熱戦だっただけに後味の悪い勝利
2012年4月27日
高雄チャレンジャー2回戦、対ジミー・ワン(193位/台湾)に勝利し、ベスト8進出です!
仕事につきライブストリーミングは見ていないのですが、特に1セット先取で迎えた第2セットはブレイク合戦となりました。
0-1で迎えたサービスゲームで先にブレイクを許すもののすぐブレイクバックし、次にまたブレイクされたらすぐさまブレイクバック・・・と食らい付き、4-5で迎えたサービスゲームでは3セットポイント(3ブレイクポイント)という絶体絶命の大ピンチをストレートで凌ぎました。
そして、5-5で迎えたリターンゲームはものすごい攻防だったようです。
添田くんがブレイクポイントを初めて握ったところでライブスコアからも離れなくてはならなくなり、なんとかブレイクを!!!と思いつつ、15分ぐらいしてライブスコアに戻ると、なんとまだそのゲームが続いていました。その後もアドバンテージが行き交う激しい攻防が続き、デュースになってから20分は過ぎたでしょうか、添田くんがもはや何度目か分からないブレイクポイントを迎えたところで、スコアの下に突然「Winner:G.Soeda by retirement」の文字が。。
しばらく状況が飲み込めずぽかーんとしてしまいましたが、ライストで見ていたTwitterの観戦仲間さんの言葉を集約すると、どうも、このセット中盤でメディカルタイムアウトを取ったワンが、このゲームの途中に突然どこかに行ってしまい、戻ってきて何事もなかったかのように試合は再開されたものの、一旦サービスポジションに入ったにも関わらず突然ベンチに戻ってしまったそうです。
で、とても立ち上がれる状況ではなかったのでしょうか、添田くんが相手のベンチのところまで歩み寄り握手をして試合終了。。
最終スコアは 6-4 5-5 でした。
ワン本人のFacebookによると、「突然呼吸困難のような状態に陥ってしまった」とコメントしています。
台湾にはこれまでなかった男子のATP大会で、しかも同じ年対決ということでワンも相当の気合が入っていたことが容易に予想できます。
どこかに行ってた時間を差し引くにしても20分もデュースなんて、聞いたことないし。
そのゲームのすごさを顕著に物語るのがスタッツです。
第2セットに限定して掲載しますが、赤く囲った数字をご覧ください。
右側が添田くんのサービスゲームは5ゲーム28ポイントに対して、6ゲーム目まで行ったとはいえワンのそれは添田くんの倍以上の59ポイントにも及んでいます。このセット、添田くんはほぼ全てのゲームでブレイクポイントを握っていたような記憶がありますが、各ゲームそんなに長い攻防にまではなりませんでした。
つまり、やはりこの20分間に全てが集約されているのでしょう。
試合を見ているファンにとっても息を呑む攻防だったのだろうし、こういう形でゲーム途中にいきなり終わってしまって、添田くんに相手に根負けをさせてのブレイクを期待していたので、なんか後味が悪いというか少し残念な気もします。
増田健太郎コーチのブログによると、「非常に蒸し暑く、体力の消耗が激しい中、最後まで攻撃を続けていたことが、相手の無理を誘う結果になりました」とのこと。
それにしても添田くんは蒸し暑いところでの大会はホントに強いですね!
明日の準々決勝は第7シードのジェームス・ウォード(149位/イギリス)と対戦、個人的にはこの一戦が大一番になる気がしています。
今日は雨天中断もあり、試合の進行が遅れた影響で明日のオーダーオブプレイはまだ出ていないので、各自でスケジュールはご確認ください。
>>オーダーオブプレイ(夜中には金曜分に更新されるかと)
2回戦は雨天順延で明日に延期(2012高雄チャレンジャー)
2012年4月26日
今日予定されていた高雄チャレンジャーの2回戦は雨天のため順延になりました。
明日の現地時間14:00(日本時間15:00)スタートの第1試合に組まれています。
同じく第1試合に伊藤選手(第2セット途中から)、守屋選手の試合も組まれており、日本人選手ファンには熱い午後になりそうです(笑)
久々のハードコートも死角なし!明日は高雄チャレンジャー2回戦
2012年4月25日
本日行われた高雄チャレンジャー1回戦、
vs Konstantin Kravchuk(ロシア/184位) 6-3 6-4
2セットともにワンブレイクアップで見事勝利です!
この大会にはライブストリーミングがあります。私は試合中は仕事中の出先で見られなかったのですが、見た人の感想を聞いた感じだと、ほとんどラリーになっていなかったようです。相手がすぐにミスしてしまうというのがその論調で、添田くんの調子がいいのかまでは分からないという意見が多く、内容が気になりましたが、この大会で現地入りしている増田健太郎コーチのブログによると、「終始相手を休ませない攻撃と安定力は見事でした。セカンドはリードされる場面もありましたが、落ち着いてプレーしすぐに挽回してストレートで勝利しました」とのこと。
久しぶりのハードコートの試合、時差も含めて少し不安もありましたが、大丈夫そうですね(^^
明日に2回戦が入り、対戦相手は地元台湾のジミー・ワン(193位)になりました。
強敵ではありますが、今の添田くんであればしっかり勝ってくれると思います!
