谷の先には進化がある・・・はず




昨晩行われた全米オープン予選1回戦、2-6 3-6 で敗れました。

数日前、バンクーバーで負傷した腕について回復に向かっているとTwitterに書いていましたが、試合前日のFacebookでは「できることはやった」と少し不安を感じさせる内容でした。


試合後、腕の状態や試合の様子について何か具体的な情報が上がるのを待っていたのですが、今朝、越智コーチからアップされた報告は、少しショックなものでした。

添田豪選手残念ながら敗退しました。バンクーバーでの怪我を持ってのUSオープン挑戦でしたが、最後まで戦えた事は非常非常に非常に大きな自信となりました。馬木トレーナーの毎日の治療、添田選手の痛みとの格闘の1週間は私には非常に辛い数日間で…

Posted by 越智 亘 on 2015年8月26日


ライブスコアでは、簡単にキープができないのに加えてリターンゲームでほとんどポイントが取れず、これは厳しいかな、思ったよりも腕の不安が残っているのかも・・・と思いながらスコアにかじりついていました。
相手のサービングフォーザマッチでは、0-30から30-30に追いつき次のポイントも取り、さらに2つのブレイクポイントを握り3度のマッチポイントを凌ぎました。結局ブレイクはできなかった訳ですが、それまでの状態も考えると、勝つことは難しいだろうと思っていました。
それでも、最後まで試合を捨てず粘り続けることがスコアからもありありと伝わってきて、本当に胸が熱くなりました。

そして、越智コーチのレポートを読んで、思わず泣いてしまいました。そうだった人は私だけではないはずです。


添田くんはフィジカルなどに問題が生じた時、外部にはその詳細は出さず事後報告にしたりすることが多いですが、おそらくあえてそうしているのだろうし、越智コーチからの報告で想像していた以上に状態が余りよくないことを初めて知りました。
大事なグランドスラムということで、無理を押しての出場だったのでしょう。。

まだまだ現役で頑張ってほしいと思うし、トップ100にも復帰を果たしてほしいと思います(というかできる!)。
だから、無理をしてもしも腕の状態が悪化するようなことになっては・・・と思う一方、目の前に迫った大事な大会に向けてできることをやり、最善を尽くすことも本人にとっては大事なことだったのかもしれません。


どうもうまくまとまらないのですが、とにかく本当にすごい選手だなぁと改めて思い直したのです。


次の大会は9月7日週に上海のチャレンジャーにエントリーがありました。
ただ、発症から1週間経ちまだ痛みが続いているのだとすると、軽傷ではないかもしれないという覚悟をファンも決める必要があると思います。

でも、越智コーチの「ここからの添田豪は更なるパワーアップで強くなります」という言葉を信じ、それを支えて焦らず待ちましょう。
試合後にトレーナーと今後について話し合っていたということは、添田くんはすでに前をしっかり見据えているということです。
詳しい検査結果などは帰国後になるでしょうが、それがどういうものだったとしても、それをきちんと受け止めて克服に向けて進んでいける強さを持つ選手だと私は思います。

改めて書きますが(これは自分に向けてでもあるのですが)、信じて待ちましょう。




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