トップ50も可能- 準優勝のモンフィス、添田豪を高く評価
2010年10月10日
ジャパンオープン、終わりましたね。
今年はできる限り現地観戦を最優先し、行かない時は残業しまくりで、私自身完全燃焼しました・・・。
自分が見た試合のレポートなどは改めてアップするかもしれません。
今日は、実に貴重なコメントを紹介したいと思います。
今大会準優勝を飾ったガエル・モンフィスの1回戦・添田戦のコメントです。
WOWOWテニス解説でおなじみの坂本正秀さんがモンフィス本人から入手し、Twitterでつぶやかれたものを許可を得て転用させていただきます。
http://twitter.com/hide_sakamoto/status/26827008521 より
添田くん曰く「自分の全てを懸けた試合」(本人ブログ10/5より)で、まさにそれを体現するかのように今年最高のテニスを地元のファンの前で披露したというのに、センターコート錦織戦ナダル戦の裏だったばっかりに、放送がないどころか会場に足を運んだごく一部の人にしかこの試合を見られることがなく、同じ理由から、どのサイトにも試合の内容が全く紹介されておらず、試合直後は正直怒りすら覚えておりました・・・。
テニスサイトでさえ「惜敗」のひとことで片付けられては我慢ならんというか、そんなんテニスをちょっと知ってる人がスコアを見れば誰でも分かる訳で、それ以前に公式サイトにはそれさえも書かれていないなんて、もう考えられない話です。
ということで、無茶だとは思いつつもモンフィスにコメントを取ってもらうことはできないかヒデさんにTwitterを通じてダメもとでお願いしてみたのです。
試合を見ていない少しでも多くの人にその頑張りを知って欲しかったし、モンフィスの言葉にこだわったのは、そういう人たちに試合の内容を伝えるためにこれ以上説得力のある言葉はないと考えたからです。
で、モンフィスのコメントなんですけど、試合序盤から長いラリー後モンフィスがキツそうにしていたり、イラついてるように見えたのは思うように体が動いてくれなかったからかもしれませんね。
それでも第1セットあそこまでトップ選手を追い詰めた添田くんの気迫のこもったプレイへの評価は全く変わらないし、一方で、準々決勝のロディック戦はファイナルタイブレークにもつれ込む激闘だったけど、この試合でも終盤かなりキツそうにしていました。でも勝ってしまった。
体力的に追い込まれた時こそ真価を発揮するタイプの選手なのかもしれないし、昨日のナダルトロイツキ戦でも、トロイツキがマッチポイントを2度握り、本当にギリギリのところまで追い詰めながら、結局ナダルが勝ったのも、土壇場で「負けない力」と言うか、そういうものを持つからこそ強豪ひしめきあう中でもトップにいることができるのかもしれません。
そして、「トップ50」という言葉が何より嬉しかった!!
多くの日本人選手にとってそれは雲をつかむような話だけど、今年最高のテニスを何度も何度も繰り出すのは難しいにしても、力としてはそれだけのものを持っているというお墨付きを現役15位選手に貰えたのです。
大会から大会へ連戦を続ける中で、いいプレイが出来る日もあれば全然ダメな日もあるだろうけど、添田くんには大きな自信を持って頑張って欲しい!!
WOWOW中継対応や日本人選手のサポートなど、大会期間中本当にお忙しかったようなのに、いちファンの自己満足のためのお願いを聞いてくださり、ヒデさんにはホントに感謝しています。
そこまでしてくださるなんて、実はご自身が添田豪を絶賛応援している人のひとりだったりして・・・とか思ったりして(笑)
戦いはまだまだ続く
2010年10月8日
今日の添田錦織ペアのダブルス2回戦、3-6 2-6 で敗退となりました。
試合序盤だけ、下に書いたJTAオンラインでストリーミング観戦していたのだけど、少ししたら突然画面が消えてしまい、結局試合が終わるまで復活することはなかった・・・。
ふたりが入場する前にはコート全体が映し出され、観客席には立ち見もたくさんおり、入場規制もかかってものすごい熱気だったようです。そしていつもならセンターコートで試合のナビゲーターをやっている松岡修造氏がなぜか1番コートに。これって異例中の異例のことではないでしょうか。
世界トップ選手のシングルスを差し置いてダブルスの試合をセンターに入れることは出来なかったろうけど、その計らいに日本人選手を盛り上げようという気概を感じました。
ということで、添田くんと錦織くんは休む間もなく明日上海に出発。
土曜日からの上海マスターズ1000の予選に揃って出場です!
