【試合動画あり】逆転勝利でバンコク予選突破!!!!!
2013年9月23日
先ほどツアー250、バンコクの予選決勝が終わりました。
vs Simon Stadler(1201位/ドイツ) 6-7(2) 7-5 6-4
試合途中でライブストリーミングがあることを知り、第2セット中盤から映像を見始めましたが、相手はサーブが非常にいい選手で、チャンスがないゲームは全くブレイクの糸口もつかめないようなタフな試合でした。
第1セットは先にブレイクに成功しましたが、タイブレークで落とした後、第2セット、ファイナルセットともに先にブレイクを許すかなり厳しい戦いになりました。
その中でも、第2セット中盤以降、相手のサーブが少し落ちてきて明らかにキツそうにしているのが映像からも分かりました。添田くんはいまいち精度がよくなかったのか、フォアバックともにストレートを打つことがほとんどなく、クロス主体の長いラリーになり、時折かなりキツそうな表情を見せていましたが、とにかくよく走れていました。
パッシングの精度がよく、ワイドの厳しい角度のボールがよく決まっていました。
ブレイクポイントは試合を通じて20ありましたが、サーブでしのがれることが多く、根気の必要な試合だったと思うのですが、メンタル的にも本当によく粘ったと思います。
早速試合ダイジェスト映像がyoutubeに上がっていたので、貼り付けておきます。最初の3ゲームです。
(音声はありませんが、臨場感は伝わるのではないかと。。)
ということで、これで見事に予選突破!!!!!
ウィンブルドン、全米に続いて今シーズン3度目の予選からのチャレンジになりましたが、全ての大会で予選突破。
これはかなり凄いことじゃないかと思います!!!!!
29歳になって約20日が経過しましたが、数年前と比べて、劣勢の中でも気持ちを切らさず勝利を掴む粘りに磨きがかかってきている気がします。
本戦1回戦の相手は、先日のデ杯で戦ったばかりのサンチアゴ・ヒラルド(89位/コロンビア)になりました。
デ杯とは違って、チームとホームの後ろ盾はありません。
ヒラルドはサーブがとにかくいい選手だし、バンコクはそれを活かせるインドアなので添田くんの方が少し不利かもしれません。
でも、つい先日戦ったばかりだし、(それは相手にとっても同じことが言えますが)どう戦えばいいのかは分かっているはず。
バンコクは添田くんとは相性のいい大会だと思うので、なんとか初戦突破をして欲しいと思います!!!!!
本戦1回戦は明日現地時間12:00(日本時間14:00)スタートの第1試合に組まれています。
本日予選決勝を戦っていた守屋選手はヒラルドに破れ予選突破はなりませんでした。
アジアシリーズスタート!/明日バンコク予選決勝
2013年9月22日
クアラルンプールとバンコクでツアー250大会が来週開催、いよいよアジアシリーズが始まります。
添田くんは例年通りバンコクを選択し、現在予選から出場しています。
予選の出場選手が少ないのか、予選第3シードが付いた添田くんは1回戦が免除となり、今日の2回戦が初戦でした。
先ほどその2回戦が終わり、地元タイのPunn BODHIDATTA(2109位)に 6-4 6-4 で勝利しました。
現在20歳の若手で右利きバック両手・・・ということ以外何のプロフィールも分からなかったのですが、相手選手がATP大会ということで地元の応援を背にノリノリだったかもしれない、などありますが、第2セットはセカンドサーブからのポイントがわずか25%(8本中2本)しか取れていないというのが気になるところです。。第2セットは先にブレイクしながら次のゲームをすぐ取り返されてしまいました。
サーブは確率もよく、ファーストサーブからのポイントは第1セット88%/第2セット76%の確率で取れ、両セットとも4-4からのリターンゲームをしっかりブレイク。力の入れ所をしっかり押さえた試合はできたのかもしれません。
対抗シードは関口選手でしたが、明日の予選決勝はそれを1回戦で破ったSimon Stadler(1201位/ドイツ)との対戦になります。
シングルスのランキングは低いですが、現在は試合をほぼダブルスに絞っており、ダブルスランキング60位。
キャリアハイは2009年の140位で、年齢は添田くんとひとつしか違わない30歳です。ある意味、関口選手よりも全然やりにくい選手かもしれません。。
明日の決勝、しっかり勝ちきって本戦の切符を掴んで欲しいと思います!
その他の日本人選手は、守屋選手が予選第5シードで出場。現在予選2回戦を戦っているところです。
【祝】日本ワールドグループ復帰!!!MVPはもちろん・・・
2013年9月15日
デ杯ワールドグループ入替戦 日本対コロンビアの最終日、日本がワールドグループに復帰するためには、錦織添田のふたりともが勝たねばならない・・・という非常にプレッシャーのかかった試合。。。
錦織圭 def. サンチアゴ・ヒラルド(87位) 6-1 6-2 6-4
添田豪 def. アレハンドロ・ファジャ(94位) 4-6 6-4 6-3 6-3
日本チームの3勝2敗となり、2年振りのワールドグループ復帰を果たしました!!!!!
