあります。
という中で、相手選手は15本ものエースを打ち込み、添田くんはこのところでは多い5本ものダブルフォルトを出してしまいました。

相手のエースはもう仕方がないにしても、そういう環境へのフィット力も勝つためには必要なことなので、添田くんには何か足りないものがあったのかもしれませんね。

今日の試合は、第1セット4-5からのサーブでこの試合初めて招いたピンチでブレイクを許しセットを落とし、1ブレイクダウンからの相手のサービングフォーザマッチで初めてブレイクに成功し、4-4と追いついたものの、次のゲームで30-30という重要な局面でダブルフォルトを打ってしまいキープすることができませんでした。

敗戦の時に度々感じる時がありますが、添田くんのテニスとは相手云々ではなく、いかに自分のテニスをきちんとできるかが課題なのかもしれません。実際そういうことは本人もよく言及していますしね。
ブレイクをするのが非常に難しい劣勢の状況でも試合を諦めずに最後まで気持ちを切らさず食らいついていけたのはよかったと思います。それができて初めて勝利への道が開けるのだろうし、これは想像の域を出ませんが、それができたということは、メンタル的にはきっといい状況で試合に臨めていたんだろうなぁ、と。

それまで少ないチャンスを全く生かせなかった中で、相手に勢いに任せて一気に行かれてもおかしくないサービングフォーザマッチで初めてブレイクというのは素直にすごいと思います!

でも、土壇場でブレイクに成功しても、自分のゲームをキープできなければ勝つことはできません。
高度とかコンディションとかそういうことは関係なく、結局は自分自身との戦いなのです。

出勤前ギリギリの時間なので、今日はこのへんで。
次は来週金曜からのデ杯チェコ戦になります。日本もいよいよ春になろうとしています。暖かくなってきた日本でしっかり調子を整えて、目標とする大会に向けていい準備をしてほしいと思います!




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