マスターズは予選から50位台60位台の選手がうようよおり、今週に続いて強豪との対戦が予想されます。
でも、モンフィス相手にあれだけの試合をやってのけ、ダブルスで勝利をもぎ取った添田くんは、大きな自信を持って乗り込むことができるでしょう。そしてこのところ試合で余り元気のない錦織くんは、ダブルス1回戦の終盤で持ち前ののびのびとしたプレイを見せていたし、小さなトンネルから抜けるきっかけになったかもしれません。
ジャパンオープンはいよいよ佳境で、個人的には明日はついに初ナダルなので実に楽しみな一方、上海にもアンテナを張って日本から応援したいと思います!
ということで、日本人選手の来週のエントリー状況です。
(ランキングはエントリー締め切り時点)
予選 Soeda Go 104
予選 Nishikori Kei 123
予選Alt 2. Sugita Yuichi 221
予選Alt 16. Matsui Toshihide 487
杉田祐一選手はウズベキスタンのタシュケントチャレンジャーに本戦入りできていましたが、そちらをキャンセルして上海の順番待ちをしているようです。エントリー締め切り当初は伊藤竜馬選手の名前も入っていましたが、取り消しされています。
(10月8日追記)改めてリストを見直したら予選に入れていたのに、杉田くんもOUTしていました。来週はソウルチャレンジャーもあるし、移動もしやすい近場なので、伊藤杉田にはぜひともチャレンジして欲しかったのですが・・・
■タシュケント/ウズベキスタン (チャレンジャー Hard $125,000+H)
本戦Alt 57. Mitsuhashi Junn 451
本戦Alt 62. Matsui Toshihide 487
■ティブロン/アメリカ (チャレンジャー Hard $50,000)
本戦Alt 40. Mitsuhashi Junn 451
ティブロンは去年添田くんがノーシードから出場して優勝した大会です。
1年経って、この大会ではなくマスターズの予選に出られる順位まで上がってきました。なかなか感慨深いものがあります。
JTAテニスオンラインなら今日の添田錦織ダブルスが見られる!
2010年10月7日
昨晩の記事、改めて読んでみると、我ながら言わんとすることが全く分からない・・・。
一昨日なんだか寝付けず3時間ぐらいしか寝ておらず、記事をカチカチ打ちながら頭が全く働いていなかったような気がします。
昨日も結局4時間睡眠。かなり疲れが溜まっており、頭がボーっとする中なんとなく仕事してます・・・。
で、すっかりそのことを忘れていたんですが、日本テニス協会が運営するJTAテニス!オンラインで、ジャパンオープンのセンターコートと1番コートの試合をライブストリーミングで見ることができます。(WOWOWで放送されるカードの放送はなし)
この動画を視聴するには月額420円の有料会員になる必要がありますが、去年の全日本準々決勝・添田近藤戦をどうしても見たくて登録して以来、日本テニス界への小さな投資と考え(笑)、解約せずに支払いを続けています。
(ちなみに、このサービスには無料会員もあり、過去の試合に限って動画単位でお金を払って見ることができます。有料会員であれば動画単位での支払いは不要。この過去の試合ライブラリーは少し時差があり、今年のデ杯フィリピン戦ぐらいまで上がってきていますね)
とって付けたような追記ですが、昨日の添田錦織ペアの試合は、「コンビネーションの不足、錦織くんの堅さとミス、それを引っ張る添田くんの好プレイ」という前半と、「ふたりのプレイがかみ合ってきて、錦織くんが調子を上げてきたことによりシングルスの試合をそのまま持ち込んだようなスーパープレイが炸裂」という後半に分けられると思います。
続けてプレイをすることで、ふたりもより噛み合ってくるだろうし、昨日よりも今日の試合の方が見る方もより楽しめるのではないか、という気がします。
添田錦織組のダブルス2回戦は今日NB15:30から1番コートに入っているので、これに登録することで仕事でどーうしても有明に行けない人も(笑・・つまり自分のことな訳ですけど、、)試合を見ることができる訳です。
一応ジャパンオープンのHPにもこのサイトへのリンクは貼られているのだけど、右上にテキストリンクがあるだけで、全く気付きませんでした・・・。
こういう有益な情報は、ドドーンとバナーとか置いてPRして欲しいなぁ。
http://www.tennisonline.jp/top.jsp
ダブルスは終電ギリの逆転勝利!