錦織選手はもう圧巻のプレイで、今回の出場選手の中で群を抜いた実力を見せ付けてくれました。
というところで最終戦、またしてもチームの運命を託されたのは添田くんです。
今日の添田戦の裏側を詳しくレポートしているTHE TENNIS DAILYの記事によると、コロンビアは錦織戦のふたつを捨て、添田くんから2勝、ダブルスで1勝という作戦を立てていたようです。
試合序盤、添田くんはボールに伸びがありテニス自体は悪くないものの、明らかに硬さが見られミスが多かった。一方、ファジャが早くから添田くんのファーストサーブと相性がよかったのと、とにかく自分からミスをしないテニスで、お互いサービスキープで迎えた4-5からのサービスゲームでブレイクを許し、先行を許してしまいました。
初日が5セットマッチとなったことで、コロンビアにプレイを研究されてしまったということもあるかもしれません。
ただ、添田くんも相手のサーブに全く歯が立たないという感じではなかったし、次は取り返してくれるはずというどこか確信のようなものがありました。
しばしば長いラリーにもなりましたが、添田くんは声を出しながら相手の強打に対抗し、本当に頑張っていました。この試合通じて感じたのは、どんな局面でもボールが深く、むしろ甘くならないように一本一本精魂こめて打ってるようにも見えました。
第2セットからは硬さも取れてきて、バックハンドのダウンザラインの精度が上がっていったような気がします。それにつられるかのようにフォアも自信を持って打て、それがストレートの厳しいところにしっかり決まるようになりました。
そして、ピンチやポイントを先行された時のサーブのいいこと・・・! サーブが頼りになる時の添田くんは調子がいい時です。
この映像は、第2セット5-4からのサービングフォーザセット、15-15からです。
会場のテンションの高さ、添田くんの気迫のこもった様子が伝わるかと思います。
圧巻だったのは、先にブレイクを許した第3セット1-3からなんと7ゲーム連取したことです!
第3セット途中ぐらいからでしょうか、いいポイントを取るたびに小さくガッツポーズをしていました。さらには、中盤以降、ポイント間で何か同じ単語のようなものをひたすら繰り返して発し、自分をひたすら鼓舞し続けていました。
これまでデ杯の試合を何度も見てきましたが、これだけ強い気持ちを感じさせる姿はもちろん見たことがありません。
試合通じて、初日の5セットの影響は全く感じさせませんでした。むしろ今日の方が格段によかったようにも思います。
それから、これまで見てきたデ杯でここまで応援が大きかったのは初めてでした。
デ杯のサイトによると、今日は6675人もの観客が会場を埋め尽くしたそうです。テニスという競技で本来は余りよくないことでしょうが、相手のミスやダブルフォルトで大きな拍手と歓声が置き、チャンスでもピンチでも絶えず声援が飛び、選手をバックアップする態勢もバッチリあったと思います。それから、上に書いたような添田くんのそういう姿も我々観客を熱くさせてくれたと思います。
だからホームの試合で選手は応援を力に変えて頑張れるのかもしれないし、観客も一体感を感じることができます。デ杯はそれでいいんだと思います。
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ドラマチックな逆転勝利の後、添田くんは少し泣いていました。
2007年のルーマニア戦と去年のイスラエル戦はワールドグループの座をかけての戦い、そして去年のクロアチア戦はワールドグループ1回戦の勝利をかけての戦い、添田くんはこれまで幾度となくチームの勝敗をかけた最終試合を負かされてきました。
そして、その全てで勝つことができませんでした。
添田くんはチームの最年長で、誰よりもそういった辛い経験をデ杯でしてきました。
今でも鮮明に残っているのは、去年のワールドグループ入替戦 対イスラエル。懸命の粘りも敵わず、最終戦で敗れてコートを去る添田くんの本当にしょんぼりしたような背中を今でも忘れることはできません。
デ杯ではずっと最前線で戦ってきました。
逆に28年振りにワールドグループ復帰を決めた一昨年のインド戦では、2勝2敗となることを見越して最終戦に温存されましたが、嬉しい誤算で出番が回ってくる前に日本チームの勝利が決まってしまったこともありました。
そんな色んな色んな経験があるからこそ、誰よりもデ杯への想いが強いのかもしれないし、チームから参加を強制されない/ダビデコーチにもどっちでもいいと言われるアジア・オセアニアゾーンにも出場し続けているのかもしれません。

分かりにくいかもしれませんが、選手ごとの勝利インタビューを聞いている間、ずっと日の丸を大事そうに体に巻いていました。「日本を背負って戦う」ことではなく、その場で勝つことが添田くんにとってのデ杯なんだろうか・・・と思った瞬間でした。
今日は試合だけではなく、これまでの自分に打ち克つことができたんだと思います。
はーーーーー、私自身、これだけ気分のいい思いができた日はこのところありません。
来年2月は再びワールドグループの一員として、チームはより厳しい戦いの中に身を投じることになります。
ダブルスも含め課題は山積みです。でも、今日は皆で喜びに浸って欲しいと思います。
チームジャパンの皆さん、そして添田くん、本当に本当におめでとうございます!!!!!
最後に・・・
3日間撮った写真と動画をとぅぎゃったーにまとめました。
プレイ中は応援に熱中する余り余り写真を撮らない派なので、余計なものも多いですが、他選手やコロンビア陣営などなど、会場に行かれなかった方はWOWOWでは味わえない臨場感が伝わるのではないかと(^^

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