この春は第5の男に注目!!!

このところ、錦織圭選手を始めとする日本人選手の活躍で去年までと比べて一般メディアでテニスが取り上げられる機会も増えてきました。

でも、率直なところを言うと、高いレベルで結果を出しているのはデ杯メンバー4人だけ。。
それだけでもすごいことなのは重々承知していますが、4人がどんどん上に上がっていく一方で、彼らが作ってきた道を後から追ってくる選手が誰ひとりおらず、その差はむしろ開く一方・・・というのが現実だと思います。


という中で、彼らに次ぐポジションの、あの男が育ってきてますよ!!!
去年の全日本決勝で伊藤竜馬選手を逆転で破り初優勝した、守屋宏紀選手です。

ということで、今日は、久しぶりに添田くん以外の日本人選手をクローズアップする記事です。

昨年の全日本で初優勝の瞬間。これは我ながらかなりのいいショットと自負しております(^^)   撮影:sabumasa


守屋選手が2月27日付のランキングで初めて300位を突破して294位となりました。そして、先日の京都チャレンジャーにはなんと添田くんに勝って(調子は最低だったみたいですけど・・・と、添田ファンとして言い訳を入れておく)チャレンジャー初のベスト4で、3月19日付けの最新ランキングで一気に243位まで上げてきました!

デ杯メンバー以外だと、2009年に三橋淳選手が2ヶ月ほど200位台になったことがありますが、三橋選手は現在プロ活動を休止しています。そして鈴木貴男選手の2010年10月、それ以前となると、5年6年と遡らなければなりません。


日本の多くのトップ選手にとって、この300位突破というのが最初の関門なのかもしれません。そしてそのすぐ先にあるのが、カットライン200位台中盤ぐらいのグランドスラム予選です。

グランドスラム予選はある意味どの大会よりも熾烈で、それを突破するのは本戦で1回勝つことよりも難しいとさえ言われています。
その中で勝ち上がるのは本当に難しいことですが、まずはその場に立たないことには始まらないし、そこに立ってしまえば、例えギリギリでの出場だろうが100位付近のトップシードだろうが同じです。

直近のグランドスラムはローランギャロスで、その予選エントリー締め切りは予選スタート3週前の4月20日。去年のカットラインを調べてみたら、244位でした。そしてそのすぐ後にあるウィンブルドンの予選エントリー締め切りは5月27日。去年はカットライン260位でした。

守屋選手のポイントの状況を見てみると、5月21日に去年のイタリアフューチャーズベスト4の8ポイントが失効しますが、5月27日まではそれ以外に失うポイントがありません。つまり、はっきり言って今が稼ぎ時!

予選のカットラインは年によって上がったり下がったりもあるだろうし、今の段階では一概には言えませんが、守屋選手がこの2大会の予選に出場できる可能性はとても高いのではないかと思います。


長々と書いてしまいましたが、2012年、トップへの階段の第1歩であるグランドスラム予選に挑戦する侍がまたひとり加わるかもしれません。

添田くんを始めデ杯メンバーの活躍はとても嬉しいことだけど、守屋選手の躍進は、それと同じぐらいに、むしろ、日本テニス界にとってはそれ以上に大事なことではないかという気もします。

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毎年春に行われる大学フューチャーズシリーズ、去年は震災の影響で4大会とも中止になっていまいましたが、今年は開催されています。明日から3週目の甲府がスタートします。

甲府フューチャーズ
本戦 3月27日~4月1日

筑波フューチャーズ
本戦 4月2日~4月8日


守屋選手は甲府からは出場するようですが、第1週の亜細亜、今週の早稲田ともに出場していません。
これまで大会を賑わせていたトップシード選手を見られなくなるのは残念でもありますが、各大会の運営サイドが強調しているように、フューチャーズとは本来、世界に羽ばたいていくための足がかりとなる大会。たとえ日本国内で見られる機会が減ったとしても、世界各地のフューチャーズやチャレンジャーへとステップアップしようとしている選手を応援したいと思います(^^)


今、目の前にある目標 それはオリンピック!

日曜日のブログで「今後の事や取り組み」について書いてあると予告されていたテニスマガジンの最新号が今日発売になりました。

このブログをチェックしてくださっている方は当然読んでいるかと思いますが、ついに明らかになりましたよ!


ロンドンオリンピック出場への熱い想いが!!




