今日は、自分の得意分野である映画の話。
全豪の公式Facebookを見ていて初めて知ったんですが、全豪期間中の1月11日から31日まで会場のメルボルンパークで「CHANGING ENDS」というテニス映画祭が開催されるようです。
インディペンデント作家からテーマに沿って制作された90秒以内のテニスにまつわる短編を募り、そのうち優秀作品12本を映画祭のサイトと大会会場の巨大スクリーンで公開するというもので、今年はのテーマは「TAKE TWO」。
この言葉の微妙な意味がちょっと分からず調べてみると、野球における「ダブルプレー」とか「2塁に行くこと」を指すようです。
応募作品の中から選ばれる大賞の選考は、全豪に出場する選手4名と大会コミッショナーによって行われ、観客賞は、大会スタッフ・出場選手・観客の投票によって行われるとのこと。
去年の作品を見てみると結構面白く、せっかくなのでいくつか紹介したいと思います。
The Ultimate Ballkid (天性のボールボーイ)
少年の動きがコミカルありながらいちいち本物のボールボーイっぽくて、これは結構ツボでした(笑)
Anyone for Tennis (誰かテニスやらない?)
このタイトルはクリーム(エリック・クラプトンがかつて組んでいたバンド)の曲名で、作中でも使われています。
試合中のふたりがラケットをギターにもちかえ、コートがさながらライブ会場のようになりました。
Summer tennis in Melbourne “You’ve Gotta Love It!”
(夏のテニス in メルボルン “君はすごいヤツ”)
普段見ることができる映像はコートや会場のまわりぐらいですが、これは周辺の雰囲気までイメージできて違った意味でいいですね。
欲を言うと、せっかくwebで公開までするのだから、大会に足を運べない一般の投票も受け付ければいいと思うのですが、まぁこういうスケールの大きい関連企画はさすがグランドスラムといった感じです。
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