日本人男子、100位台時代到来!

昨日、伊藤竜馬選手がブラジリアチャレンジャーでチャレンジャー初優勝! 今日付けの世界ランキングで189位となり、キャリアハイを更新しました。
添田くんはビンガムトンチャレンジャーベスト8により109位に、錦織圭選手がビンガムトンチャレンジャー優勝により148位にそれぞれランクアップ。

これによりランキング100位台に同時に3人が入りました。
ちなみにこれ、ものすごいことなんです。


今年の4月~5月にかけて添田くんと杉田祐一選手の2人が3週間の間だけ揃って100位台だった時期がありますが、現在杉田くんは12連敗中と辛抱の時が続いており、247位とランクを落としています。その前では添田・錦織の2人というのがありますが、それ以前、100位台にふたりという状態は、2002年にまで遡らねばなりません。
ここ10年ぐらいの国内のトップ選手として思い当たる選手のキャリアハイを調べてみました。

茶園鉄也   339位(1998年4月/当時24歳)
土橋登志久 359位(1998年5月/当時21歳)
増田健太郎 344位(1998年5月/当時26歳)
鈴木貴男   102位(1998年11月/当時22歳)
石井八起  207位(2000年2月/当時22歳)
本村剛一  134位(2000年3月/当時26歳)
寺地貴弘  219位(2000年4月/当時20歳)
岩見亮    260位(2003年6月/当時24歳)
岩渕聡    223位(2003年10月/当時28歳)
松井秀俊  261位(2006年6月/当時28歳)


100位台になった選手は鈴木貴男選手と本村剛一選手しかいません。(ちなみに、1999年から2002年にかけて断続的に8ヶ月間ふたりともが100位台だったことがあります)
私はこれを数字でしか見ていないし、引退した各選手の活躍や背景などを全然知りませんが、現在と概ね同じようなトーナメントシステムの中で活動していた(る)彼らを現在のシステムに当てはめてみると、大半がフューチャーズレベルでチャレンジャーで上位進出できるかどうかという位であることが分かる。グランドスラム予選出場のなんとなくのボーダーラインである200位台前半のランクであった選手は半分しかいません。

これよりも前となるとキャリアハイ46位の松岡修造氏がいますが、ここからさらに遡ろうとすると、トーナメントシステムや国内の大会の数などが全然違い、比較はもはや意味をなさないので割愛します。

上に並べた選手たちは現在トップ選手のコーチとして活躍していたり、情報としてすごく強かったということを目にするけど、世界ランキングだけで見るとそれほどでもないことが分かり、正直驚きました。
もちろん彼らが大したことないとか言うつもりは全然なく、海外のよりレベルの高い大会に挑むための足がかりとなる国内チャレンジャー大会が、彼らが活躍していた2000年代中盤にはひとつしかなかったことは大きな要因としてあるでしょう。


ただ、2008年以降は京都・横浜・豊田と3つも開催されています。錦織くんという世界的にもトップ候補として認められる選手の存在が、現役の選手に大きな刺激になっていることは間違いないでしょう。このふたつは、これまでの選手が達することができなかった100位台という領域の選手を複数生みだした要因としてものすごく大きいのではないかという気がします。
そしてこの3人に限らず、国内トップ選手のレベルが上がっていくことで、他の選手や下の世代の選手に必ずや好影響を与えるでしょう。


ところで、100位台にこだわる理由について。
近年の男子選手がなかなか到達できなかったレベルであるということはもちろんですが、このランクであればまずグランドスラム予選への出場が可能で、予選に勝ちさえすれば本戦で戦うことができるからです。

日本国内では、テニスをよく知らない人でもグランドスラムは知っているという人が大部分だろうし、添田くんが初めてウィンブルドン本戦に出場した6月、グランドスラムの注目度や位置づけの大きさを改めて実感しました。
一般的にスポーツは、やはり男子が強くて始めて広く注目されるのではないかと思うのです。


もちろん100位台は通過点に過ぎないし、ここからが本当の意味でのスタートラインかもしれません。
けど、そこに彼らがいるということを想像するだけでなんだかワクワクしてきます。そう思うのは私だけでしょうか(笑)

いいオチが思い浮かばないので、記念にATP 公式サイトのランキングの該当箇所をキャプチャーしてみました(笑)
(杉田がんばれーーー!の意味も込めて4人にしてますww)


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