いよいよデ杯プレイオフ!日本チームはファン騒然の「省エネ作戦」!?

いよいよ今日から、デビスカップワールドグループ入れ替え戦対インドが始まります。

数日前、インドチームの最強ダブルスペアの片割れ、パエスの欠場が発表され、ドローにどのように影響が出るのか予想しかねていましたが、昨日オーダーと対戦の組み合わせが発表になり、予想されるオーダーから変更をしてきたのはインドではなくなんと日本でした。

【第1日】
シングルス1 
杉田 祐一 vs. ソムデブ・デブバルマン
シングルス2 
錦織 圭 vs. ロハン・ボパンナ
【第2日】
ダブルス
錦織 圭/添田 豪 vs. マヘシュ・ブパシ/ビシュヌ・バルドゥハン

【第3日】
シングルス1 
錦織 圭 vs. ソムデブ・デブバルマン

シングルス2 
杉田 祐一 vs. ロハン・ボパンナ


このように発表されました。
3日目のシングルス1が両国のエース対決になりますが、ウズベキスタン戦に続いてダブルスに錦織圭選手の名前が入っていること以上に驚いたのが、もうひとりのシングルスに添田くんや伊藤竜馬選手ではなく杉田祐一選手が起用されたこと。

シングルスナンバー2には添田くんと伊藤選手のどちらか調子のいい選手が入るだろうと思っていたので、これはホントにびっくり・・・Twitterでもかなりの衝撃が走っていました。

そして、「また錦織に頼らざるを得ない」とか「錦織がまた怪我をしたらどうするのか」などといった声もあちこち見かけたのですが、私はこのオーダーには2枚3枚と裏があるのではないかと推測しています。


パエスが欠場する代わりの選手バルドゥハンが出場することになり、大方の人はシングルスナンバー2に入っているボパンナ(ダブルス世界ランク14位)が代わりにダブルスに入ると予想したと思いますが、私はそれはないだろうと踏んでいました。
なぜなら、ダブルス専門選手であるボパンナに単複両方をまかせるのはリスクが大きすぎ、ダブルスの1勝を得るためにフューチャーズレベルであるバルドゥハンにシングルスを任せてしまっては、シングルス2勝をみすみす相手(日本)に献上するようなものだからです。
ということで、インドは4試合あるシングルスの戦力をそのままにするのと引き換えに鉄板であったインドのダブルスに接戦の余地を与えるオーダーにしてきました。


方や日本ですが、ダブルス捨て布陣を組んだメンバー構成から一転、ウズベキスタン戦同様錦織添田ペアを選択。これは「ダブルスを取りにいく」ペアです。

ウズベキスタンのダブルスもそうでしたが、エースのイストミンではないもうひとりの選手(名前調べる時間がない・・・)はサーブ200km超えのビッグサーバーでしたが、言ってみればそれだけの選手で、リターン力の高い日本ペアは彼のサービスゲームを徹底して狙い、ブレイクしてストレート勝利をもぎ取りました。
ひとりがムチャクチャ強くてひとりがそうではないというダブルスがどういうものになるかちょっと想像がつかないのですが、今回のインドペアに関しても、ウズベキスタンと同様、勝ちを取れる可能性は充分あると思います。

ダラダラと分かりにくいですが、つまり、日本は3日目を2勝1敗で迎えられる可能性が高い。
(個人的には杉田選手にデバーマンを倒してほしいと思っていますが、普通に考えればここは負けと考えるのが順当です。。)


となった時に、以下は、私があれこれ考えた妄想です。

3日目を2勝1敗で迎えた場合ですが、錦織選手は最終日出場しないのではないかと予想しています。
なぜなら、日本にはシングルス要員に杉田選手以上といえる添田くんとオーダーのどこにも入っていない伊藤選手が控えています。デバーマンとのシングルスに勝てなかったとしても最終戦は勝ちが見込めるものだと思うので、最終日を添田・伊藤で回して1つ勝てばいい。
というか、私は添田くんならデバーマンに勝てるかもしれないと普通に思っていますので、日本の4勝1敗というのもあるのではないかと(^^

つまりこれは、選手各人の労を最小限にチームとして勝ちを取りに行く「省エネ作戦」です(笑)


有明にまで足を運ぶファンは、錦織選手とデバーマンとのエース対決を楽しみに行く人もいるだろうけど、ウズベキスタン戦で3戦フル回転した代償に、錦織選手は肩に痛みが出て1ヶ月戦線離脱せざるを得なくなりました。
ワールドグループ入りはもちろん大切なことですが、そのために彼ひとりを酷使させるのではなく、変な表現ですが、作戦としてセコかろうが、ファンの期待を裏切ることになろうが、勝てばいいんです。
チームの総合力という意味では、日本は本当に高いものを持っていると思うし。
(と考えると、ウズベキスタンの時もその作戦でいけばよかったのでは・・・?と思ったり)

というか、プレイオフというこれまでとは重要度が全く違う試合で、強豪国ひしめく中で最もラッキーといえるインドを引き当て、日本での開催、そして有力選手の欠場・・・ここまで日本にとっての好材料が揃うことなんて二度とないでしょう。

この対戦、日本は絶対に勝たないといけないです。


なんだかダラダラと書いてしまいましたが、そんなことを考えているうちに、すっかり日本チームが勝利できる気分になってきました(^^

さあ、これから支度を開始して私も3日間日本チームと一緒に戦ってきます!!!