例えばそのことを口にしてきた試合後のインタビューなどとは違い、あくまでも自分自身のメディアで初めてそのことを表明しました。

添田くんは、ブログやこの連載で何かについてそれほど深く言及をすることは余りない印象があります。だからこそ、ここまで突っ込んで説明するというのは想いの強さを表していること他ならないのだろうし、同時に、記事にも書かれているのですが、いつまでもチャレンジャーに出続ける最近のスケジューリングに対する異議の声が多くあるということの裏返しなんだろうとも思いました。

自分の目指すものに対して、これだけ明確に、力強く書いたことはなかったと思います。
だから、ここでは要約も含めて一切しないことにします。

まだ読んでいない人は、ぜひテニスマガジンの記事を読んでみてください!


と言いつつひとつだけ。文章の最後を「決めた以上、ぶれずに全力でやっていきたい」と締めくくっています。
なので、このブログも、オリンピックを目指して頑張っている添田くんをぶれずに応援していこうと思います。

ロンドンオリンピックのエントリー締め切りはローランギャロス終了翌日の6月11日です。


67位に思うこと

3月19日付けのランキングが昨日発表になり、先週の平果チャレンジャー優勝を受けて67位になりました!


去年春に初めて100位を突破した添田くんが表明した次なる目標は「70位、そして50位」。
再び100位台に落ちてから復帰するまで半年以上かかりましたが、そこからたった2ヶ月半でひとつ目の目標を達成してしまいました!


それにしても、67位ってとんでもないですよ!!!

例えば、今年ベスト4に入ったチェンナイを始め、穴場の250レベルであればツアーでシードが付きます。
そして、周りの選手を見渡せば本当にそれを痛感します。ツアー優勝の経験がある選手、マスターズでベスト16に入った選手、調子が悪くランキングを落としている選手などなど・・・ツアーでおなじみの錚々たる選手たちを追い抜いていってしまいました。
絶賛添田として活動を追いかけていても、いや追いかけているからこそ、正直こんなところにいていいのだろうか?という気がしないといった嘘になります。

でも、長年100位台前半で推移しながら、同じぐらいのランキングの選手になかなか勝つことができなかったけど、今季は2ケタ目前の選手と4度対戦して1度も負けていません。特に、セット終盤やタイブレークといった“ここぞの時”の集中力と、劣勢からの挽回が素晴らしく、接戦を何度もものにしてきました。
そういう今まで足らなかったものが持ち前の安定感にプラスされて、ここまで上がってこれたのだと思っています。
そしてそれらは、去年本戦から出場したツアーやグランドスラムで経験してきた悲惨すぎるドローが、結果的に上位選手と戦っていく上で必要なものを体感できたかけがえのない経験になったのだろうし、それが今の力となっているんだと思います。


この先失効ポイントもあるし、ランクが上がったり下がったりは繰り返されます。

が、今の時点でここまで上がってこれたことで、5月13日のウィンブルドンエントリー締め切り時、どんなに低く見積もっても90位台前半に留まることができるので、ローランギャロス、ウィンブルドンは本戦からの出場が確定と言える段階に入りました。そして、7月15日にエントリーが締め切られる全米も、仮にそれまで1ポイントも獲得できないとしても、現順位に当てはめると96位となり、今年の残りの全グランドスラムはまず本戦から出られると言っていいと思います。

本人の意向が知れる場、それを伝えてくれるメディアもなく、そんな領域に足を踏み入れてもなお、なぜいつまでもチャレンジャーに出続けているのか不可解に思っている人は少なくないと思います。
しかし、越智コーチ坂本正秀氏といった本人と極めて近い人物がこのところ発している言葉を見るに、6月11日がエントリー締め切りであるオリンピックを目指して活動しているのは間違いないと思います。

日曜更新された本人ブログ曰く、「今後の事や取り組み」について書かれているというテニスマガジンは明日発売です。


16位になった錦織選手はもちろんのこと、添田くんがいつの間にか67位まで上り詰めてきたことに驚き、そっちの方がすごいと驚くテニスファンの反応を相当数見かけました。

67位になったからといってツアーで上位進出できる訳でもグランドスラムで勝てる訳でもありません。しかし、後追いであってもトップ100と言える力を着実に付けてきた添田くんに、そこでの勝利が訪れるのは遠い話ではない気がしています。


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