今週は高額チャレンジャー上位進出ということもあってか、全く更新してないのに、沢山の方にブログが訪問してくださったようです。
どうもありがとうございます。そしてまた全然更新せずにすみませんでした。
色々と準備は必要ですが、この生活はあと3週間で終わりを告げます。
そのことについては、また今度書くことにします。
さて、今週のアプトスチャレンジャーは日本時間今朝行われた準決勝でバグダディス(106位)に敗れてベスト4敗退となりました。
でも、今週のプレイを2回戦以降映像で確認してみて、今日の試合は非常によかったのではないかと思います。
結果としては負けてしまった訳ですが、昨日までの相手と今日では言うまでもなく全くレベルが違っていました。
ショットの精度も粘りもあり、ポイントを取るのも簡単ではない。連続ミスでチャンスまでは与えてくれても、そこからの1ポイントが本当に遠い。
という中で、添田くんは相手を左右に振って、厳しいところにボールを打ち続け、チャンスがあれば前で決める・・・と自分のテニスを、非常に高いレベルで継続できたのではないかと思います。
昨日までならそこまでギリギリに打たずとも決まっていたものも、今日はそうはいかない・・・というところで、本当に際どいボールを打っていました。その中でミスもあり、本当に惜しいポイントもありました。
でも、それを継続してやることができました。それでいいと思うんです。
バグダディスは去年からの不調で大きくランキングを下げていますが、元8位の超強豪選手。
第1セットは4-4からのサービスゲームで迎えたピンチでダブルフォルトを犯して結局セットを落としました。
そういうイヤな落とし方をすると、どうしても次のセットで消極的になってしまいがちです。
それでも、手を緩めずに自分のテニスを続けていました。
試合後の添田くんのコメントを少しですが見つけることができました。
“He’s a great player, so I just tried to do my best,”
(彼は素晴らしい選手です。だから、ベストを尽くすことだけを心がけました)
said Soeda, who is ranked 117th on the ATP World Tour.
“I had nothing to lose. I feel I played good. It was a good week for me.”
(失うものは何もなかった。いいテニスができたと思います。今週は僕にとっていい大会になりました)
(http://www.santacruzsentinel.com/aptos/ci_26309913/baghdatis-cruises-finals-at-comerica-bank-challengerより)
手ごわい選手相手にそれをやり抜くこと・・・それは、このところの添田くんに少し見られなかったもののような気がします。
結果はもちろん残念なのですが、今日のテニスは本当によかったと思います。本人もそれを意識してできたのではないかと思います(^^
ということもあるし、個人的には今季のベストマッチと言ってもいいぐらいではないかと!
今週準決勝まで勝ち進んだことで、エントリーしていたシンシナティ(マスターズ1000)の予選に出ることができなくなり、次の試合は全米予選になります。
ただ、肋骨故障から復帰したばかりだし、連戦からのグランドスラム予選は負担も少なくありません。
あと、今日の試合中にメディカルタイムアウトを取っていましたが、右親指の爪(と思われる)回復のための時間を作ることができました。
ここで一旦試合から離れて自分のペースで練習に打ち込めることは、次のことを考えるといいことなのではないかと思います。
そして、大事な試合前の一番最後の試合で、相手が元トップのバグであったことも非常に大きな意味があるのではないでしょうか。
この遠征にはサンギネッティコーチが帯同してくれているので、あと1週間、添田くんをより高いレベルに引き上げてくれると信じています!
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