今日行われたジャパンオープンの予選1回戦、仁木選手と対戦して6-3 7-6(3)で勝利し、明日の予選決勝に駒を進めました。
今日はちょっとメロウかつ猛烈に眠いので文章がちょっとおかしいかもしれませんwww
今日は立ち上がりが本当に悪く、最初のゲームで2ブレイクポイントを握るものの結局しのがれ、特にバックハンドで驚くような簡単なミスを連発。。序盤は試合前の不安が的中したかのように、表情もどこか冴えず、難しい試合になるかも・・・と思わざるを得ないものでした。
それでも、積極的にネットを取ったり(しかし、パッシング抜かれまくってましたけど、、)果敢に攻めようとしている姿はしっかり伝わってきました。
第1セットはファーストサーブの入りが本当に悪かったですが、徐々にバックハンドも冴えてきて、気が付けば2ブレイク。
第2セットは非常に見応えのある高速ラリーの応酬でしたが、その中から添田くんがモノにするポイントが多く、早々にブレイクを奪い3-0に。
そこからブレイクバックを許してしまいましたが、仁木選手のプレイも素晴らしかったです。しかし、添田くんも前半のミスしまくっていたのとは同じ人とは思えないような際どいボールが決まりまくっていました。
試合を通じて、双方アドバンテージが行き交うロングゲームが何度もあり、スコアの割には試合時間1時間54分とかなり長めになっています。
第2セット終盤、仁木選手が足をつったと思われるようなしぐさを見始め、タイブレークの1ポイント目をロングラリーの末添田くんがミニブレイクをしたところで、足が限界に達したようで、仁木選手は歩くこともままならない状態になってしまいました。
添田くんは少しやりにくそうにしていましたが、しっかり取り切り勝利!
この勝利は初めて予選に出場して予選を突破した2005年以来、この大会で初めての勝利になります。
試合中、添田くんは何度も小さくガッツポーズを作り、気合を入れるような声まで出しながら、気持ちを上げようとしていることが分かりました。デ杯では時々見られる光景ですが、個人戦でそんな姿を見た記憶は余りありません。
そして、言ってしまえば本来の力を出すことができればそれほど難しい相手ではないと思うんです。そんな相手にこうして自分を鼓舞してまで戦うということの意味は何だろうと、この文章を書きながら改めて考えています。
自分にとってホームの大会、想いは強いんだろうと思います。でも同時に、レベルの高いツアー500とはいえ9年間ただの1度も勝つことができなかったこの大会のことをどう思っているんだろうか、勝利のイメージなど全く見いだせなかったのではないか・・・今になってそんなことを思います。
2006年以降やってもやってもひとつも勝つことができなかったこの大会。予選とか本戦とか関係なく、この大会で勝つということそのものが大きな意味を持つんじゃないかと思うんです。
ということで、明日は予選決勝。
相手はマシュー・エブデン(133位/オーストラリア)です。
覚えている方も多いのではないかと思いますが、エブデンは2013年の慶應チャレンジャー決勝の相手。1セットアップの第2セット2ブレイクからセットを落とし、ファイナルセット1ブレイクアップから敗れるという、完全に自滅以外の何ものでもない信じられない逆転負けでした。。
この試合は自分の誕生日だったこともあり、負けた時に怒りを爆発させた姿は本当に強く印象に残っています。
ただ、もう2年前の話です。
明日は、常にチャレンジャーの気持ちで目の前の選手に勝つことだけを考えてほしいと思います。
他の日本勢は守屋選手が日本人対決を制し、明日ヤングと戦います。
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