日本、4勝1敗でデ杯ワールドグループ復帰!!!

やりました!!!!!

最終日、錦織圭選手が肩の故障により欠場したデバーマンに代わって出たビシュヌ・バルドゥハン を7-5 6-3 6-3で破り、日本のワールドグループ復帰が決定しました!

続いて消化試合としてようやく出場した添田くんも、双方のキープが続いた4-5からのサーブのところで、相手のボパンナがリタイアしたため勝利。

最終結果は日本の4勝1敗となりました。


今回は、第5戦が消化試合になってしまい、添田ファンとしての本音を言うと、勝敗に関わるところでの全力のプレイを見たかったので、正直拍子抜けというか、添田くんがチームに貢献しての勝利と比べたとして、少し感慨が少ないことは否めません。

また、2007年のポーランドとの入れ替え戦・チームの運命を任された最終戦で負け、大泣きしたという添田くんにそのリベンジを果たさせてあげたかったという想いもあります。

でも、それは杉田選手の大金星により結果的にそうなっただけで、デ杯サイトと添田くんのブログによると、添田くんの最終戦起用は始めから決まっていたそうです。

チームの中でそういう運命のかかった試合を任せらせると信頼を得られていることを嬉しく思うし、伊藤選手と杉田選手と若手がどんどん強くなってきている中、これからもチームの中でしっかり役割を果たしていけるよう、個人戦で磨きをかけて欲しいと思います。

そして、日本人選手を日常的に応援している身として、たとえ添田くんがそこに直接関わることができなかったとしても、そういう瞬間に立ち会えたことを本当に嬉しく思うし、日本勝利決定後の杉田選手のスピーチには思わず涙が出てしまいました。
(その杉田選手の半泣き写真を撮ったはずなんですが、なぜかデジカメに残っていませんでした・・・)

錦織選手が勝利を決め、選手たちの喜びの場面を動画に撮りました。
(変な音声が入っているのはご容赦くださいませ。。)


とはいえ、今回は、やはり色んな意味で消化不良です・・・。

久しぶりの試合を楽しみにしていた添田ファンにとってはなかなか拍子抜けだった部分もあると思います。
本人はどうだったんでしょうかね・・・。

・・・とか書いているうちに、この3日間に見聞きしたことも思い出してみて、なんだか思うところがふつふつと沸いてきました。

次の記事で、別に「デ杯インド戦 添田豪編」を書くことにします。

---------------------------

そんな訳で、来年はワールドグループ16ヶ国の一員として戦うことになります。

セルビア (ジョコビッチ、トロイツキ、ティプサレビッチ)
スウェーデン (ソダーリング)
カザフスタン (ククシュキン)
アルゼンチン (デルポトロ、チェラ、モナコ、ナルバンディアン)
アメリカ (フィッシュ、ロディック、イズナー、ブライアン兄弟)
スペイン (ナダル、フェレール、アルマグロ、ベルダスコ)
ドイツ (メイヤー、コールシュライバー、ペッチュナー)
フランス (モンフィス、ツォンガ、シモン、ガスケ)

チェコ (ベルディヒ、ステパネク)
ロシア (ユーズニー、ダビデンコ、ツルスノフ)
カナダ (ラオニッチ)
クロアチア (チリッチ、リュビチッチ)
イタリア (フォニーニ、セッピ)
日本 
オーストリア (メルツァー)
スイス(フェデラー、バブリンカ) または オーストラリア(トミッチ、ヒューイット)の勝者

来年のワールドグループは、まだ決着がついていないスイスまたはオーストラリアのどちらか以外は決定しており、この16ヶ国になります。

構成する国は、今年ベスト8以上のシード8ヶ国と、1回戦で負けた国と地域ゾーンを勝ち上がった国によるプレイオフ(日本が今回戦ったもの)による勝者8ヶ国のノーシードで、ドローは1回戦でシード国とノーシード国が対戦する仕組みになっており、日本が対戦するのはシード国です。

上の8つがそれですが、例えば

こんなチームと戦う可能性がある訳ですよ・・・正直もう笑うしかない・・・。
そして、彼らの最強でないサブメンバーで臨まれたとしてもコテンパンにやられることは目に見えています。。
(ちなみにスペインとははるか昔に日本で対戦したことがあるそうで、もし次回当たることになったらスペインのアウェーに放り込まれ、確実にクレーでしょう・・・)