2010年10月7日
添田錦織組ダブルスの試合は23:40過ぎに終わり、4-6 6-3 10-3 と逆転勝利で2回戦に進出です!
あくまでも個人的な感想ですが、2人のプレイスタイルあるいは性格的な意味での属人性によるものなのか、前半はペアとしての未熟さを感じずにはいられませんでした。
でも、ふたりが余りかみ合っていなかった序盤から、少しずつコンビネーションが生まれ、シングルス巧者ふたりという組み合わせゆえの見事なショットが炸裂し・・・と試合の展開そのままに観戦側にもそのテンションが伝わり、観客を本当の意味で味方につけていったように思います。
去年のジャパンオープンでも終了がすごく遅い日があったんですが、それでも22時台には終わったような記憶があり、セット間だったか、松岡修造氏が何度も終電の時間をアナウンスしているのはちょっと笑えました。そしてすごく助かりました(笑)
試合終了とともに会場を飛び出したので、勝利インタビューを聞くことができなかったのが残念ですが、錦織くんはすごくハキハキと答えていたそうで、このふたりで掴んだ勝利をシングルスへの自信につなげて欲しいと思います。
添田くんはこの勝利で、去年のジャパンオープンに続いて、2年連続のダブルス2回戦進出です。
今日同じく試合があった鈴木貴男・松井俊英ペアは同じくスーパータイブレークの末破れ、日本勢男子の勝ち残りは単複含めて彼らペアだけとなりました。
明日また2回戦が入るようです。
シングルスからの連戦かつ終了時間が遅すぎてなかなかゆっくり休めないでしょうが、また明日頑張って欲しいと思います!
今年最高のパフォーマンス
2010年10月6日
ジャパンオープン1回戦、
vs ガエル・モンフィス 6-7(10) 4-6
負けてはしまいましたが、本当に素晴らしい試合でした!!
生で試合を見てしまうと、つい1ポイント1ポイントの展開を追うので精一杯で、細かなところまで覚えていられないのですが、Twitterでつぶやいたものなどを見ながら展開を振り返ってみます。
【第1セット】
第1ゲームのモンフィスサービスをブレイクし、2-0からスタート。サービスゲームの度にブレイクポイントを握られつつしっかりキープし、このセットは双方2ブレイクで6-6となりタイブレークへ。1度7-6とセットポイントを握りましたが、追いつかれ、結局10-12で落としました。
【第2セット】
第1ゲームのサービスを落としますが、すかさずブレイクバックに成功し、4-4までタイ。そこからのサービスゲームを落とし、4-5モンフィスのマッチポイントを凌ぎ、ブレイクポイントも握りますが、モンフィスがサーブで凌ぎ試合終了。
前回の記事で「モンフィスのプレースタイルがどういうものなのかよく分からない」と書いたのですが、試合が始まって分かったのは「超人的に守備力の高いストローカー」ということです。
試合は一貫して激しいストローク戦となりました。
早いボールを厳しいところに打ち、モンフィスを徹底的に左右に走らせ、疲れさせるという、この対戦に向けてしっかりプランを練ってきていることが分かるものでした。添田くん自身守備型のストローカーだし、モンフィスがテンポよくどんどん打ってくるので、相性としてもよかったのかもしれません。でもそれ以上に今日はつまらないミスなどもほとんどなく、その作戦を遂行できるだけのショットのクオリティがすばらしく高く、微妙なジャッジなども手伝って思うように先行できないモンフィスがイライラしているような局面も見られ、駆け引きの面でも素晴らしい内容だったように思います。