デ杯インド戦メンバー発表!

1日遅れになりましたが、昨日、来週末有明コロシアムで行われるデビスカップワールドグループプレイオフ・インド戦のメンバーが発表になりました。

錦織圭、添田豪、伊藤竜馬、杉田祐一の4選手。
シングルスの上位4選手がそのまま選ばれました。


このオーダーを見た時点で容易に想像できる日本チームの戦略は「ダブルスは捨てる」というものです。

メンバー発表会見の模様がスマッシュのブログに掲載されていますが、「シングルスで3本取る布陣を選んだ」とのこと。

インドはシングルスこそナンバーワン選手が64位のデバーマンで、ワールドグループの他チームと比べて見劣りするものの、パエス・ブパシペアという難攻不落のダブルスペアがいます。
このふたりはダブルス専門選手でツアーでもペアを組んでいますが、このペアでの今季の成績は、全豪オープン準優勝、マスターズ1000で2度優勝、ツアー250で2度準優勝・・・。こんなペアにうっかり勝つなど、ホームの利とか何とか関係なくまず無理でしょう(笑)

7月に行われたアジアオセアニアゾーン2回戦で対戦したウズベキスタンのエースはイストミン(対戦当時シングルス68位)で、シングルス2の選手は、インドもウズベキスタンもフューチャーズレベル。シングルスとしての戦力は両国同程度と言えるでしょうが、その違いは、ウズベキスタンがエースのイストミンが単複に出場する“彼ひとりで成り立っているチーム”であるのに対し、インドは、ダブルスを上のペアに任せられるので、エースがシングルスに専念できる・・・という総合力の違いだと思います。

もちろん、勝負である以上やってみないと分かりませんが、限りなく低い可能性に賭けて戦力を無駄に消耗するよりも、潔くダブルスは捨てて、シングルスで確実に3勝を取りにいくべきです。


対戦チームによって、全く違う戦略が存在し、オーダーも臨機応変に変えていく。
このあたりが団体戦ならではの面白さだと思うし、例えダブルスを捨てるという方法であったとしても、シングルスで勝利を狙いにいくという作戦を立てられること自体が、日本人選手の全体的なレベルアップを物語っているのではないかと思います。


日本チームのこのところのシングルス出場選手は、純粋にランクの高い順に決められています。
ナンバー1はもちろん錦織選手ですが、添田くんと伊藤選手は現在ランクが4位差と非常に拮抗しており、伊藤選手は現在上海チャレンジャーで勝ちあがり中なので、来週月曜日には順位が逆転するかもしれません。

しかし、今回ばかりは絶対にインドに勝たねばならないのです。
単純にランクだけで決まるのか、それともデバーマンとの相性や調子など、総合的に判断されるのか・・・全く予想がつきません。

竹内監督は、「その時にコンディションがいい選手を使いたい」 とコメントしたようです。


上海チャレンジャーでまさかの1回戦敗退をし、誕生日を勝利で飾れなかった添田くんは、越智コーチのブログによると、もうデ杯に向けて準備を始めているようです。

個人的には初日16日は会社を休んで見に行くので、添田くんとデバーマンの試合を・・・というか、それで勝利する瞬間を見たい!!!!!


これまでこれほどまでにデ杯が待ち遠しかったことはありません。


>>デビスカップホームページ(日本テニス協会内)


デ杯インド戦、イープラスでチケット先行発売中!

選手が試合に出ていないと余りネタもないのですが、これはちゃんと書いておかないと、というのがデビスカップインド戦のチケット先行販売について。


8月20日の一般発売に先駆けて、現在イープラスで独占先行発売中です(19日20:00まで)

この先行販売に関しては抽選ではなく先着順。
ということで、各日とも一番いい席種であるプレミアムシート(有明コロシアムのエンドコート北側の前)はすでに売り切れています。
その次にいい席であるコートサイド席は日にちやエリアによって売り切れているところもあるようです。
(もちろん先行分として売っているのは全体の一部とは思いますが)

日本でワールドグループのプレイオフが見られるのは4年振りだし、その会場が東京になるというのはなかなかないチャンスだと思います。期間中はちょうど連休ということもあるし、個人的には満席にしてインドにアウェーの洗礼を浴びせて・・・もとい、日本チームに最大級の応援をしたい!!!ということで、沢山の人に足を運んで欲しいと思うので、告知をしてみました。

ちなみに、イープラスのチケットページには、出場候補選手(予定)ということで、錦織圭・添田豪・伊藤竜馬・杉田祐一・鈴木貴男・近藤大生の6選手の名前が明記されています。


>>イープラス

>>デビスカップ公式サイト(JTAホームページ内)


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