来年またいちから頑張ろう! -デ杯WG入替戦2-3で敗退




昨日まで行われていたデビスカップワールドグループプレイオフ日本対イスラエル

2日目まで終わった時点で1勝2敗と後のなくなった日本チームは、第4試合で錦織選手が苦しみながらファイナルセット7-5でセラを振り切り勝利!
運命のかかった最終戦、添田くんは伊藤選手を圧倒して勝利したアミル・ワイントラウブ(223位)選手に3-6、6-7(5)、6-4、3-6で惜しくも破れ、日本はアジア・オセアニアゾーン グループ I への降格が決定してしまいました。


試合序盤、先にブレイクポイントを握ったのは添田くん。でも、そこからなかなかなかなかブレイクが遠い・・・。
おそらく伊藤選手も全く同じだったんでしょうね。

2セット続けて落としてしまい、後がなくなった添田くんでしたが、攻めの手を止めることはなくとにかく相手を走らせていました。第3セットに入るとトップギアで来ていた相手もさすがにファーストサーブの確率とスピードが落ち始め、ダブルフォルトにも助けられてついにブレイクに成功。このセットを取ります。
第4セットに入ったところで相手が太もも?を痛めてしまい、このまま試合を続けられていたら勝つことができていたと思います。しかし、リターンの第1ゲームで長いデュースを繰り返していたところで、痛恨の雨中断・・・。
屋根を閉める間の約30分で相手が治療を受け、息を吹き返し、このゲームをブレイクできず、逆に第4ゲームでブレイクをされてしまいました。


ワイントラウブは、188センチの長身から繰り出される210キロ超えのサーブに、とにかく早いタイミングで打ち込まれてくるシングルバック。そして、セラも同様ですが、ラリーの攻守を1本で帳消しにする深いスライス。ラリーの中で突然入れてくるドロップショットのタイミングのよさ。
加えて、すごい速さで襲い掛かってくる超高速フラットのフォア。クロスが特に素晴らしかったです。シングルバックというと、フェデラーを筆頭に、アルマグロ、ガスケ、バブリンカ、ユーズニー、ステパネク・・・と色々いますが、バックハンドは本当に素晴らしいものがあるのに、フォアが余り武器になりえていない選手は意外と多い。ワイントラウブにはその強さがありました。
つまり、何をとってもよくて、対戦相手じゃなかったら間違いなく大興奮で見入ってしまっていたのではないかと思います。

加えて、調子がよかったことも関係しているかもしれませんが、非常にメンタルの強い選手のように思えました。今回のデ杯に関していうとセラ以上に強かったし、今回のデ杯で大きな自信を得てこれから一気にランキングを上げてくるのではないでしょうか。


負け惜しみではなく、添田くんはこれまでそういうランキング下位の沢山の選手たちと対戦してきました。ラオニッチ、ゴフィン、シュテーベ・・・その後彼らはぐんぐんランキングを上げ、ツアーで活躍しています。
ただ、我々がそれまで知らなかっただけ。世界中には知らないだけで素晴らしい選手は沢山いるんだと思います。

改めてそれを思い知らされた敗戦でした。


相手のサービングフォーザマッチ。デュースの時だったでしょうか、添田くんに足の爪がはがれるというアクシデントが襲いました。
会場ではもちろん詳細は分からないし、後でそのことを知ったのですが、これまでライブスコアでの観戦時代からただの一度さえ、添田くんがメディカルタイムアウトを取った記憶はありません。本人もケガをしないことを武器と思っているし、ファンも試合に出過ぎではという心配を抱えつつもそういう安心感を持つことができています。
だからこそ、痛みに顔をゆがめる姿は本当に痛ましく、それでも諦めない姿には本当に心を打たれました。

チームの敗戦が決まった後、客席におじぎをしてからチームインタビューを待つことなくコートを後にしましたが、治療はもちろんですが、チームを勝利に導くことができなかったことについて、どんな思いがあったのでしょうか。

試合後の記者会見で、「痛みはあったけど、もしあの時ファイナルセットに入っても試合をする覚悟はあった。」と答えたようです。
もし昨日が通常の個人戦であったら間違いなく大事を取ってリタイアしていたのではないかと思います。


添田くんの諦めない姿勢、ワイントラウブの大ブレイク、そしてここでは触れませんがセラ戦を制した後の錦織選手の涙・・・それら全てが、国を背負って仲間たちと戦うデ杯の厳しさと素晴らしさを物語っているような気がしました。

来年はまたアジア・オセアニアゾーンで再出発です。

道のりは決して簡単ではありませんが、この1年でチームは大きく成長しました。
再びワールドグループ復帰を目指して、また来年皆で力を合わせてワールドグループ復帰を目指していちから頑張って欲しいと思います。


>>添田豪、試合後「課題がまだ残っている」◇デビスカップ -テニス365
http://news.tennis365.net/news/today/201209/94530.html


捻挫やアキレス腱など、選手活動ひいては選手生命を脅かしかねない重大なケガでなかったことが不幸中の幸いです。
爪がはがれてしまったとなると、踏ん張りなどにしばらく影響も出るでしょう。

来週出場が予定されているツアー250のバンコクに間に合うかはちょっとなんとも言えない気がしますが、時間が解決してくれる軽症です。その翌週はジャパンオープンだし、その後もシーズン終盤の大会出場は続いていきます。
無理せずしっかり傷を治してまた個人戦で頑張って欲しいと思います!


デ杯についてはもう2つ書く記事があるのですが、趣が少し変わってくるので追って順番に上げていこうと思います。




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