言いようのない悔しさが残る敗戦(イーストボーン1回戦)




先ほどイーストボーン(ツアー250)の1回戦が終了しました。

vs フィリップ・コールシュライバー(29位/ドイツ) 4-6 5-7


スコアだけ見ても分かるように、善戦した上での悔しい1回戦負けとなりましたが、ライブスコアを見ていた人はその悔しさは大きいのではないかと思います。

それは、スコアの上では、第2セットはスタッツ的に優位に展開できていたからです。このセットはブレイクポイントさえ与えない完璧な展開でした。一方で今日はコールシュライバーのファーストサーブの確率が非常に悪く、ブレイクはできていませんでしたが、第2セットは相手のセカンドサーブからのポイントもかなり取れており、タイブレークに持ち込めればセットオールにできるチャンスは充分あったと思います。ファーストサーブの確率もよくそこからのポイントも取れており、セカンドからのポイントも60%台をキープできており、それが期待できる雰囲気もあったのです。


それを一転万事休すに追いやられたのは第5セット5-5からの第11ゲーム。

ここをキープできればタイブレーク、その先のセットも見え始めていたプレッシャーでしょうか、ファーストサーブが入らなくなり、それまで取れていたそこからのポイントが急に取れなくなってしまいました。
そして、迎えた相手のブレイクポイントで痛恨のダブルフォルト・・・(T T)

第1セットも2-2からのサービスゲームで先にブレイクされたのをすぐさまブレイクバックして3-3としましたが、その後、4-4からのサービスゲームで2ゲームポイントからストレートでブレイクされ、そのままセットを取られてしまいました。


この2ゲームに共通するのは、ここをブレイクされたら相手のサービングフォーザセットになってしまう、セット終盤の肝心どころということです。取得ゲームの上では競っていても、そのゲームで上位選手がスッとギアを上げてブレイクしてセットを取ることはよくあります。
今回は添田くんがブレイクされる側でしたが、そういうゲームはもっと上の選手同士の試合を見ていてもよく起こるものだし、試合の中で全くプレッシャーを感じず、または、感じてもそれがマイナスに現れないようにプレイすることはとんでもなく難しいことだと思います。

そして、このところ、ツアー選手との対戦が続いていますが、ブレイクした後にブレイクバックされる試合もとても多い印象があります。
観戦する側の人間がその理由を知ることは難しいですが、それだけに、なんとも表現のしようがない悔しさがあるのです・・・。


あくまでもスコアの上での印象ですが、この試合の添田くんのプレイはとてもよかったのではないかと思います。
プレイがいいことだけでは経験豊富な上位選手に勝つことはできませんが、それでもこの試合はライブストリーミングで見たかったです。


次はいよいよウィンブルドン!
本戦ドローの発表は金曜日です。


【第1セット】


【第2セット】




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