【速報】難敵コピルから1ブレイクを守りストレート勝利!/全米予選1回戦

現地時間火曜日から全米オープン予選が始まっています。

予選第30シードで出場している添田くんの1回戦が先ほど終わり、Marius Copil(173位/ルーマニア)相手に7-6(3) 6-3 でストレート勝利!
予選2回戦に駒を進めました。

Copilとは今年のローランギャロス予選1回戦に続いての対戦で、この試合私はほとんどスコアを見られなかったのですが、フルセットの末敗れています。
長身でとてもサーブがいい選手のようなので、条件的には今回の方が相手には有利な部分もあったはず。

接戦のスコアの通り、第1セットは双方ブレイクなしの本当に拮抗した展開になりました。
相手選手のファーストサーブの確率が50%を切り、ポイントは取れるし何ゲームもデュースに持ち込み、このセット6度のブレイクポイントを握りましたが一度もブレイクはできず。一方、こちらはセット後半でキープが簡単にできなくなり、3度のブレイクポイントを握られましたが全てしのいでなかなかしびれる展開の中タイブレークへ。
最初のポイントをミニブレイクした後、一時4-0*まで大量リードをつかみ、終始優位を崩さないまましっかり取り切りました。

大接戦でセットを取った後の最初のサービスゲームは、特にこういうブレイクが簡単ではない選手相手には実に重要なものですが、しっかりキープでき、2-1からのリターンゲームで今日初めてのブレイク!!!!!
3-1からのサービスゲームではブレイクポイントのピンチもありましたが、ここをしっかりしのいでそのままストレート勝利です。

こういう選手が相手だとプレイの質を一貫して落とさないことが重要になります。
前回の試合、青島チャレンジャー1回戦(対Ante Pavic)がまさにその好例(というのか?)です。試合を通してプレイ自体はとてもよくても、たった1度のブレイクが取り返しのつかない結果になることがあり、今日もそういう集中力が求められる試合だったのではないかと思います。

ああーーー、この試合は映像で見たかった!!!

予選2回戦の相手はまだ決まっていませんが、予選2日目に試合が入ったので、天候さえ問題なければ2回戦は明日行われると思われます。

他の日本勢はリオオリンピックから好調の杉田選手(予選第1シード)が2回戦進出、守屋選手は残念ながら予選1回戦敗退です。
ダニエル選手と伊藤選手は全米予選には出場しておらず、このふたりで本戦勝ち上がりを目指します。

>>全米予選ドロー


全米オープンへ!成都チャレンジャースタート!

6日からリオオリンピックが始まります。
日本勢男子は錦織選手に加えて杉田選手とダニエル選手もITF推薦で急きょ出場が決まったようです!
後者ふたりにとってはまたとない大舞台なので、頑張ってほしいですね!



とはいえ、このブログは8月23日から始まる全米オープン予選に向けて粛々と・・・(笑)
全米予選前ハードコートとしては最後の大会となる成都チャレンジャーが明日から始まります。

第2シードとして出場、1回戦の相手はAnte Pavic(379位/クロアチア)となります。
ランキングの上ではこちらが大きく上なのですが、内心イヤな相手になったな・・・と感じています。

というのもこの選手には2014年に2度対戦があり連敗しているということがひとつ。
そして今季、予選を突破したチェンナイでアルマグロを大接戦の末逆転で破っていたり、去年以前も時折ランキング2桁選手に対してアップセットをやってのけています。

その時の映像はこちら

この映像を見るとサーブがとてもいいことが分かりますが、過去の戦歴を見ると、出場する大会のレベル(対戦相手のランキング)には余り関係なく、予選からでも一気に勝ち進むか早々に敗退するかのどちらかばかりです。
つまり、プレイにはもしかすると大きな波がある選手なのかも・・ということが考えらます。

そのカギを占うのはやはりサーブの調子になると思われます。
添田くんは相手を波に乗せないようにサービスリターンが重要になり、かつ、簡単に先にブレイクをさせないことが大事になってきますね。


そして、実はゾッとするようなドロー・・・

本戦ドローを見ると、足の故障で長く試合から遠ざかり春から復帰しているティプサレビッチがワイルドカードで出場しており、なんと添田くんの山にいます。
正直ゾッとする思いですが、ともかくまずは初戦をしっかり突破して、ティプサレビッチのところまで行かねばなりません!

他の日本勢には関口選手、内田選手、そして予選を突破した仁木選手と吉備選手も本戦に名を連ねました。



>>本戦シングルスドロー

ダブルスにもエントリーしており、松井選手と組んで出場します。
単複ともに月曜に試合は入らなかったので、初戦は火曜日になると思われます。


復活の兆し見えた1週間。次はカナダ・ウィニペグCH!

日本時間明け方、ウィネトカチャレンジャーの準決勝が行われました。
第1シードの西岡選手と対戦し、2-6 3-6 で敗れ、ベスト4で敗退となりました。



西岡選手はいつもよりフラット気味の早く深いボールを多用していて、それに加えて持ち味の粘りのテニスと、これをしたら対戦相手は嫌がるだろうなぁ・・・というプレイで素晴らしかったと思います。
かたや添田くんは、アグレッシブに際どいところにボールを打ち続けていましたが、とにかく今日はそれがことごとくアウトになってしまいました。それが入って西岡選手がしぶとく返して・・という繰り返しの中でポイントを重ねていきたいところでしたが、先に自分からどんどんミスをしてしまい、これではとても勝負になりません。。
今日はファーストサーブの確率が第1セット52%、第2セット50%でセカンドサーブをどんどん攻められてしまってなかなか厳しい戦いとなってしまいました。
本音を言うと平均的に確率を上げたいところですが、もともとそれほど確率が高い方ではないので、今日が際立って低いというほどではなかったと思います。

ただ、そういう自分の持ち味をすっかり忘れてしまったかのようなウィンブルドン前週までの消極プレイを思い起こすと、こういう日もあるだろうとまだ納得がいくというか、そんな試合でした。



今大会は変則的なスケジュールで4日連続試合となってしまい、そのあたりの戦いにくさもあったと思いますが、それは全選手同条件なので仕方ないことです。
その中で持ち味である攻めるテニスで久しぶりに連勝でき、いい感触も得られたのではないかと思います!


来週はカナダ・ウィニペグチャレンジャー!

ということで、来週はカナダに移動して新設大会ウィニペグチャレンジャーに出場します。

初めて聞く地名だったのでどのあたりにあるのかな・・・?と調べてみたら、ウィネトカから直線距離でおよそ1000キロぐらい。
それぞれの街に国際空港もあり、移動は比較的容易なのではないかと思われます。
(まぁ遠征に使っている航空券のしばりなどもあると思うので、どう移動しているのかは実際には分かりませんが・・・)

時差はマイナス14時間(日本が進んでいる)で、シングルス本戦ドローが出てくるのは明日日曜のお昼頃になりますが、エントリー選手の状況を調べてみると、ワイルドカードで上位選手が飛び込んでこない鍵入り今週同様第5シードになると思われます。

他の日本勢では西岡選手、守屋選手、内山選手が出場予定です。



>>大会公式サイト


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