デ杯インドネシア戦/日本全勝で2回戦進出!




金曜から今日まで有明コロシアムで行われたデビスカップ アジア・オセアニアゾーン グループI 日本対インドネシア戦。

日本 対 インドネシア
【ラバー1】伊藤竜馬 def. クリストファー・ルンカット(252位) 6-2 6-2 6-4
【ラバー2】添田豪 def. ウィスヌアディ・ヌグロホ(1783位) 6-0 6-0 6-1
【ラバー3】伊藤竜馬/内山靖崇 def. クリストファー・ルンカット/エルバート・シー 6-4 5-7 2-6 7-5 6-2
【ラバー4】杉田祐一 def. クリストファー・ルンカット 6-1 6-3
【ラバー5】内山靖崇 def. ウィスヌアディ・ヌグロホ 6-1 6-3


2日目が終わった時点で日本が3勝し、2回戦進出が決定!
消化試合となった今日も2勝し、日本は5戦全勝です!

金曜と昨日と会場に観戦に行ってきました。
その後の夜、時間はあったのですが、記事を書くにあたってのスタンスがなかなか見つけられず、更新がすっかり遅くなってしまいました。。


ワールドグループ残留はならず、アジア・オセアニアゾーンからの再出発となっている今年ですが、テニス媒体各社がレポートや選手・監督コメントなどをサイトやブログにどんどん更新しており、試合を見られない人にもかなり戦況が伝わる充実ぶり。史上最強とも言える日本男子テニスを盛り上げようという気概を感じることができます。

ということでそれらと同じことを書いても仕方がないので、今日はあえてデ杯について思うことなどを書いてみようと思います。


正直なところ、はじめは今回のインドネシア戦に添田くんが出る必要はあるんだろうか?と思っていました。
もちろん何があるか分からないのがデ杯の怖さでもありますが、それでもグループIIからようやく今年グループIに上がってきたチームを相手に、主力を除いたとしても日本の優位は変わりません。むしろ、それでもし勝てないようならチームとしてまだまだだと思うし、若手を積極的に起用できるのも低いラウンドのうちだけなので、今回は若手の布陣でいいではないか、ということを考えていたのです。


という中で、初日の添田くんの勝利がデ杯でのシングルス20勝目だということを当日知りました。

このページから添田くんの単複全試合の結果を見ることができます。(右下のMore resultsの文字を選ぶと全戦歴が出てきます)
http://www.daviscup.com/en/players/player/profile.aspx?playerid=30020575#


20勝の裏側にはもちろん敗戦もあって、去年の対クロアチア・ドディグ戦のようなドラマチックな勝利もあれば、対イスラエルのワインスラウブ戦のような本当に悔しい負けもあったと思います。かつては2セットアップからの逆転負けや、ワールドグループ進出のかかるプレイオフで勝負のかかった最終戦に敗れたこともありました。

2005年、かつて添田くんをデ杯メンバーに抜擢した竹内監督も昨年辞任してしまった今、スタッフも含めて古株であることは間違いないし、誰よりも経験がある分、誰よりもデ杯に対して大きな想いがあったとしてもおかしくありません。


上に書いた“若手の起用”ということで言うと、近年の日本チームの課題でもあるダブルスにてこ入れをすべく、今回ダブルス要員として内山選手が初選出されました。

そういう中で、開催前日の記者会見で語った「僕が若いチームを引っ張っていく気持ちで臨みたい」という言葉は、エースとしてだけでなく、ラウンドや相手国に関係なく参加すること自体がデ杯に対するモチベーションなのかもしれないことを表しているようにも思えます。
厳密に言うと、ファン仲間たちの考えなどを聞くうちに、そうなのかもなぁ・・・と思うようになったというか。

今回シングルス1として初日に登場し、あわやトリプルベーグルという大記録を達成しかけたりして、「ああ、やっぱり添田くんが出るまでもなかったなぁ(笑)」と思う部分もある一方、好きな選手が出場する以上はこちらもテンションを上げて絶賛応援でありたいと思います!!!


2回戦は4月5日~7日に行われます。

対戦国はまだ決まっていないのですが、ほぼ韓国で間違いないでしょう。
本来ならインドが来るところですが、インドは去年のオリンピック選手選考問題から続く協会と選手の不調が続いており、ダブルス7位のパエスを除く単複有力7選手がデ杯出場をボイコット。現在第4戦の試合中ではありますが、チームの勝利はもはや風前の灯・・・。

韓国との対戦になった場合、またしてもホームでの開催となります。




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コメント(1)

  1. 今回の添田選手参加は意義があったと思います。
    一つは、来年デ杯WG1回戦に向けたコンディション調整のシュミレーションを体験出来た事。
    今年のplay offもグランドスラム直後の開催です。
    GS本戦で勝ち上がれる選手になった今、以前よりかなり厳しい日程やコンディションになりますからね。
    これは実際体験して身体で覚えるしかないですものね。

    みかん

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