デ杯日本チームに1勝目をもたらす。自身もDセラに初勝利!

大事なデ杯の一戦が始まっているのに、ブログ放置ですみません。。
少し前から、個人的に最優先しなければならない事態が発生していて、今もそうなのですが、全くデ杯モードになれておりません。


という中、半年振りとなる添田くんの日本でのプレーだけはどうしても見たくて、昨日は第1試合だけ観戦に行ってきました。

デ杯ワールドグループプレイオフ日本対イスラエル、シングルス2を任された添田くんの相手は、イスラエルを長年引っ張ってきたエース、ドゥディ・セラ(98位)
これまで3度対戦してまだ勝ったことがありませんでしたが、結果は 6-2 6-4 3-6 6-4

日本チームに1勝目をもたらし、自身初めてセラに対して勝利を収めることができました!


このところサーブが非常に好調なので、それを見られるのをすごく楽しみにしていましたが、昨日はサーブが少し抑え目だったように思います。
いい時は200キロ超えも度々ですが、ファーストサーブでも160~170キロ台がほとんど。

一方で、ストロークは非常に安定していたと思います。スライスを織り交ぜながら緩急ついたストロークをしたり、シングルハンドのバックから突如繰り出される早いダウンザラインを持つセラに対して、ミスも時々出てはいましたが、上手く左右に振ってラリーでは上回ることができていたと思います。
ネットにもそれほど出ることはありませんでしたが、チャンスでネットを取った時は確実にポイントになっていたし、あくまでもストロークで勝負にしようとしているように見受けられました。
5セットということもあるし、ものすごく暑かったので余り無理せず臨んだのかもしれないし、今の調子のいいものを武器としてやっていくということだったのかもしれません。

今季ますます磨きがかかっている決めショットの精度、ラリーの中で出てくる相手の甘いボールを見逃さずすかさず攻撃に転じる・・・といったところは充分堪能することができました(^^


今の添田くんの実力であれば、自分の力さえさせればきっと勝ってくれるだろうと思っていましたが、これまで1勝もできたことのない相手にこうしてしっかり勝ち切ることができたというのは、チームとしての勝利はもちろんですが、選手個人のファンとして、成長を一番実感できることで、それが何より嬉しかったです。

試合の詳しい内容はデ杯ホームページで紹介されています。


デ杯の応援ウェアとしてJAPAN TENNISの赤のTシャツが導入されたのは去年のウズベキスタン戦からだったでしょうか。
それから数大会が経過し、観客がそれを着てくるというのが少しずつ定着しつつあるようです。
観客の2~3割ぐらいが着用していて、前の席の人も(そして一緒に観戦していた人も私以外は・・・笑)。


斜め上のブロックには修造チャレンジの練習生たちが陣取っていて、皆で応援コールをリードしていました。
(子どもたちなので写真は控えますが。。)


今日はダブルス1試合、出番はありませんが、今日の結果次第では明日の最終戦で再び登場する添田くんに全てを託されることになり、クロアチア戦同様、大きな重圧を抱えることになります。

まずは今日のダブルスでの勝利を祈りつつ、今日は自宅でライブスコアで応援します!


上の理由から、記事を書くのに随分時間がかかってしまいました。
本当はまだ書きたいことがあるのですが、それを全部やっていると明日になってしまいそうなので(笑)、内容不十分ではありますが、アップすることにします。


デ杯WGプレイオフ対イスラエル 日本チームメンバー発表!

今日、デ杯ワールドグループプレイオフ・対イスラエルの日本チームメンバーが発表となりました!


日本チームのメンバーは錦織圭、添田豪、伊藤竜馬、杉田祐一の4名です。
竹内映二監督は2月のワールドグループ1回戦クロアチア戦をもって監督を退き、今回は坂井利郎氏が指揮を執ります。


今日行われた記者会見に出席したテニス媒体によるレポートをまとめると、シングルスに起用されるのは順当に行けば錦織選手と添田くんのふたりを軸に考えつつも、メンバーのうちで各カードの出場選手登録は前日になるので、伊藤選手も含めた3人の調子などを見極めて判断することになるようです。

シングルスは日本有利ですが、ダブルスはイスラエルに2ケタランカーがふたりおり、これを日本が取るのは順当に考えると難しいでしょう。
となると、去年のインド戦同様、日本チームはシングルスに重きを置いた布陣となりそうです。


