100位突破に向け、強い追い風が吹いている




更新がギリギリになってしまいましたが、バンコクチャレンジャー2回戦、日本時間正午スタートの第2試合です。
相手は、今年なんと4度目の対戦となるライラー・デハート(280位/アメリカ)です。

短期間の間でこんなに何度も当たることってあるんですねぇ・・・。
今年の3戦ではいずれも添田くんが勝利しているので、今度もしっかり勝って欲しいと思います!


ところで、今週、100位突破を目前にした添田くんにドロー的にものすごい追い風が吹いています。

2回戦で当たる可能性のあったボールが1回戦棄権、QFで当たる可能性のあったトミッチが1回戦敗退&ルーチャックが1回戦棄権・・・と、ランクはいずれも低いものの、今週の厳しいドローを象徴していた強敵が次々にいなくなってしまったのです。
他にもドロー発表後の棄権が続出しており、その数はなんと6人(うち、シード選手3人)。それだけタイの気候条件が厳しいということなんでしょうか。

とはいえ、デハートとの今年の対戦には全てタイブレが絡んでいるし、ケガからの復帰明けながらトミッチを破ったウドムチョクがどれだけ調子を戻しているのか分からないのが不気味で、決して楽な訳では全くありません。そしてもちろん自分自身がへばってしまってはどうしようもありません。

でも、しっかり自分のテニスができれば上の姿を消した選手たちと比べて上位進出の可能性が大きくなったとは言えるでしょう。
自分にとっての強敵をなぎ倒して勝ち上がっていければ一番カッコイイですが、滅多にないこういうチャンスを逃さずに確実に結果を残すことも大切です。


先週今週と大会サイトがなく、なによりタイ語なので、大会の様子が全く分からずにいたのですが、バンコクの日本人向けテニスアカデミーで添田くんも現地に行く度に立ち寄っている「APF academies」のブログで大会や添田くんのことが紹介されています。(これによると、トミッチは暑さにやられてしまったようですね。やはり地元選手有利か?)

今回帯同されている浜浦トレーナーもブログを度々更新してくださっています。


>>本日のOOP

>>大会ドロー

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錦織圭を鼻血が出るまで応援し続けるブログが「添田豪、トップ100入り目前。トップ100に日本人が2人という歴史的瞬間が見れるか」で100位突破の可能性について考察してくださっており、上位選手のダウンにより準々決勝進出(つまり今日勝てば)でも可能性はあるということです。

が、やはり自力で決めたいですよね!

なかなか調べる時間がなく、過去日本人選手がどれだけランキング2ケタになれているのか分かりませんでしたが、歴代選手と合わせて、それがいかに偉業であるかを説得力をもって書いてくださっています。

最近やたらランキングのことばかり書いてますが、この「100位」という数字が長年日本テニス界にとっていかに手ごわい壁で、それを超えることがいかに素晴らしいことかが重々分かるからこそ、その瞬間を少しでも沢山の人と共有したいからです。




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コメント(5)

  1. 私は今回はウドムチョクが最大の難関だと思ってますよー。いくら強くても暑さの中動けないと勝てませんので、その心配のないウドムチョクが一番怖い。

    ある意味「ご神託」。吹け!逆フラグの風!

    netdash

  2. やはりウドムチョク来ましたね。

    復帰後の結果を見るとまだまだ復調とは言えないようで、今の添田くんなら勝てる気がしますが、やはり敵は暑さと相手がホームであるということでしょうか…。

    sabumasa

  3. 興味が湧いたので、ちと調べてみたら、もう一つ勝っても2桁は確定じゃないことがわかりました。周りがみんなな勝ち進んでます(日本時間木曜の朝現在)。以下の通りです。
    97. Volandri 566-4 20/45/90/150/250 BCR
    98. Berlocq 561-0 20/45/90/150/250 BCR
    99. Andreev 540-0 ???
    100. Phau 532-20 45/90/150/250 BCR
    101. Greul 523-70 20 (=473)
    102. Ilhan 520-3 8/18/35/60/100 Izmir
    103. Beck 515-39 ???
    104. Soeda 512-7 15/29/48/80 Bangkok
    105. Andujar 510-6+12 20/45/90/150/250 BCR
    107. Kunitsyn 502-0 18/35/60/100 Izmir
     つまり、101位は間違いなく、103位は恐らく抜きます。これで102位。ところが、105位が予選勝ち抜きで12ポイント取って、さらにATP250で残ってて、107位もCHで残ってる。上はもっと混戦で、102,100,98,97位がみんな残ってます。99位のエントリー状況は不明ですが、添田くん、SFの29ポイントじゃきついかもです。110位まではなんとなく見ましたが、その下からどんな選手が上がって来るかわからない。今週も予想順位から3つ下がりましたから。
     当たり前ですが、このクラスになると周りは毎週のようにポイントを取る選手ばかりなので、予測が難しくなります。ここはあと1つとかじゃなくて、あと3つ勝って、すっきりと上がってしまえ、っていうのは無茶苦茶でしょうか(笑)。

    あもく

  4.  ウドムチョク選手の最近の戦績と現状のランキング(864位)をみる
    限りではいかにも勝てそうですが、実際にはそうは簡単にはいかない
    でしょう。
     先週のCHで明らかな復調の兆しが見られますし、いくら暑さの
    影響があったとはいえ、1回戦であのTomicをストレートで一蹴して
    いるというのは半端な実力ではできないことです。
     そのTomicには、5月のCremonaCHで添田が一蹴されているのです
    から。
     ただ、今後添田が100位以内に定着するためには、是非とも勝た
    なければならない試合の1つだと思います。

    コリコリ

  5. >あもくさん

    私が2日かけてチクチクと調べている間に先をこされてしまった・・・(笑)

    今ようやくアップしましたが、ご指摘の通り、ベスト4では計算ミスとか80位台選手のまさかの陥落でもない限り、まず無理でしょう。

    ベスト4まで残ってしまうと来週の予選に出られなくなる可能性があり、来週へのSEはないので、ウドさんに勝つとしたらもうこのまま突っ走って欲しいです!!

    と書きつつ、今週は進行が早いのでSFは明日?あるとしたらそこでもし負けても予選には出られます。さすがに決勝に行けば無理でしょうが、そこまで残った選手に対してまさかのWC・・・なんてことはないのでしょうか(笑)

    >コリコリさん

    コメントありがとうございます。
    まぁ実際そうなんですが、選手ごとに相性もあるし、一蹴と切り捨てるのはあんまりかと・・・(涙)
    粘りのテニスは最近添田くんの得意とするところだろうし、厳しい環境での戦い方を知っているウドムチョクと暑さの中で、どれだけいいテニスができるか、といった感じになるんでしょうか。

    sabumasa

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