スミチェックを一蹴！ 全米予選2回戦に進出！！！
2011年8月24日
先ほど全米予選1回戦が終わり、
vs Tim Smyczek USA/240位 6-1 6-3 で2回戦進出です！！！
グランドスラム予選恒例というべきなのか（笑）、第1試合のライブスコアはなかなか順調に作動してくれないので、初めてスコアが立ち上がった時は第1セット2-0で、次に更新された時には5-1になっていました･･･
ということで、第1セットはほとんど何も分からないのですが、スコアが立ち上がった時点、2-0でのスタッツを見ると、1stサーブの確率が11本中5本となっていました。
1ゲームで11本というのは、デュースになってから最速でゲームになっても8ポイントで、ブレイクポイントも1回握られたようなので、かなり苦労してキープしたことが伺えます。
しかし、そこをしっかりキープして波に乗り、第1セットあわやベーグルか！？というワンサイドスコアで第1セットを先取。
順序が逆になりますが、5-1からのサービングフォーザセットでは、2セットポイントを握りながら追いつかれ、逆にゲームポイントを2度握られ、ここを取られたら流れが変わりかねないという大事な局面をしっかり逃げ切りました。
これが第1セットのスタッツです。
そして、見事だったのが第2セット。
これは2セット分合計のスタッツなので、差し引きで第2セットの分だけの数字を出してみたら･･･
1stサーブ 19本中15本（79％）
1stからのポイント 15本中12ポイント（80％）
2ndからのポイント 4本中4ポイント（もちろん100％）
第2セットはリターンから始まったので4度サービスゲームがありましたが、つまり、このセットのサービスゲームでは3ポイントしか与えてないのです。
正直添田くんの試合でこんなの見たことないよ！というぐらいの完璧ぶり･･･（笑）
第2セットもブレイクからのスタートでしたが、以降はお互いキープが続くものの、それは拮抗しているというよりも、リターンゲームでは力をセーブして相手に合わせて進めていったのではないか、という余裕さえ感じるスコアです。
その証拠に、5-3からのリターンゲーム。ここをブレイクできれば勝利というゲームで、0-30から30-30に追いつくと、30-40→40-40→AD-40→ゲーム･･･という理想的な展開で勝利を収めました。
セット終盤、リードする選手のリターンゲームでブレイクをして相手を追い込むという展開は、両者の力の差が歴然としている時によく見られるもので、スコアの上ではキープが続くので競っているようにも見えますが、そういう肝心どころで必ずといっていいほど試合が動くので、見ていて「さすがだな～」と感嘆したりするものです。
試合前に思っていたことを率直に書くと、添田くんにとってはこの夏北米での最初の試合だし、実は初めて全米予選に出場し、予選決勝まで行った2007年以降、一度も勝ち星を挙げられていません。
そういう苦手意識もあるかもしれないし、正直今日の試合はかなり競るのではないかと覚悟していました･･･。
が、本当に見事な勝利でした！
記事のタイトルで「一蹴」という言葉を使いましたが、そこまで言っても言い過ぎではないと私は思っているし、応援する側もそれぐらい強固な自信を持って応援するぞ！という気持ちの表れでもあります。
さて、予選2回戦の相手は、Sebastian Rieschick （217位/ドイツ）に決まりました。
今年の京都チャレンジャーで対戦しており、添田くんが6-2 6-4 で勝利しています。
次も期待したいと思います！
グランドスラム予選は棘の道・・・ 予選1回戦は本日深夜0時から
2011年8月23日
出勤前であまり時間がないので、とり急ぎ添田くんの入った山のドローだけ。
Go Soeda JPN (9)
v
Tim Smyczek USA/240位
Sebastian Rieschick GER
v
Roberto Bautista-Agut ESP
Dusan Lojda CZE
v
Yuichi Sugita JPN
Greg Jones AUS
v
Wayne Odesnik USA (19)
昨晩調べてアップした私の予想はいい意味で2つ外れ、予選第9シードになりましたが、やはりグランドスラム予選は棘の道であるようです･･･（T T
去年に続いて今年も杉田祐一選手と同じ山になってしまいました･･･＞＜
順当に行けば予選決勝で対戦ということになります。
なぜ16コもある山で2年続けて同じ山になってしまうのか･･･
（添田くん側立場ということだけでなく、杉田選手は日本人選手の中で添田くんに次いで好きな選手なのです･･･）
1回戦はTim Smyczekと対戦になりました。
予選第1シードグループに入ったとはいえ、彼はチャレンジャーレベルでは競合の選手。全く楽な戦いではありません。
対戦成績は添田くんの1勝で、今年4月のサラソタチャレンジャーで7-5, 4-6-, 7-6(5)と大接戦の末勝利しています。
激しい試合になりそうですが、先のことは考えず、まずは応援する側もこの1戦に集中したいと思います。
予選開始は本日日本時間深夜0時から。
添田くんの試合は第1試合目に入りました。
全米予選は第1シードグループを確保！！！火曜日からスタート！！！
2011年8月23日
今年最後のグランドスラムである全米オープンの予選が火曜日からスタートします！
時差はニューヨークの－13時間なので、明日の今頃にはいよいよスタートということですね･･･。
全米は添田くんが唯一本戦出場を果たせていないグランドスラムだし、名実ともにトップ100選手として今後活躍していくために、ぜひとも予選突破を果たし、本戦初勝利をここで挙げていただきたい！！！！！
グランドスラム予選を勝ち上がるのは本戦で1回勝つよりも難しいと言われており、誰と当たっても楽な試合はないと思います。
とはいえ、少しでも有利に進めるためには、予選出場選手の上位16人が得られる第1シードグループをなんとしても確保したい。
･･･ということで、随分前から気にしていたのが、予選シードのどの位置に入れるかということです。
予選エントリーは3週間前の8月1日でしたが、実際のシードは開催週の月曜日、つまり今日付けのランキングで決まります。
ということで、予選出場選手の今日付けのランキングを確認してみました。
それによると、添田くんは予選第11シードになる模様です！
エントリー締め切り時点の位置ではちょっと微妙なところでしたが、無事第1シードグループを確保しました！
（見落としなどもあるかもしれないですが、ダブルチェックはしたので誤差はあってもせいぜい1～2人だろうし、第1シードに入れないぐらいの大きなものではないと思います）
先日の烏海チャレンジャー優勝の80ポイントが効きました（＾＾
ちなみに、先日キャリアハイを更新した伊藤竜馬選手は、本戦Altの現在3番目にいましたが、TwitterのWilsonアカウントによると、たった先ほど本戦繰り上がり入りが決まったそうです！！！！！
実に嬉しい知らせですが、ここは添田絶賛応援ブログ･･･（笑）
添田くんは添田くんで、本戦目指して頑張ろう！！！！！
全米予選には、添田くんの他に杉田祐一選手も出場します。
予選ドローは予選開始前日の夜、つまり早ければ日本時間明日の朝には発表されると思われます。
>>ライブスコア
>>予選ドロー
まだ表示が出ていないので正確には確認できませんが、ライブスコアは試合開始とともに、予選ドローは発表後にこのページに出ると思われます。
最近のコメント