伊藤選手と杉田選手は今週上海チャレンジャーに出場していますが、添田くんはそこには出ずに、いち早くナショナルトレーニングセンターでデ杯に向けての準備を始めています。
いよいよイスラエル戦まであと10日です。

>>日本テニス協会内 デビスカップホームページ



以下のサイトにはそれぞれ微妙に違った切り口で会見が取り上げられています。

こちらテニマガ編集部、ただいま取材中
http://www.plus-blog.sportsnavi.com/tennistm/article/533

スマッシュブログ
http://www.nsks.com/blog_smash/2012/09/04/7472/

tennis 365
http://news.tennis365.net/news/today/201209/94433.html


デビスカップ クロアチア戦を振り返って(1) ドディグ戦

デ杯クロアチア戦を3日間がっつり生観戦し、先ほど帰宅しました。

この間沢山の方がこの記事を見に来てくださったようですが、全く更新せずにどうもすみません。
自分自身が観戦と応援に全力投球し、体力的にもなかなか余裕がありませんでした・・・。

書きたいことはそれは沢山あるのですが、全部書いていてはアップできるのがいつになるか分からないので、要点を絞って書きたいと思います。


【スーパー添田豪が日本のテニスファンを魅了】

スーパー添田豪とは、今年のチェンナイで全貌が明らかになったこれまでとは一味も二味も違う超攻撃的で強い添田くんのことで、私が勝手にそう呼んでいるのですが、今回も見事にそれが炸裂し、観戦に来た多くの日本のテニスファンを魅了しました。
超攻撃的の秘密、それはなんといっても「メンタルの強さ」ではないかと思っています。

それが発揮されたのが初日のドディグ戦です。

ホークアイの不調という予期せぬ事態でイヤな流れになり第2セットを落としてしまい、後のなくなった第3セット、正直言うと、ここからの逆転勝利は難しいと思っていました。
都度理由は違えど、そういう風にガックリと肩を落として後にひきずり兼ねないような展開になった時、気持ちが切れてズルズルと負けていく試合を何度も見てきたからです。

でも、対戦相手と比べて明らかにテニスが劣っていた訳でもなく、まだ行けると思える要素があったのは各メディアに出ていたコメントの通りですが、後のなくなった第3セット、そこからしっかりと気持ちを切り替えて攻撃の姿勢をやめないどころかさらに強めていったのは本当に素晴らしく、2セットダウンでありながら観客も期待に満ちていたのはこのままでは負けないという添田くんの気迫を感じたからではないでしょうか。

私も第4セット後半、このセットを取れたら勝てると思っていました。

添田くんの売りはとにもかくにもストロークの正確性ですが、相手が強くなればなるほど、その精度を上げないと勝つことはできないでしょう。
でも、それを劣勢やピンチの中で貫くのは本当に難しいことです。でも、勇気を持ってそれを実行していました。
2セットダウンからの逆転勝利という劇的な展開も手伝って、ファイナルセットで会場から大きな「添田コール」が沸き起こったのは、その姿が観客を魅了したからだと思います。自分もそこに加わりながら、なんとも言えない感慨やら興奮やら色んなものが入り混ざっていました。


【スタミナ、フィジカルの向上】

今回、ドディグとはフルセットのロングマッチになりましたが、5セットマッチでの勝利はこれが2回目。2セットダウンからの逆転勝利は初めてです。
これまで4セット以上のロングマッチを14回経験していますが、これまで4セットを3勝7敗、5セットでは1勝3敗。ちなみに、5セットゲームは約4年振りで、4セットゲームも去年のウィンブルドン決勝以来7ヶ月以上ありません。
正直、圧倒的に経験が乏しく勝率も低いと言わざるを得ません。

テニス自体では負けていなくても勝つのは難しいだろうと思ったのは、上のこともあり、これだけの激しいラリー、運動量が5セット持つとは思えなかったからですが、今回は相手が上位選手でありながらそれが目に見えて衰えることがなく、むしろ後半はドディグの方が足に来ていました。

その結果、4セット以上となった試合で、ランキングが1位でも上の選手に対する初めての勝利という大きな大きな結果を得ることができました。
ドディグには先月に続いての勝利となりますが、それが5セットの試合であったこと、そしてそれが2セットダウンという絶体絶命からの逆転だったことは、これからグランドスラムでの勝利、勝ち上がりを目指す上でこの上ない自信になるのではないかと思います。


最終日のカルロビッチ戦は、後日別の記事で掲載したいと思います。


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