復活の兆しを感じるストレート勝利でベスト4進出!

先ほどウィネトカチャレンジャーの準々決勝が終わりました。
通常だと準々決勝は金曜日ですが、進行がなんだか早いですね・・・

def. Frank DANCEVIC(265位/カナダ) 7-6(3) 6-2


試合ふりかえり

ダンセビッチは2014年のデ杯ワールドグループ1回戦で対戦し、敗れた相手です。
とてもサーブのいい選手でかなりのハードヒットとスライスを交えた変則ペースのラリーで、どちらかというと第4シードのチウディネリの方が添田くんにとってはやりやすい相手なんじゃないかなと思っていました。

最初の2ゲームはラリーでこちらから先にミスが出てしまい、際どいところに打つボールがことごとくアウトに。0-2とされてしまい、ここからどう巻き返すのか・・・と思っていたら、試合が進むにつれ微調整ができてきたのか、最初はアウトになっていたボールがコートにしっかり入るようになってきます。
ダンセビッチもかなり走るタイプなので簡単にポイントにはなりませんが、根気よく左右に打ち続けることで徐々にペースがつかめているように見えました。
そして、2-4からのリターンゲームでブレイクバック!

ダンセビッチはサーブが入ればやはり脅威でしたが、ダブルフォルトがとにかく多く、第1セットタイブレークの最初のポイントもダンセビッチのダブルフォルト・・こういうのの積み重ねがプレイ全体からリズムを奪い、フラストレーションを生んでしまっているように見えました。
ファーストサーブは第1セット58%/第2セット70%と入ってはいるのですが、ダブルフォルトがそれぞれ3本と5本。せっかくのファーストの確率も台無しです。

第1セット5-6からのサービスゲームでは3セットポイントを握られる大ピンチを迎えますがそれをしのぎ、その後の第2セットでも自分のゲームでリードされる局面でも、それをしのげるという自信を持ってプレイできているように見え、ブレイクされたのは5-1からのサービングフォーザマッチ1度のみ。


復活に向けての徴候

今日は、ウィンブルドン以前までの試合とはその点が違っていたような気がします。
このところの試合でそれを感じられることは本当になかったので、こうして勝ち上がれていることもですが、これはいよいよ復活間近かな・・・と感じずにはおれません!

次の準決勝の相手は現在試合中で、順調にいけば第1シードの西岡選手。現在第1セットでリード中です。
まだ分かりませんが、相手がどの選手だろうと思い切りいくのみです!

そしてそろそろ1日間隔が空くはずです(笑)


夏の北米ハードへ!

ウィンブルドン予選・本戦観戦とロンドンを楽しみまくり、水曜日の夜に帰国しました。

帰国翌日はそうでもなかったですが、7月になってから一気に夏攻勢が凄まじいですね・・・。
ロンドンでは常に長袖で、時にはライトダウンだけでは寒くて仕方ないぐらいでした。ただでさえ夏は苦手なんですが、その急激な差にもうへばり倒しております・・・そして時差ボケもなかなか解消されぬ。。



添田くんのウィンブルドンでの2試合については、Twitterであれこれ実況しておりました。
ご覧になってない方もいると思いますので、こちらに少し書いておくと、2試合とも本当に素晴らしいプレイで、まさに「これが観たかったんだ!」というものでした。
残念ながら結果に結びつかなかったけど、3月末から3ヶ月の間一度も勝つことができず、最近はプレイから自信がなくなっているのが映像からでも痛いほど伝わってきました。
その中でウィンブルドンという場所でいいテニスで久しぶりに勝利を収めることができたことを大きな収穫と捉えたいと思います。
試合についてはその時の実況などをとぅぎゃったーにまとめましたので、こちらをご確認ください。



2試合とも、いずれも少しですが動画にも収めています。
(自分が観ることのついでに撮ったものなので、ブレブレだったり、映像で残すほどいい場面かという点はご容赦ください)



このブログとしてもじっくり振り返りたいところですが、来週からもう次の試合。
ウィンブルドンの観戦をしたことある方も中にはいらっしゃると思いますが、予選観戦については本当に情報がなく、行きつくのも観るのもなかなか一苦労でした。

時間がある時に観戦記は改めて記事化したいと思います。


夏の北米ハードへ!