現実として、今回日本はプレイオフで最もいいドローを引いたと思います。しかも開催地がホームである日本で、最強ダブルスペアのひとりであるパエスが欠場、エースのデバーマンが肩の故障により本調子ではなく、最終日は欠場・・・とこれ以上ないほどのラッキーに恵まれ、そういった好条件がなかったとして勝ち上がれたかどうかは分かりません。

この舞台になんとか上がるのが精一杯というのが現実でしょう。

でも、今はそうだとしても、ワールドグループ1回戦が行われる来年2月までに選手個々人がもう少し力を付ければ、あるいはもし1回戦で負けてしまったとしても、またプレイオフで勝って残留できれば、もし残留できなかったとしてもまたアジア予選から頑張ればいいのです。

これから時間をかけてでもそこに本当にふさわしい力を付けていけばいいんだし、日本チームにとっても、選手たちにとっても、ここがスタートなのです。
今は、多くのテニスファンが初めて経験しているであろう、この喜びやドローについて夢を馳せたりできる、この瞬間をかみしめたいと思います。


ドローは早くも明後日21日に発表になります!


2勝1敗で最終日へ。東京近郊のテニスファンは万事排して有明へ!!!

デビスカップワールドグループ入れ替え戦対インド。
昨日は2日目のダブルスが行われました。

インドペア def. 日本ペア 5-7 6-3 3-6 6-7(4)


当初ダブルスに登録されていた添田くんと錦織圭選手を最終日万全の形で起用するために温存し、伊藤竜馬選手と杉田祐一選手が登場。ダブルス慣れしていないふたりゆえ、ボコボコにやられるのではないかと心配していましたが(笑)、ホームの応援を力に変え、ダブルスランク6位と14位の選手を相手に大健闘しました!


ここまでで日本チームの2勝1敗。
シングルスで3勝するという戦略は今のところバッチリ当たっています。

いよいよ最終決戦の日曜日。
今日は錦織選手と、オーダー変更はまだ発表されていませんが、初日2日目とまだ起用されていない添田くんが万が一の時の最終兵器(笑)として待ち構えています。
このふたりなら絶対に決めてくれるでしょう!


あとひとつ勝てば27年振りの念願のワールドグループ復帰が決まります!

27年といえば、添田くんが生まれてからこれまでずーっとということ。
日本チームはそんなに長い間ずっとアジア・オセアニアゾーン グループI といういわば2軍で戦い続けてきました。
その歴史がついに変わろうとしています。

あと1勝できれば、来年は、最強テニス王国スペインやフランス、セルビア、スイス(はまだワールドグループ残留が決まってないですけど)などと肩を並べることになるのです。

そんな瞬間を、この目で見られる時が来るとは・・・。

その瞬間をこの目に焼き付け、選手や多くのファンたちと喜びを共有することは、テニスに少しでも関わる人にはものすごく意味のあることだと思います。そして、世界の舞台に羽ばたく日本チームを沢山のファンの声援で送り出してあげたい。

ということで、東京近郊にお住まいに少しでも興味のあの方で、ちょっとした用事のある方は、それをキャンセルしてでも有明に足を運ぶべきです!

試合開始は13時です。

今回のインド戦はTV放映がありませんが、ITFの公式ライブストリーミングで生中継されています。
ジャパンオープン・トーナメントディレクターの川廷尚弘氏がその方法をブログに分かりやすく書いてくださっています。
約300円とお金はかかりますが、これは見なくては!
地方の方も、その世紀の瞬間を一緒に見届けましょう!!!

