マスターズ1000大会の上海、今日予選1回戦が行われました。
当初対戦することになっていたマトセビッチが直前で棄権したため、対戦相手は急遽地元のYan BAI(629位)に変更。
スコアは6-0 6-3 と圧勝でした!
インドアのマトセビッチはかなりの脅威ですが、予想外の相手変更のチャンスをしっかり活かし、2回戦に進出しました!
第2セットはスタッツ的にも少し競り、簡単にキープができないゲームやブレイクを許したゲームもありました。でも相手ももちろん必死にプレイしている訳で、ブレイクされた後のゲームをすぐ取り返したあたり、逆に集中力が高まった結果なのかなと楽観的に捉えています。
このところ好調のファーストサーブは今日も継続できていたようで、第1セット70%、第2セット64%、と依然高い確率を推移しています。
明日の予選2回戦(予選決勝)の相手はライアン・ハリソン(107位/アメリカ)となります。
これまで2度対戦があり、昨年のウィストンセーラムでは 3-6 5-7、今年のインディアンウェルズでは 0-6 6-4 3-6といずれも敗れています。
ハリソンはサーブがいい選手で2試合はいずれも屋外だったことを考えると、サーブに手こずる部分はあるかもしれませんが、添田くんはデ杯以降インドアの試合が続いており、ヒラルド2回、そして今週はラオニッチという最強ビッグサーバーとの試合が続いているので、そのあたりの勘や戦い方は充分身に付いているはずです。
そして何といっても、過去2戦と違ってアメリカ国外での対戦。
充分チャンスはあると思います!
インディアンウェルズ対戦後、ウィストンセーラム対戦後それぞれに書いた記事を貼っておきます。
こちらはかなり短いですが、ウィストンセーラムの時の映像です。
試合は明日現地12時(日本時間13時)スタートの1試合目です。
他の日本人は、伊藤選手がベンジャミン・ベッカーをストレートで下して予選決勝に進出しています。
今日のハリソン選手にも勝って、初のMS予選突破を果たしてくれましたね。
次の対戦相手は復調気味のアルマグロ選手と厳しい相手ですが、頑張って欲しいですね。
それと今年は特にシーズン前半であまり姿を見かけないなと感じていたサンギネッティコーチですが、どうやら現役時代の賞金に対して課税回避をした疑いを掛けられ
最高裁まで争う裁判を行っていたため中々国外に出られなかったようです。
サンギさんはモンテカルロに住んでいたため経済危機後になんとか税収を上げたいイタリア歳入庁のターゲットになってしまったようですね。
同じように告発された人々の中には明らかな脱税目的の人も居たようですが、サンギさんの場合は全くの濡れ衣だったため裁判を起こしてその主張が先月全面的に認められ勝訴となったとのこと。
この裁判はイタリアの一般メディアでも行き過ぎた魔女狩りの例として結構大きく取り上げられてました。
http://www.lanotiziagiornale.it/se-non-ti-chiami-berlusconi-la-cassazione-fa-del-fisco-un-fiasco/
http://www.italiaoggi.it/news/dettaglio_news.asp?id=201309041648124583&chkAgenzie=ITALIAOGGI
随分話がそれましたが、サンギさんも余計なゴタゴタが片付いたことで添田選手の指導により専念できるでしょうし、今後も二人三脚で上を目指して欲しいですね。
モブ
2013年10月7日 12:13 AM