ウィンブルドンから帰国後、落ち着く間もなくもうアメリカで次の大会の準備を始めています!

ウィネトカチャレンジャーに第5シードで出場します。
本戦は5(火)からのスタートとなるようです。

1回戦の相手は地元ワイルドカードの21歳Mackenzie McDonald(416位/アメリカ)に決まりました。

調べるとアメリカ大学テニスの名門UCLAの現役選手で、今年のNCAA Men’s Tennis Championshipでシングルスとダブルス2冠を達成した後、先月プロ転向をしたばかりのようです。
今シーズンは2大会にしか出場していませんが、去年は14大会とかなりプロトーナメントに出ており、トップ100選手から2度勝利を収めています。
これは実力未知数の要注意選手ですね・・・

ともかく久しぶりのハードコートでの試合なので、まずは思い切りいいテニスで波に乗りたいところです!
現地との時差はマイナス14時間なので、久しぶりの真反対時間での観戦となります。
ライストがあることに期待しましょう!

他の日本勢は西岡選手が第1シードで出場しています。



>>大会公式サイト


いよいよ芝での戦いへ!

来週月曜から始まるイギリスのイルクリーチャレンジャー、本戦ドローが発表されました。
いよいよ今年の芝での戦いが始まります!

結局そうはしなかったのですが、この大会は観戦の候補に挙げていた大会で、私がイギリスに到着するのはこの大会の決勝戦が始まるちょっと前ぐらいでしょうか・・しかし、ロンドンからは余りにも遠く(500キロぐらい)、もし添田くんが決勝に進出したとしてもさすがに観戦はできませんが(笑)

とはいえ、ここでの戦いが直接自分の見ることになる大会と直結しているのだと考えるだけで、嫌でもテンションが上がってきます。

ウィンブルドンに向けてグラスシーズンは先週から始まっていますが、例年に比べると添田くんの芝参戦はとても遅く、このイルクリーの次はもうウィンブルドン予選。
私も予選観戦に向けて、来週の今頃はすでに機上の人です。

得意のサーフェイスとはいえ、実戦の中でどれだけ感触を取り戻してウィンブルドンでピークに持っていくか・・少し不安要素もありますが、それはこのスケジューリングにした時点で本人も想定しているはず。
心身いい状態で迎えることでウィンブルドンで結果を出すためにそのプロセスを選択したのではないかと私は考えています。


情報まわり

1回戦の相手はVincent Millot(148位/フランス)に決まりました。

去年の芝での成績はウィンブルドン予選にぶっつけ出場だったにも関わらず、見事予選を突破して本戦に進出、1回戦で当時56位のポスピシル相手にフルセットに持ち込んでいます。
今年はローランギャロス予選2回戦で敗れた後試合には出ておらず、芝の大会は今季これが最初。

左利きで173センチとかなり小柄で、どんなテニスをするのかな・・と思って映像を調べてみたら、早いサーフェイスでの戦いとして参考になりそうな今年のマルセイユ(インドアハード)のものがありました。
ペイルとフルセットを演じています。


それほどパワーがある感じではないようですが、ミスが少なくとにかくよく走る!
タイプ的に西岡選手に近いものを感じますね。

ノーシード同士の対戦なので、映像で見るのは難しいかもしれませんが、まずは1勝、次はもう1勝・・・とにかくそれを積み上げていくだけです!

他に本戦から出場している日本人選手あおらず、守屋選手が予選2回戦から登場します。



>>シングルス本戦ドロー

この大会は 公式サイト公式Twitter もあるのでぜひチェックしてみてください!

あとひとつ、来週イギリスは余り天気がよくなさそうです。
練習時間確保含めて、あまり影響が出ないといいのですが・・・


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