日本テニス協会は、昨日、2016年リオデジャネイロ五輪での金メダル獲得を目標とするテニス強化プロジェクト「G-Project」を発表。
ネットにあちこち掲載されている記事の断片的な内容を集約してみました。
実現性の最も高い女子ダブルスでの金メダル獲得が目標で、具体的な内容としては、フェド杯監督の村上武資氏をプロジェクトリーダーに、6年で1億円を投じてツアーコーチ、トレーナーなどを含む12人前後の協会スタッフが、2016年に選手としてピークを迎えるであろう現在20歳前後の女子選手12人を全面バックアップ。年間20~25週、ナショナルチームのスタッフとしてツアーに出場する選手に帯同する、というものだそうです。
現在ナショナルトレーニングセンターで行われている合宿をもってプロジェクトのスタートを切ったようです。
今回一期生として選ばれたのは、
森田あゆみ (世界ランク88位)
奈良くるみ (世界ランク122位)
瀬間友里加 (世界ランク157位)
土居美咲 (世界ランク165位)
不田涼子 (世界ランク188位)
石津幸恵 (2010年ウィンブルドンジュニア シングルス準優勝)
の他、
青山修子、井上明里、高畑寿弥、大前綾希子、牟田口恵美、尾崎里紗
の12人。・・・ってあれ? 去年のウィンブルドンJrでベスト4に入った井上雅ちゃんは入ってないのか。。
ちなみに、日本テニスとしては、1920年のアントワープ五輪(なんて知らないしww)以来、90年間メダルがないそうです。なんだか気の遠くなる話です。。
同様な強化策はすでに中国で行われていて、一昨年の北京五輪に向けて、2001年から女子ダブルスの強化を開始。その結果、2004年・2008年と女子ダブルスでメダルを獲得しています。ダブルスの強化を図ることでシングルスのレベルアップに結び付けたいというのは当然あるだろうし、最近の中国人女子選手の活躍はその強化の結果と言えるでしょう。
相乗効果をぜひとも期待したいところです。
主な情報元
6年で1億円…テニス「五輪で金」作戦 - nikkansports.com
金メダル獲得に向けて G-Project始動! - Tennis Classic break
目標はリオ五輪で金メダル テニスで新プロジェクト - tennis365
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