昨日は夜遅くまでテニスで疲れ果てて眠ってしまいました。ということで、記事がものすごーくギリギリになってしまいましたが、全米オープン本戦が開幕しました!
皆さんご存知の通り、地元のマーディ・フィッシュ(25位)と対戦する添田くんは初日に登場。会場で2番目に大きいルイ・アームストロングコートの第3試合に入りました。
この会場の収容人数は約10,000人だそうです。
ということで、WOWOWの放送予定にもしっかり入っています!
WOWOWライブで生中継。大会初日である今日は無料放送されるため、WOWOWオンラインやニコ生など、各種サイトでも無料ストリーミングで見られますよ!
>> WOWOWテニスページ(ページに埋め込まれています)
http://www.wowow.co.jp/sports/tennis/us2012/index.html
WOWOWオンラインの試合プレビューに書かれている紹介文に、めずらしく(失礼 笑)的確なことが書かれています。
自分が絶賛初級でブログの記事を書く上でテニス的ボキャブラリーが足りないと感じることも多いのですが、自分には書けない技術的ポイントをしっかり書いてくれているので、全文を紹介したいと思います。
地元の期待を集めるフィッシュと1回戦で戦うことになったのが添田豪。フィッシュは春先に原因不明の心臓疾患で一時戦線を離れたが、不整脈と判明した後 は戦線に復帰。全米に向けてはほぼ順調に仕上げて来ていると見ていい。 初戦から地元のトップ選手との対戦は、添田にとってはっきり言えば不運だが、フィッシュのボールはフラットで鋭いものの、厄介な回転を操るタイプではなく、あくまでもアメリカンタイプの正統派スピードプレーヤー。前向きに考えれば、今のシード勢の中で言えばむしろ、添田がもっともやりやすい相手の一人と言えるかもしれない。
添田もまた正統派のプレーヤーであり、基礎力の高さと対応力が武器。何とか序盤で離されず、接戦に持ち込んでいければ5セットマッチでは何が起きるかわからない。添田のリターン力なら、フィッシュのサービスにも試合の中で対応していけるはず。添田は自分のサービスゲームをキープしながら、リターンでチャンスを伺う展開に持ち込みたい。場内は恐らくフィッシュへの声援一辺倒で、デビスカップのような状態になるだろうが、それはフィッシュにとってプレッ シャーにもなるはずだ。
お互いにフラット系のスピードボールが持ち味で、積極的にネットプレーも仕掛けるオールラウンダー。純粋に試合としても面白い戦いとなるだろう。
今回の試合に限らずいえることですが、勝利をつかむためにとにかく大事なのは、相手のテニスに慣れるまでとにかく食らい付いていくこと、そして、決して受身にならないこと、ミスを恐れずアグレッシブに行くことです。
実際勝ちを掴むのは簡単ではないかもしれません。でも、5セットマッチであるグランドスラムでは、序盤で劣勢を強いられたとしても、テニスを立て直すまでに時間をかけられる猶予があります。まずは1セットを取ること!それをしないことには、勝利への道はあり得ない。
添田くんが入ったルイ・アームストロングコートには、前に男子1試合/女子1試合が組まれています。
現在行われている第1試合・ラッコ×ブレイク戦は、ふたりともガンガン打ち合うタイプの選手なので、かなり激しい試合になるのではないかと読んでいましたが、たった今ブレイク7-5で第1セットが終わったところです。第2セット以降、この接戦の均衡がどう破られるかは分かりませんが、添田くんの試合はどんなに早くてもあと2時間以内に始まることはないでしょう。
一昨日25日はサンギネッティコーチの誕生日で、昨日はナショナルチームコーチとして帯同している増田健太郎コーチの誕生日だったそうです。
増田コーチのブログで選手たちからプレゼントをもらったと書かれていました。コーチ思いの添田くんのことだから、きっとサンギネッティ氏にも何かプレゼントを贈ったのではないでしょうか(^^
そして、添田くん自身の誕生日である9月5日も来週の水曜日に迫っています。
ナダルやグルビスなど、グランドスラム大会期間中に誕生日を迎える選手は沢山います。グランドスラムの時期は毎年決まっているので、もちろん誰もにそれができる訳ではありませんが、テニス選手として、最高峰の大会であるグランドスラムの会場で誕生日を迎えられることは、とても感慨深いものがあるのではないかと思います。
そして、添田くんも勝ち上がれさえすればこの全米でそれができるんです。例年、誕生日に当たる日は日付的に大会終盤に当たるため、簡単でないことはもちろん分かっています。
でも、一度でいいから、それを体験させてあげたいなぁ・・・とファンとしては勝手に思っているのです。
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