試合は現地時間14:00(日本時間15:00)スタートの第2試合に入りました。
明日から高雄チャレンジャー
2012年4月23日
ハードコートに戻り、明日から高雄チャレンジャーに第2シードで出場です。
台湾で行われるこの大会、台湾といえばルー選手ですが、彼も地元のトップ選手としてもちろん出場。第1シードなので、対戦するのは決勝戦です。
2月のシンガポールチャレンジャーでは決勝でやられてしまったので、今度こそ勝利を手にしたい!!!
クレーからの切り替えと時差でタフな部分もあるでしょうが、それはエントリーの時点で分かっていたことだし、一戦一戦頑張って欲しいと思います。
ダブルスは今週も伊藤竜馬選手と組んでの出場です。
このところダブルスには一切出ていませんでしたが、立て続けにこの組み合わせというのがちょっと興味深いですね。
伊藤選手もローランギャロス本戦ダイレクトインを決めましたが、もしかしたらふたりでペアを組んでダブルスに・・・ということも念頭にあるのかもしれません。あるいはデ杯を見据えてなのか・・・。
月曜日は単複ともに試合が入らなかったので、スケジュールなどについては試合の前日に改めてアップしたいと思います。
ATPのサイトにもリンクが貼られておらず、探すのにひと苦労しましたが、現地中国語で展開されている公式サイトをようやく見つけることができました。
FacebookやTwitterはやっていないようですが、ギャラリーやビデオ、最新情報の記事などは期待できそうです。
本戦スタートを明日に控え、今日は添田くんについての記事がアップされていました。
http://www.oecsportsmarketing.com/files/14-1000-1053,r44-1.php
中国語はもちろん分からないので、一旦英語にして読んでみたところ、目新しいことは特にありませんでしたが、チェンナイでベスト4にはじまり今季好調なことについて書かれています。
そして、これは実に目新しいというか初耳なのですが、大会開始前は100位台だったのに第5シード、第3シードと格上選手をバッタバッタと倒していくその様ゆえ、なんでも現地ではジャイアント・キラーと呼ばれたそうで・・・(笑)
最後に(添田くんは出てきませんが)大会プロモーション動画をどうぞ。
何と言ってるのかは一切分かりませんが(笑)、個人的な趣味嗜好の問題で、こういう動画を見るとなんか心が落ち着くのです。。
特徴的な敗退(2012サラソタチャレンジャー)
2012年4月19日
先ほど、サラソタチャレンジャー2回戦が終わりました。
vs マイケル・ヤニ(178位/アメリカ) 3-6 4-6
2回戦敗退です。。
しり上がりに調子を上げる相手選手に対して、苦労しながらキープを続けていた添田くんは、第1セット後半からキープができなくなり、結局この試合10度のサービスゲームで4度しかキープができませんでした。もちろんブレイクもしているのですが、サービスゲームでのスタッツが全体的によくなく、ブレイクポイントを与えたゲームは1度もキープできませんでした。
これで勝つのは難しかったと思います。
常にベストのプレイができる訳でもないし、こういう日もあるでしょう。
さあ、切り替えて次へ!!! ・・・と行きたいところなんですが、添田くんの戦歴をチェックしていて、勝敗を左右する大きな傾向があることに気がつきました。
3セットマッチに限定して調べてみたのですが、
今季、第1セットを取った時の勝率 100% (25戦25勝)
今季、第1セットを落とした時の勝率 0% (7戦7敗)
もう少し細かく書いてみると、第1セットを取った試合全25試合のうち、2セットで勝った試合は20回、フルセットを制して勝ったのが5回。つまり、第1セットを取った試合では今年1度も負けていないんです。
逆に、第1セットを落とした試合は7試合あるのですが、その全てでフルセットに持ち込むことなく2セットで負けています。
ちなみに去年は、第1セットを落とした試合は20回ありましたが、そのうち2セット負けが13回、フルセット負けが2回、逆転勝利が5回。負けは多いですが、全く勝っていない訳ではない。
もちろん、その日の調子にも寄る部分はもちろんあるでしょう。でも、調子がよくないから必ず負けるかというとそんなことはないだろうし、セットの中でなんとか立て直して勝ちに繋げてきた試合も沢山あると思います。
でも、ここまではっきりした数字として見ると、何か原因があるのではないかと思わずにはいれません。
今季の好調の理由を考えると、プレイスタイルの変化に尽きると思いますが、ライブストリーミングを見ていて、それにはまだ波があるようにも見えます。
細かな違いはもちろん分かりませんが、ストロークで相手を追い詰めてどんどんネットを取ったりする攻撃的プレイに精密性が加わって初めて成立するリスクの高いテニス、あるいは脆さのあるテニスであるようにも思えます。日々によって微妙に異なる調子やそれを支える積極性(逆に消極性)の影響も大きく受けるでしょう。
去年と今年の数字を比較すると、今季の好調の影の部分を垣間見れるような気がします。
逆に言うとそれが克服できたら、もうとんでもないことになるでしょうけどね(笑)
こういうのを分析する言葉を持っている人が説明すると、とても納得できるようなものが出てくるのでしょうが、どうもそういうのは得意でないのですが、ともかく今日の負けにそんなことを考えてしまいました。
来週はまたハードコードに戻って、台湾の高雄チャレンジャーに出場です。

最近のコメント