このところ毎回そればかりですが、心身的にブログを書く余裕がなくすみません。。
デ杯ワールドグループ入替戦 日本対コロンビア。
ご存知の通り、今日から始まっています!
昨日、今日仕事の休みをちゃんと休みにするために久々にタクシー帰宅になり、ほとんど眠ることができず、朝はいつもより早く仕事(前述と矛盾しますが仕事であり休みでもあったのです。。)に向かい、今にも目が閉じそうなのですが、今日はなんとか頑張って書きたいと思います。
変な文章になりそうですが、半分眠っているので、予めご了承いただけると。。
日本のナンバー2として登場した添田くんは、コロンビアのナンバーワンであるヒラルド・サンチアゴ(87位)と対戦し、4-6 6-3 5-7 6-3 1-6 というスコアで敗れました。
箇条書きで書いていきます。
・ラリーになればこちらが優位に立つことはできるが、試合始まってそれほど経たないうちに相手がこちらのサーブに慣れてしまった感があり、ファーストサーブから思い切ったリターンを受け、簡単にキープできなくなってしまった
・相手はインドアという環境も活かしいいサーブをどんどん打ち込んできて、第4セット以降はそれにようやく慣れ、手も足も出なかったサーブに対処できるようになり、リターンゲームでポイントを先行できるようになったものの、もったいないミスやここぞのサーブで凌がれ、なかなかチャンスを活かせず
・サービスゲームで3ブレイクポイントや2ブレイクポイントなど、大ピンチの局面も多かったものの、それを凌ぐ脅威のメンタルを発揮
・後半以降、相手の足は動かなくなり、チャンスとも思われたが、逆にリターンで勝負をしてくるようになり、リターンエースを取られることが増えていった
・ファイナルセット1-0で迎えたリターンゲーム、ブレイクポイントが5回ぐらいあったと思われるが、結局それを取りきることができず、相手に大きなチャンスを与えてしまい、逆にこちらは気落ちしてしまった
フルセットに持ち込んだものの、どちらが優勢かというとサンチアゴの方だったと思います。
それは、相手にはサービスキープを容易にさせるサーブがあるのに対し、一発でポイントを取れるだけのパワーがない添田くんはポイントごとにラリーに持ち込む必要があり、双方のサービスキープまでにかかる時間は圧倒的にこちらの方がかかったと思われます。
長い間に渡って高い集中力を保つ必要があったのは添田くんだった、というのが私の考える理由です。
添田くんはもともとそういうスタイルのテニスではありますが、4セット、ギリギリのところで接戦を演じてきて、ファイナルセット第2ゲームのチャンスを活かせず、相手に流れを明け渡してしまい、目に見えてガックリ来てしまっていました。
全米オープンのファイナルセットと似ているとも言えるし、違うと言うべきかもしれませんが、やはり、相手が息を吹き返すチャンスになったのに対して、その次のゲームを落としてしまったのが決定的だったと思います。
試合について書くのが思ったよりも長くなってしまったので、矛先を変えることにします。
デ杯が団体戦であることを考えると、相手のシングルス1相手に長期戦に持ち込み、例え勝てないとしても相手を消耗させることもシングルス2の重要な役割です。
が、添田くん個人について言うと、上に色々書いたものの、今日は勝てる試合だったのではないかと思うし、ホームという圧倒的有利の中で、勝ってほしかったと思います。そのチャンスは充分あったと思います。
自分のキープに苦労していたのは確かですが、後半のリターンゲームは始めと比べて競れるようになり、相手の消耗が明らかだったからです。
先に根負けしてしまったのがとにかく悔やまれるし、それが敗因だったのではないかと思います。
でも、最後の後味の悪さでかなりかき消されてしまってはいますが、今日は素晴らしいところも沢山ありました。
自身にとっての手痛い敗戦を引きずらず、次の出番に向けて、気持ちを切り替えて次こそは勝ちをもぎ取って欲しいと思います。
(私の予想ですが、明日のダブルスで起用されることはない気がしています)
最後に、デ杯のサイトに載っていた添田くんのコメントを全文掲載します。
自分のベストを尽くしたつもりだが、最後は離されてしまった。もう少しやるべきことがあったという気がする。(第5セット第2ゲームの)相手のサーブを取れそうで取れず、相手は乗ってきたし、僕は気持ちが落ちたのは事実。あのゲームが一番のキーだった
昨日はなかなか寝付けませんでした。私も気持ちを切り替え今日、明日の応援に臨みます!
皆さん、有明で!
teto
2013年9月14日 8:33 AM