>>デ杯を Live TVで見る方法
http://ameblo.jp/nao-tennis/entry-11021199760.html

>>デビスカップインド戦公式サイト


ということで、昨日はデジカメをちゃんと持っていったのでいくつか写真をアップすることに。


インドペア。お互いいつもとは違うペアでの急場の戦いでしたが、さすがはトップ選手。ホームの応援を力に挑んできたシングルスペアを相手に1セット落としたもののその力を見せ付けました。


日本の応援は拍手とビニールの応援棒? 応援がおとなしいと言われる日本なりに頑張ってましたが、そろそろサーブというところでちゃんと静まったりと、やはりお行儀はいい・・・(笑)


こちらはインドの応援団。
数は圧倒的に日本の方が多いですが、声は大きくかなりインパクトを与えていました。
ちなみに、初日よりも昨日の方が圧倒的にインド人の数が多かったです。インドがダブルス大国ということを象徴するひとこまです。


最後はもちろん添田くん(笑)
インドのエースデバーマンと、インド陣営の後ろで何やら楽しそうにおしゃべり。

対戦成績は1勝1敗で、2008年以降対戦していません。
添田ファンとしてはこの対戦を見たかったんですが・・・。

いずれにしてもこういう光景が見られるのは個人戦ではなくデ杯ならではで、来年からこういう姿を日本でも見られるのかと想像するだけでなんだかワクワクしてきます(^^


杉田祐一選手が大金星で日本チーム勝利に王手!!!

デビスカップ初日が終わり、日本チームは2勝で早くも勝利に王手をかけました!

シングルス1 
杉田 祐一 def.ソムデブ・デブバルマン 6-3 6-4 7-5
シングルス2 
錦織 圭 def. ロハン・ボパンナ 6-3 6-2 6-2


杉田選手のシングルス起用は多くの人のど肝を抜いたと思いますが、このところ調子がいいという竹内監督の読みが見事にはまった格好になりました。
杉田選手の試合は、日本人選手の中では添田くんに次いで多く見てきましたが、彼のテニスの魅力は、ラリーの中から相手の甘いボールを見逃さず先にしかける展開の早さ、それを遂行する思い切りのよさ、そしてそれに向けてのプランがラリーの中から伺えるという見るものにとっての面白さです。
昨日はまさにそれがうまくはまり、本当に強い時の杉田祐一でしたね。

3セットを通じて一度もブレイクを許さず、ブレイクポイントさえ第2セットに1度与えただけ。お互いサービスキープできた4-4からのリターンでブレイクポイントを生かすことができませんでしたが、その次の5-5からのリターンでブレイクに成功。
本来なら負けてもおかしくない相手を見事に手玉に取りました。


錦織圭選手の勝利は誰もが疑わない揺るがないものだったと思いますが、これで日本チーム27年振りのワールドグループ復帰が現実のものになってきました。
その時の一番の立役者は言うまでもなく杉田選手だと思います。

去年の全日本で同期の伊藤竜馬選手に先んじて初優勝を果たしましたが、その後、伊藤選手が一気にランクを上げて100位間近のところまで上がってきたのに対して、杉田選手は少し遅れを取っている感もありますが、こういう大事な試合で挙げる大きな勝利は、本当に大きな自信を与えるものです。対戦相手としても、現役65位選手というのは、これまで勝利した選手のランクの中で最も高く、それも大きく更新することになります。



昨日はデジカメの充電もバッチリで色々写真を撮ってくるつもりでしたが、なんと電池を差し込んだまま外側のデジカメだけ持っていってしまい、渾身のガッツポーズが撮れなかったのが唯一悔やまれること・・・(笑)
ケータイで撮ったものを1枚だけアップしておきます。


ということで、2日目となる今日はダブルス1試合が行われます。

後のないインドチームは、当初予定されていたブパシ(ダブルスランク6位)に加えて、錦織選手と対戦したボパンナ(ダブルス14位)を投入してくると思います。
日本は残り3試合であと1つ勝てればいいので、ここを無理に取る必要もなく、案の定錦織・添田組から伊藤・杉田組に変更することになるようです。

ほとんどダブルスの経験のないふたりなので、おそらくスコボコにやられることが予想されますが(笑)、今日はインドのハイレベルなダブルスを堪能したいと思います。


ということで、添田くんは今日も出場なし。
ダブルスをこの布陣にしたことで、添田くんは最終日のシングルス起用が確実になってきましたが、ファンにはなかなかじれったい展開です・・・(笑)


Loading

!!!!! オススメ動画 !!!!!

adidas Tennis | Go Soeda | Yasutaka Uchiyama
(動画上の文字部分をクリックするとフルサイズで見られます)

アーカイブ

カレンダー

2024年4月
« 10月    
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

記事カテゴリー

「もう一度。」 添田豪を絶賛応援するブログ is powered by WordPress | WP Theme by One in a Million