ホノルルチャレンジャー準々決勝
vs Jack SOCK(380位/アメリカ) 6-2 2-6 6-2
なんというか、実に波のある不思議な試合となりましたが、勝利をもぎ取り準決勝進出です!
【第1セット】
ソ 15-15 ××× 0-1 ソックにエース2本
添 ○○○××○ 1-1 初失ポイントはダブルフォルト
ソ ○×○○○ 2-1 2連続ダブルフォルトでブレイク
添 ×○○×○○ 3-1
ソ ×○○○×××× 3-2 ダブルフォルトでブレイクチャンスが到来するもエースもからめてしのがれる
添 ××○○○×○×○○ 4-2
ソ ○×○○×○ 5-2
添 ○○○○ 6-2
ダブルフォルトでブレイクできたと思ったら今度はダブルフォルトでチャンスが来たと思ったらエースで凌がれたり、ソックがどうも安定しないといった印象。
添田くんは3-2からのサービスゲームでデュースに持ち込まれるも、ブレイクポイントは与えませんでした。
【第2セット】
ソ ○×××× 0-1
添 ○○○○ 1-1
ソ ×××× 1-2
添 ×○×○○××× 1-3
ソ ○×○××× 1-4
添 ○×××○× 1-5
ソ ○○○×○ 2-5
添 ××○×× 2-6
このセットでファーストサーブが突然入らなくなり、サービスゲーム4回のうち1回しかキープすることができませんでした。ソックもこのセットでダブルフォルト3本出していますが、それ以外の部分でカバーしており、形勢は一気に逆転。1-5からのリターンゲームでひとつ返してワンブレイク差にしましたが、次のサービスでこのセット2度目となる15-30からダブルフォルトを出してしまい、流れを少しでも引き戻すチャンスを自らつぶしてしまい、いやな形でファイナルセットを迎えることに・・・。
【第3セット】
ソ ×××× 0-1
添 ××○×○○×○○○ 1-1
ソ ×○○×○×○○ 2-1 2回目のBPでソックダブルフォルトによりブレイク
添 ○×○○○ 3-1
ソ ○×○××× 3-2
添 ○×○×○×○○ 4-2
ソ ○××○×○○×○○ 5-2 ソックまたしても2本のダブルフォルトでブレイク
添 ×○○○○ 6-2
第2ゲームで3度のブレイクポイントをしのいで4ゲーム振りののキープ。この次のゲームで久しぶりにブレイクのチャンスが訪れたところで、2度目のブレイクポイントで相手がダブルフォルト。相手のミスに助けられた格好ではありますが、これで第2セット中盤からの悪い流れも断ち切れ、4-2からのリターンゲームで相手の2本のダブルフォルトで再度ブレイクに成功。
・・・という感じで、プレイを見られていないので、あくまでもポイント推移だけで判断すると、拾った勝ちのような印象も否めません。少なくともこのスコアでは勝てていなかったでしょう。
それでも後半しっかり立て直しができたこと、そして勝ったことは何より大きな意味があると思います。
準決勝は伊藤竜馬選手と対戦です。
今大会添田くんと伊藤選手、杉田祐一選手の3人が本戦から出場し、全員がベスト4に入ってきました。こうなると日本人同士の対戦はもう免れられない。
2010年の豊田チャレンジャーでベスト4を日本人が独占という快挙がありましたが、レベルの高い海外のチャレンジャーでこの結果は本当に素晴らしいことで、今回のように上のラウンドで日本人同士が戦うというのはテニスファンにとってものすごく嬉しいことです。
この勝利で月曜日に失効する33ポイントは概ね補填することができましたが、明日の結果、そして他のチャレンジャー大会でまだ勝ち残っている周辺ランクの選手の結果次第で、最低で102位まで下がってしまいます。
明日勝つことができれば、これも周辺選手次第ですが最低でも98位。つまり、ランク2ケタ残留決定です。そして優勝できれば88位。キャリアハイ更新です!!!
デ杯終了までにさらに28ポイントの失効が待ち構えているので、ここからさらにひとつでも多く勝っておきたい。
加えて、デ杯前最後の試合ということもあるし、個人としての成績に加えてここでいい結果を残すことはシングルス2争いで大きなアピールポイントになるでしょう。
片や、伊藤選手は明日勝つことができれば最低でも102位、周辺選手の結果によってはキャリアハイ更新で、優勝できれば92位付近に浮上します。
双方にとって色んな意味で大事な一戦であることは間違いなく、ものすごくいい試合になるような気がするのだけど、見られないのが本当に残念です・・・。
もっとも当ブログはあくまでも絶賛添田ということで、その姿勢にブレはありませんので(笑)、明日添田くんになんとしても勝ってもらって、決勝の相手は杉田選手であって欲しいと強く願っているのです。
明日の準決勝は日本時間午前5:00スタートです。
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