今日はサーブがとてもよく、後半は1stがなかなか入らなくなっていましたが、そんなもん関係ないとでも言わんばかりのプレイで、とにかく自分に出来る全てを出し切っていることが伝わる、本当に精魂込もった最高のプレイを見せてくれました。
第1セットをタイブレで落とした時点で気持ちが切れてしまってもおかしくない接戦の中、第2セットに入っても集中力・ショットの質・運動量いずれも全く落ちることなくひたすら攻め続け、後半以降、ポイントごとにモンフィスはゼーゼー言って、ぐったりしているような状況になっていました。彼は勝利後もベンチから立ち上がることができずに、数分座ったままだったぐらいです。
という中でもどんなに厳しいボールでも長いリーチと脚力を生かして返してしまうモンフィスはやはり超人的で、ショットの質も落ちず、4-4という肝心どころできっちりブレイクし、ブレイクポイントも凌ぐ辺りやはりさすがの一言です。
でも、試合終盤のモンフィスの憔悴しきった表情はなんか気の毒な感じさえしてきて(笑)、もしも添田くんがこのセットを取ることができていたとしたら、この勝負は全く分からなかったと思います。
この試合はセンターコートでは行われていないし公式サイトにも詳細なレビューが載ることはないだろうというと思ったので、何か試合について核心に触れる言葉が欲しくて、それを一番持っている人、つまり対戦相手のモンフィスのコメントを聞きたいと思いました。(礼儀として対戦相手を称えるようなうわべのものではなく、ここまで自分をヘトヘトにさせた人に対する言葉の中には何かしら本音が込められるのでは、と思ったのです)
ということで、試合が終わったところで、試合を見ていたフランス語の話せる観戦仲間さんを掴まえて「フランス語でモンフィスに添田くんの印象を聞いてみて欲しい」とお願いし、退場のタイミングで聞いてくれました。
が、相当お疲れだったこともあるだろうし、警備員にガードされながらの退場だったので、言葉をもらうことは叶わなかったんですが・・・。
でも、何といっても15位の選手を相手に最後まで自滅することなく自分のテニスを貫き通せたことだけで充分だと思ったし、今年の成長をはっきりと感じることができた試合でした。
そして、勝手な買いかぶりですが、ナダルと錦織選手の裏で決して観客は多くなかったけれど、この試合を見ていた人の多く(私も含めて)は、添田くんがモンフィス相手にここまでできるとは思っていなかっただろうし、そういう人達にも感動とか興奮を与えることができたんじゃないかな、と思います。
まぁ、そんな感じ。
最後に、今大会も添田くんのサポートをしてくれている浜浦トレーナーの今日のブログです。
コーチのダビデ・サンギネッティ氏も、試合中に「今年最高のパフォーマンスだ!!」と絶賛するほど良い出来
だったそうです。
添田くん自身もブログで同じことを書いています。
今日の試合の余韻がなかなか冷めず、今後に向けての言葉なども思い浮かばないのですが、この試合は色んな面でレベルが上がっていることを自分自身実感できたものだったようです。
毎回毎回これだけのパフォーマンスを出すことは難しいでしょうが、今日のプレイに誇りをもって、これからもまた頑張って欲しいです!
明日は錦織くんと組んでのダブルス。
この試合だけ見るためにSS席を買ってしまいました(笑)
直前まで仕事して、滅多に見られないこのドリームペアを堪能してこようと思います。
【追伸】
この記事が本ブログ100回目の投稿になります。
そんな節目をこんなにいい内容に飾れて自分自身も本当に嬉しいし、これからまた頑張って色々書いていきます。
これからもどうぞよろしくお願いします!!




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