デビスカップ クロアチア戦を振り返って(1) ドディグ戦
2012年2月13日
デ杯クロアチア戦を3日間がっつり生観戦し、先ほど帰宅しました。
この間沢山の方がこの記事を見に来てくださったようですが、全く更新せずにどうもすみません。
自分自身が観戦と応援に全力投球し、体力的にもなかなか余裕がありませんでした・・・。
書きたいことはそれは沢山あるのですが、全部書いていてはアップできるのがいつになるか分からないので、要点を絞って書きたいと思います。
【スーパー添田豪が日本のテニスファンを魅了】
スーパー添田豪とは、今年のチェンナイで全貌が明らかになったこれまでとは一味も二味も違う超攻撃的で強い添田くんのことで、私が勝手にそう呼んでいるのですが、今回も見事にそれが炸裂し、観戦に来た多くの日本のテニスファンを魅了しました。
超攻撃的の秘密、それはなんといっても「メンタルの強さ」ではないかと思っています。
それが発揮されたのが初日のドディグ戦です。
ホークアイの不調という予期せぬ事態でイヤな流れになり第2セットを落としてしまい、後のなくなった第3セット、正直言うと、ここからの逆転勝利は難しいと思っていました。
都度理由は違えど、そういう風にガックリと肩を落として後にひきずり兼ねないような展開になった時、気持ちが切れてズルズルと負けていく試合を何度も見てきたからです。
でも、対戦相手と比べて明らかにテニスが劣っていた訳でもなく、まだ行けると思える要素があったのは各メディアに出ていたコメントの通りですが、後のなくなった第3セット、そこからしっかりと気持ちを切り替えて攻撃の姿勢をやめないどころかさらに強めていったのは本当に素晴らしく、2セットダウンでありながら観客も期待に満ちていたのはこのままでは負けないという添田くんの気迫を感じたからではないでしょうか。
私も第4セット後半、このセットを取れたら勝てると思っていました。
添田くんの売りはとにもかくにもストロークの正確性ですが、相手が強くなればなるほど、その精度を上げないと勝つことはできないでしょう。
でも、それを劣勢やピンチの中で貫くのは本当に難しいことです。でも、勇気を持ってそれを実行していました。
2セットダウンからの逆転勝利という劇的な展開も手伝って、ファイナルセットで会場から大きな「添田コール」が沸き起こったのは、その姿が観客を魅了したからだと思います。自分もそこに加わりながら、なんとも言えない感慨やら興奮やら色んなものが入り混ざっていました。
【スタミナ、フィジカルの向上】
今回、ドディグとはフルセットのロングマッチになりましたが、5セットマッチでの勝利はこれが2回目。2セットダウンからの逆転勝利は初めてです。
これまで4セット以上のロングマッチを14回経験していますが、これまで4セットを3勝7敗、5セットでは1勝3敗。ちなみに、5セットゲームは約4年振りで、4セットゲームも去年のウィンブルドン決勝以来7ヶ月以上ありません。
正直、圧倒的に経験が乏しく勝率も低いと言わざるを得ません。
テニス自体では負けていなくても勝つのは難しいだろうと思ったのは、上のこともあり、これだけの激しいラリー、運動量が5セット持つとは思えなかったからですが、今回は相手が上位選手でありながらそれが目に見えて衰えることがなく、むしろ後半はドディグの方が足に来ていました。
その結果、4セット以上となった試合で、ランキングが1位でも上の選手に対する初めての勝利という大きな大きな結果を得ることができました。
ドディグには先月に続いての勝利となりますが、それが5セットの試合であったこと、そしてそれが2セットダウンという絶体絶命からの逆転だったことは、これからグランドスラムでの勝利、勝ち上がりを目指す上でこの上ない自信になるのではないかと思います。
最終日のカルロビッチ戦は、後日別の記事で掲載したいと思います。
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